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「発育」と「発達」の違いを解説!意味や成長との使い分けは?

      2018/12/11

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「発育」と「発達」どちらもよく使う言葉ですが、そういえば、この二つってどう使い分けているっけ?

なんとなく使い分けてはいるけど、二つの意味の違いはちゃんとは理解していないかも…
(-_-;)

ということで、今回は「発育」と「発達」の意味や使い分けなどについて調べてみました。
 

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1.「発育」と「発達」の意味の違いと使い分けは?

広辞苑をひいてみると、意味は以下のとおりです。

【発育】

・そだつこと。発生成育すること。成長。

 

【発達】

①生体が発育して完全な形態に近づくこと。

②進歩してよりすぐれた段階に向かうこと。規模が大きくなること。

③〔心〕個体が時間経過に伴ってその身体的・精神的機能を変えてゆく過程。成長と学習を要因として展開する。

 
両者の違いを見比べてみると、「発育」植物を含めた生物の体が大きくなることや、赤ちゃんの体が大きく育つことをさしている一方、「発達」生物だけに限らず、小さいものが大きくなったり、規模や勢いが大きく増していくときに使われます。

「発育」は人間をはじめとした生物、「発達」は生物以外にも使えるということです。

また生物に関していえば、「発育」体の大きさ、具体的にいえば身長や体重などが大きく成長することですが、「発達」知能や筋肉、運動能力などが成長する、よくなるときに使います。

ただし、「発育」は、生物は生物でも、赤ちゃんや幼児、植物では新芽など、主に若い時期に使います。

発育1
 

【「発育」の使い方の具体例】
・赤ちゃんの発育がよい
・発育不全
・リーフレタスの発育

【「発達」の使い方の具体例】
・産業が発達する
・発達中の低気圧
・都市機能の発達
・学習機能の発達
・運動能力の発達

 
それでは、おさらいの意味で「発育」と「発達」の違いをまとめます。

【「発育」と「発達」の違い!】

【発育】
・生物の成長に限定
・大きさの成長に限定
・赤ちゃんなど若い時期の成長に限定

【発達】
・生物の成長
・生物以外の成長
・大きさの成長
・知能や能力の成長
・機能や規模、勢いの成長

 

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2.「成長」と「発育」「発達」との意味の違いや使い分けは?

「成長」とは「育って大きくなること。育って成熟すること。(広辞苑より、一部省略あり)」です。

生物が育つ部分では意味が「発育」とかぶっていますし、「発達」とも似ていますね。

「成長」と「発育」を同じ生物の部分で比べると、「成長」の方が使える範囲が広くなります。

「発育」体の大きさをなど生物が物理的に育つことに使いますが、「成長」生物の体の大きさはもちろん、能力や精神面が育つことにも使いますし、生物以外のものや現象、あるいは抽象的なものにも使うことができます。

こうなると、「成長」と「発達」の違いがわからなくなりますよね。

生物に関して言えば「成長」精神面や知能、能力のほかに体の大きさが育つことなども含みますが、「発達」知能や筋肉、運動能力などに対して使います。

また生物以外では、「成長」も「発達」もほぼ同じ意味です。

【「発育」「発達」「成長」の使い方の具体例】

・赤ちゃんの発育がよい
赤ちゃんの体が順調に大きくなることです。

・子供と一緒に親も成長する
親の体が大きくなるわけではなく、親の心や精神面が成熟することで、「一緒に親も発育する」とは言いません。

・経済成長
国民一人一人が仕事を頑張ることで国民総生産(GNP)を増やして大きくしていきます。

・発達中の低気圧
低気圧は水蒸気を取り込みながら暴風域を拡大していきます。

 

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それから、「成長」と「発育」の使い分けで気を付けなくてはいけないことは、前項でも触れましたが「発育」は、「成長」の前半部分、最初の段階しか使えないということです。

たとえば、赤ちゃんから子どもまでは「発育」といいますが、子どもから大人になるときには発育ではなく「成長」を使います。

そして「成長」は、生まれたときから大人になったその先も使うことができます。

植物であれば、リーフレタスの種から発芽した頃を「発育」といいます。

「成長」は、種から収穫時期までの全ての期間で使います。

・水耕栽培でのリーフレタスの発育(種から発芽の頃)
・水耕栽培でのリーフレタスの成長(種から収穫まで)

「発育」の「発」に「発生」や「発芽」の意味があるのですね。

発育2

では、一応それぞれの違いをわかりやすくまとめます。

【「成長」と「発育」と「発達」の違い!】

【成長】
・生物が大きくなる
・生物以外が大きくなる
・形が大きくなる
・精神面が大人に近づく
・知能や能力が増す
・機能や規模、勢いが増す。

【発育】
・生物の成長に限定
・大きさの成長に限定
・赤ちゃんなど若い時期の成長に限定

【発達】
・生物の成長
・生物以外の成長
・大きさの成長
・知能や能力の成長
・機能や規模、勢いの成長

 

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まとめ

以上が、「発育」と「発達」の意味や違いについてでした。

「成長」の一部、最初の部分が「発育」です。

また、「発育」は生物にしか使いませんが、「成長」や「発達」は生物以外のものが大きく育つことにも使うことができます。

さらに生物に関していえば、「発育」は主に体の大きさなどに対して使い、「成長」は体の大きさだけでなく、心や精神面、運動能力や知能などが育つことについて、「発達」は知能や筋肉、運動能力などが育つことに使います。

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