何度も書いたり消したりできる、便利なホワイトボードですが…。
使っていくうちに、徐々に消えにくくなって、汚れとして残ってしまうようになります。
汚れが残ってしまう原因は色々あるのですが、多いのがホワイトボード表面に傷がついてコーティングが剥がれてしまうというもの。
すぐに、文字を消せるようにするためのコーティングなので、それが無くなることによってインクが汚れとして残ってしまうのです…。
汚れを落としたいし、しかも、汚れを防ぎたい!と思っている皆さん!
大丈夫!簡単ですよ!
ということで本記事では、ホワイトボードの汚れの落とし方と予防方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ホワイトボードの汚れの落とし方!
ホワイトボードの汚れを落とす上で、絶対に使ってはいけないものが「メラミンスポンジ」。
メラミンスポンジで擦ると、確かにホワイトボードはキレイになります。
ですが、メラミンスポンジは研磨して汚れを落とすスポンジ。
つまり、ホワイトボードの表面が汚れと一緒に削り取られているのです。
そうすると、ホワイトボードはキレイになりますが、コーティングも削り取られて逆に汚れやすくなるということ。
気をつけましょう!
では、落とし方を説明しますね。
①最初は水拭き!
ホワイトボードの、汚れ落としの第一段階は「水拭き」です
汚れの度合いが低い場合は、これだけで十分にキレイになりますよ。
やり方は、雑巾を濡らしてから絞り、そのまま拭くだけ。
洗剤は使ってはいけません。
洗剤に含まれる界面活性剤がホワイトボードに残り、インクと反応することでこびりついてしまいます。
それから、雑巾は他の拭き掃除と併用しないでください。
ゴミが付着した雑巾でホワイトボードを拭くことで、キズがついてしまいます。
雑巾はできる限り、キレイなものを使いましょう。
②落ちない時はエタノール!
水拭きでも落ちない汚れに対しては、エタノールを使いましょう。
エタノールには、「消毒用エタノール」と「無水エタノール」がありますが…。
消毒用エタノールは、細菌などを退治する時間を稼ぐためにアルコール濃度が若干薄くなって揮発しにくくなっています。
消毒用エタノールでもホワイトボードはある程度キレイになりますが、頑固な汚れを落とすためには「無水エタノール」の方が良いでしょう。
これが「無水エタノール」。
余談ですが、無水エタノールはすぐに揮発してしまうために消毒効果がありません…。
使い方は、布に無水エタノールを含ませて、汚れの部分をピンポイントで拭くだけ。
水拭きで全体を拭き、その上で残った頑固な汚れを無水エタノールで拭くといった具合です。
ちなみに、誤って油性ペンを使ってしまった場合も、無水エタノールで拭き取るとキレイになりますよ。
それから、市販されているホワイトボード専用クリーナーもありますが…他の掃除にも活用できる無水エタノールの方が使い勝手が良いです。
価格的にもそれほど違いませんし、どちらかというと無水エタノールの方がやや低価格です。
2.ホワイトボードが汚れないようにできる?
続いて、ホワイトボードが汚れないようにする方法を説明します。
ホワイトボードの汚れの大きな原因が、キズによるコーティング剥がれ。
ですから、このコーティングを元に戻すことで汚れにくくなります。
ということで、コーティング剤が以下の製品。
これは、「ホワイトボード再生コート」。
「キット」ですので、コーティング剤の他に作業に必要なスポンジやクロス、ウエスなどがセットになっています。
こういったコーティング剤を塗布することで、汚れにくくなりますよ。
でも、価格は結構しますね…。
内容量が多いため、その分比較的安価な製品もあります。
こちらは、insの「ホワイトボード用コーティング剤」。
これも、キットになっています。
内容量を考慮した価格では、前の製品よりやや割安ではありますが、それでも結構高い…。
それから、汚れないホワイトボードがありますので、一応紹介しますね。
これは、「クリーンボード クレア」。
インクではなく、ボードに内蔵された磁石で文字や線を描きます。
ですから、インクを使いませんので、当然ですが汚れません。
また、しょっちゅうインク切れを起こすペンの補充が不要になります。
こちらは、「ガラスボード」。
文字を書くボードの部分が「ガラス製」なので、汚れることがなくなります。
ただし、ガラスなので重いのが欠点…。
もし、ホワイトボードの買い替えや新規購入を検討しているのであれば、参考にしてください。
ところで、仕事で長い時間椅子に座っているとどうしても蒸れますよね…。
そういった、椅子の蒸れ対策を解説した記事がありますよ!
よかったら下のリンクからご覧ください。
便利なアイテムがあります。
まとめ
以上が、ホワイトボードの汚れの落とし方と予防方法についてでした。
ホワイトボードが汚れたらまずは水拭き、それでも落ちないならばエタノールで拭いてください。
メラミンスポンジは、コーティングが削れるので使ってはいけません。
ホワイトボードが汚れやすくなったら、コーティング剤を塗ることで汚れにくくすることができます。
ところで、職場などで使う歯ブラシケースですが…使ううちに臭くなることがあります。
そういった歯ブラシケースのニオイ対策を解説した記事がありますよ!
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それから、靴の悪臭対策に関する記事もありますので、こちらもどうぞ。