ネズミは繁殖力が強烈で、ネズミ算という言葉があるほど。
ネズミ算とは、急激に増えていくことのたとえで、「ネズミ算式に増える」といった使い方をします。
何だかゾッとしますね…。
ところで、実は「鳩」の繁殖力も凄いといった噂を耳にしました…。
ということで、鳩の繁殖について徹底的に調べてみましたよ。
本記事では、鳩が産卵する時期や場所、繁殖スピードについてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.鳩の産卵時期と繁殖スピード!
鳩が産卵する時期は、基本的にオールシーズンです。
つまり、鳩はいつでも産卵するということ。
ただし、いつでも産卵するものの、多い時期と少ない時期がありますよ。
産卵する時期のピークは、春から初夏にかけて。
この時期は多くの鳥たちの産卵シーズンと重なります。
逆に、産卵が少なくなるのは真夏。
暑すぎて、子育てには適していない時期かもしれませんね…。
でも、鳩の産卵に関しては驚くべき事実があります!
それは、1年間で何度も産卵するということ!
安易なエサの入手など、鳩の生活環境が整えば年間8回は産卵が可能です。
その卵は、産卵後2週間~3週間で孵化。
孵化したヒナは、なんと1カ月半後には巣立ちをするのです。
そして、巣立ちした鳩はそれから4カ月~5カ月で産卵するといった流れ。
しかも、その鳩は1年間で8回も産卵するというから驚きです…。
ちなみに、一度の産卵で卵の数は2つ。
したがって、多ければ年間で16羽の鳩が誕生することになります。
鳩の寿命は10年~20年ですが、繁殖能力があるのは10年まで。
つまり1羽の鳩から、1年で16羽の誕生なので、160羽の鳩が誕生する計算になります。
恐るべき、繁殖力ですね。
2.鳩の産卵場所とは!
鳥類は通常、営巣してそこに産卵します。
では、鳩の場合どこに営巣するのか?ですが…。
もちろん、木の上も営巣場所。
その他には、基本的に外敵に狙われにくい、後方と左右の側方が壁で囲まれた場所を好みます。
つまり、3方向の壁ということ。
ですから、鳩が人間社会に密着する前は、木の上以外では崖や岩棚などに営巣していました。
ちょうど岩が3方向にある場所を選ぶのです。
街中で暮らす鳩の場合は、マンションのベランダや橋の下、高速道路の高架下などを営巣場所に選びますよ。
その他には、建物の隙間や、屋根裏などにつくる場合も。
鳩が偵察して「ここは安全だ!」と思った場所であれば、どこにでも営巣するのです。
ベランダであれば、エアコン室外機の裏は格好の場所。
結構、被害を受けている人は多いようです。
ベランダに鳩が近づくようであれば、以下の製品を使ってみてはどうでしょうか。
これはフクロウの置物で、首が動く優れもの。
フクロウは鳩の天敵。
恐がって近づかなくなります。
カラスなどにも効果を発揮しますよ。
まとめ
以上が、鳩の産卵や繁殖についてでした。
鳩の産卵する時期は、基本的にオールシーズン。
多い時期や少ない時期はありますが、基本的にいつでも産卵できます。
多ければ年間で8回産卵し、それが10年も続くのです。
恐るべき繁殖力ですね。
鳩は、空飛ぶネズミといわれるほど不潔な生き物。
鳩がベランダを営巣場所に選んだら大変です。
そこで、鳩のベランダ対策について深掘りした関連記事がありますので、よかったらご覧ください。