声を聞くと眠くなる…。
これは、よく学校の授業で経験したような…。
でも、好きな人と一緒にいてウキウキと楽しいはずなのに…眠くなってしまうのは…?
こういった不思議な現象…、…「不思議」と思いきや、実は理にかなった原因があるのです!
ということで、この不思議な現象を徹底的に調査してみましたよ!
本記事では、好きな人の声を聞くとなぜか眠くなる、この理由をわかりやすく解説していきます。
結構、深掘りしましたので、どうぞご期待ください!
1.好きな人の声を聞くと眠くなる理由!
好きな人の声を聞くと眠くなる理由は、大きく2つあります。
①好きな人の声で安心感!リラックス効果が!
好きな人と一緒にいること、これは安心感につながります。
一緒にいなくても、電話で声を聞くだけでも同じ。
つまり、安心感で精神的にもリラックスできるということですね。
これは、副交感神経の働きによって眠くなるのです。
この現象は、なかなか泣き止まない赤ちゃんが、一番安心できるお母さんに抱っこされることで、眠りにつくのと同じ原理なのですね。
②好きな人の声で体温の上昇!
好きな人と一緒にいて声を聞くことで、体温が若干上昇します。
(仮に無語でも、一緒にいるだけで上昇します)
一旦体温が上昇した後、徐々に体温が下がっていくことで眠くなるのです。
この現象は、お風呂に入ってからしばらくすると眠くなるのと全く同じ。
ちなみに、体温が上昇する要因は、好きな人と一緒にいることのほかにもあります。
緊張した時や、ケンカをした時も体温が上がるのですね。
しかし、緊張やケンカの場合は、ストレスが体温をあげていますので交感神経が働きます。
交感神経が働くということは、眠くなるのではなく逆に目がさえてしまいます。
③脳から分泌される幸せホルモンの影響は?
ということで、好きな人の声を聞くことで眠くなる理由は主にこの2つ。
リラックス効果と体温の上昇です。
脳の幸せホルモンの影響もあるといった情報もありますが、実はこれ、正確には間違い。
脳の幸せホルモンで、好きな人と一緒にいることで分泌される種類は「アドレナリン」「ドーパミン」「テストステロン」「エストロゲン」の4つ。
こういった幸せホルモンで、実は眠くはなりません。
逆にドキドキ感や、ワクワク感が増すのですね。
幸せホルモンには「セロトニン」というものもあるのですが、この「セロトニン」の分泌では逆に眠くなります。
ですが、好きな人と一緒にいる、好きな人の声を聞く状況では「セロトニン」は分泌されません。
2.それほど好きでもない人の声!眠くなる理由は!
今度は、好きでもない人なのに、話を聞いているだけで眠くなる理由も説明しますね。
実は、声の大きさや、話すスピードに変化がない時に眠くなります。
これはつまり、話しに変化が少なく退屈してしまっているということ。
話す声の大きさが一定、話しのスピードも一定、この2つが退屈につながります。
学校の授業でも経験ありませんか?
難しくて意味が理解できない状況であれば眠くなるのは当然ですよね。
しかし、別に話しの内容が理解できないわけでもないのになぜか眠くなる先生。
いませんでしたか?
これは、話し方に原因があります。
たとえば、雑誌やポスターでは「見出し」や「訴えたい言葉が」、一瞬で目に飛び込んできますよね。
これは、文字の大きさや色など変化をつけることで、最初に目に飛び込むほかに、何を訴えたいのかが理解しやすいように工夫されているのですね。
ちなみに、雑誌やポスターで、文字を全て同じ大きさと同じ色で並べたら、絶対に目に飛び込んでくるようなことはありません。
要するに、文字もそうなのですが、話しには「変化」が必要であるということですね。
まとめ
以上が、好きな人の声を聞くと眠くなる理由についてでした。
好きな人の声を聞くと眠くなるのは、「リラックス効果」と「体温の上昇」の2つです。
これは、心から安心しているのと、体温が上昇するのは本当に好きである証拠ですね。
ちなみに、好きでもない人の声で眠くなるのは、退屈感が増すからです。