ペンキが手につくと、なかなか厄介です…。
そもそも、ペンキは簡単には落とすことができないようにつくられていますので…。
手についたペンキも、簡単には落ちないのは仕方のないことなのかもしれません。
そんなわけで、何とかして簡単にペンキを落とす方法がないものか…。
調べてみたら、なんと!超簡単な方法がありましたよ!!
ということで本記事では、ペンキが手についた時の落とし方について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ペンキが手についた時の落とし方!【素早く落とす】
手についたペンキを、あっという間に落とす方法は2つあります。
それでは、それぞれについて詳しく解説していきますね。
①「PVP」「PVA」が主成分の糊!
手についたペンキ落としには、「糊(のり)」が有効です。
ただし、その糊は「ポリビニルピロリドン(PVP)」か「ポリビニルアルコール(PVA)」が主成分でなくていけません。
ですから、そういった成分を使用していない、「デンプン」が主成分の糊などでは落ちませんよ。
ポリビニルピロリドンが主成分の糊の代表格は、以下のようなスティック糊。
これは、トンボ鉛筆の「ピット」。
多くのスティック糊は、ポリビニルピロリドンを主成分としています。
使い方は、ペンキがついた手にスティック糊をたくさん塗るだけ。
糊が乾いたタイミングで、剥がしてみてください。
ボロボロと擦るように剥がすと、ペンキも一緒に落ちますよ。
ご家庭にある、スティック糊で試してみてください。
ご家庭の糊で、もしペンキが落ちないようであれば、その製品にはポリビニルピロリドンが使われていないと思われます。
時々、植物のデンプンを主成分としたスティック糊もありますが、それではペンキは落とせません。
ちなみに、上記の「ピット」の主成分はポリビニルピロリドンです。
ポリビニルアルコールが主成分の糊の代表格は、以下のような液体糊。
これはお馴染み、ヤマトの「アラビック」。
アラビックでも、ペンキが落ちます。
使い方は、スティック糊の場合と全く同じ。
ただ、ペンキがついた手にたくさん塗るだけ。
乾くのを待って、擦ってボロボロと剥がしてください。
②木工用ボンド!
それから、木工用ボンドでもペンキを落とすことができます。
黄色い容器でお馴染みの、コニシの「ボンド木工用」。
使い方は、前項の「糊」と全く同じです。
手に塗って、乾いてから剥がすだけ。
白いボンドが乾くことで透明に変化しますので、その時が剥がすタイミングです。
2.ペンキが手についた時の落とし方!【時間がある時】
急がない場合は、他の方法もあります。
水とハンドソープで洗うことでも、時間はかかりますが落ちますよ。
ただし、簡単には落ちません。
普通に生活しながら、数日かけて根気強く落としましょう。
これを早めるには、なるべく汗をかくこと。
ペンキがついた部分を温めてより多く汗を出せば、ペンキが落ちやすくなります。
そもそも、皮膚は新陳代謝するもの。
仮に、洗わずに放っておいてもペンキはやがて消え去ります。
つまりは、気にすることなく普段の生活を送ることでペンキは消えて無くなるということ。
肌が弱く「糊」が手につくことで荒れる方は、この方法で根気強く落としましょう。
ところで、ペンキに関する記事でしたがペンキの臭いも嫌なものですよね…。
ということで、ペンキの臭いを消す方法を解説した記事もありますよ。
よかったら、下のリンクからご覧ください。
意外な野菜が役に立ちますよ!
まとめ
以上が、ペンキが手についた時の落とし方についてでした。
手についたペンキは、糊か木工用ボンドを使って落としましょう。
ちなみに、マニキュアを落とす除光液でもペンキは消えますが…。
除光液は、肌の水分と油分を根こそぎ奪います…。
そのため、肌がガサガサに荒れてしまう場合が…。
肌が弱い人は、除光液はやめた方がいいでしょう。
ところで、洗濯物を部屋干しする際のスペースに満足していますか?
実は、工夫をすることで様々な場所が部屋干しスペースに変身しますよ!
そういったアイデアを紹介した記事がありますので、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
それから、洗えない靴の臭いを消す方法を解説した記事もありますので、こちらもどうぞ。