衣替えの季節になると、防虫剤の臭いを体感します。
まあ、ある意味その季節の風物詩といいましょうか…。
でも、この防虫剤って嫌な臭いですよね…。
この臭い、ナフタレンや樟脳といった揮発性の成分が原因。
できれば、こういった臭いがないに越したことはありません。
ということで、この防虫剤対策を徹底的に調べてみました。
本記事では、防虫剤の臭いを消す方法などについて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.防虫剤の臭い消し!急がない時はコレ!
時間がある場合は、衣類を洗濯することでほぼ臭いが消えます。
心配な場合は、ワイドハイターやブライトなどの酸素系漂白剤を併用することで確実性が増しますよ。
でも、着用していないのに洗濯するのもなんとなく気が引けるもの…。
そんな場合は、以下の2項目の対策を試してみてください。
①風通しの良い場所で日陰干し!
そもそも防虫剤は、成分を揮発させて虫を寄せ付けないようにする薬剤です。
つまり、薬の成分は時間の経過とともに気体になって、最終的に消滅してしまうということ。
それを早めるためには、風に当てることが大切。
ハンガーに掛けて吊るし、2~3日風に当てるとことでほぼ臭いは消えます。
その際は、直射日光は避けてください。
直射日光は、衣類の劣化や変色の原因になります。
風については、必ずしも自然の風でなくても大丈夫。
扇風機の風でも臭いは消えます。
ドライヤーの冷風でも効果がありますよ。
②浴室の湯気!
実は、湯気には臭いを取り除く性質があります。
小さい湯気の粒子が衣類に付着し、臭い成分を吸着したまま蒸発してしまうという仕組み。
湯気が最終的に蒸発することで、臭いが消えるのです。
やり方は簡単!
入浴が終わったら、湯船のお湯の温度をなるべく上げてください。
可能な限り浴室に湯気を充満させて、そこに衣類をハンガーに掛けてつるすだけ。
数時間すると、臭いが消えます。
2.防虫剤の臭い消し!急ぐ時はコレ!
すぐにでも防虫剤の臭いを消した場合は、以下の2項目の対策を試してください。
①衣類スチーマー!
これは、前項の浴室の湯気を利用した消臭方法と原理は同じ。
衣類スチーマーがあれば、衣類に直接スチームを吹き付けることができるので、より短時間で消臭ができます。
これは、低価格で人気の衣類スチーマー。
衣類スチーマーの本来の目的は、ハンガーに掛けたままできる「シワ伸ばし」。
しかも、防虫剤の臭いの他に、タバコや焼肉などの臭いも消してくれます。
一つあれば、便利ですね。
ちなみに、衣類スチーマーでなくても、スチームアイロンのスチームでも臭いは消えます。
②衣類用消臭剤!
急ぐ場合は、衣類消臭スプレーを使いましょう。
ただスプレーを吹き付けるだけで、あっという間に消臭できますよ。
たとえば、以下の製品。
これは、花王の「スタイルケア」。
消臭効果が高い上、低価格で人気の製品です。
3.臭いのない防虫剤!
防虫剤には、臭いがあるタイプと無臭タイプがあります。
無臭の防虫剤を使えば、臭いを消す作業が不要になりますよ。
無臭だと、なんとなく「効果が少ないのでは?」と思われがちですが、それは間違い。
キチンと防虫効果があります。
これは、「ムシューダ」の引き出し・衣装ケース用。
引き出し・衣装ケース用の他に、掛けることができるクローゼット用もあります。
ところで、衣類を浴室にハンガーで吊るす対策を解説しましたが…。
本来、浴室は衣類を吊るす場所ではありません。
そんな浴室などを、物干しスペースにしてしまうアイデアを紹介した記事がありますので、ぜひ下のリンクからご覧ください。
物干しができれば、臭い消しも容易になります。
まとめ
以上が、防虫剤の臭いを消す方法などについてでした。
時間に余裕があるのであれば、風に当てながらの日陰干しか、浴室の湯気を活用してみてください。
急いで消臭したい時は、衣類スチーマーか衣類用消臭スプレーを吹き付けましょう。
でも、一番簡単なのは「無臭の防虫剤」を使うことですね。
ところで、職場などのロッカーの臭いが気になっていませんか?
下の記事では、ロッカーの臭い対策を解説していますので、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
それから、カーペットの臭いを消す方法を解説した記事もありますよ。