よくスタイルが良く細い人に対して…。
「スレンダーですね~」と言いますよね。
ですが、同じような人に対し…。
「スリムですね~」と言ったりします。
この「スレンダー」と「スリム」、同じ意味と思いきや!
実は微妙に意味が違うみたいですよ!
そんなわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に深掘りしてみました!
本記事では、「スレンダー」の意味を「スリム」との違い含めて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「スレンダー」と「スリム」の意味の違い!
最初に、「スレンダー」と「スリム」の意味を簡潔にお伝えします。
ただし、「スレンダー」の方は「長い」意味があることから、主に高身長で均整がとれた体形に使います。
一方の「スリム」は「長い」意味がなく、単に細い体形などを意味しており均整は関係ありません。
短くまとめると、こういった違いです。
それでは、さらに詳しく深掘りしていきますね。
①スレンダーとは!意味を深掘り!
「スレンダー」の意味は、体形に対し細長いという意味で使われる褒め言葉。
「スリム」との違いは、「長い」という意味があることから、「高身長で細い」や「足が細くすらっと長い」という意味で使うところ。
さらに、「スリム」は体形以外にも使いますが、「スレンダー」は主に体形に対して使います。
また、褒め言葉ですので、病気などで痩せた人に「スレンダー」は使いません。
必ず、「魅力的な体形」という意味で使われますよ。
それから、比較的「女性」の体形を指して使うことが多い言葉です。
だからといって、「男性」に使うべきではないということではありません…。
ですが、「スレンダー」の対象は女性が多くなります。
最後に注意点を一つ!
日本における「スレンダー」の使い方は上記のとおりなのですが…。
英語の「slender」になると、「わずかな」「薄弱な」「不十分な」という意味もあるので気をつけてください。
この場合は、もちろん「体形」に限定したものではありません。
ちなみに、日本国内ではこういった意味で「スレンダー」は使われませんよ。
②スリムとは!意味を深掘り!
「スリム」の意味は、体形などに対し細いという意味で使われる褒め言葉。
「スリム」は、「スレンダー」と違い「長い」意味がありません。
単に「細い」という意味で使います。
また、「スレンダー」は主に体形を指しますが、「スリム」は体形以外にも使われますよ。
たとえば、「会社組織のスリム化」や「スリムなジーンズ」など。
「会社組織のスレンダー化」や「スレンダーなジーンズ」とはいいません。
それから、「スリム」も基本的には褒め言葉。
比較的ポジティブな意味で使われますが、時々「きゃしゃ」「薄っぺら」「ひょろり」といった褒め言葉とは思えない意味で使われることがあります。
ただ、基本的に褒め言葉ですので、病気などで痩せた人に「スリム」は使いませんよ。
あと、「スレンダー」は「女性」に対して使うことが多い言葉ですが、「スリム」は「男性」にも多く使います。
「スリム」にも注意点が!
「スリム」も「スレンダー」同様、英語になると他の意味もあります…。
英語の「slim」になると、「薄い」「可能性・確率などが低い」「少ない」「ほんのわずかな」という意味もあるので気をつけてください。
日本国内では、こういった意味で「スリム」は使われません。
2.「スレンダー」と「スリム」の辞書での意味!
続いて、「スレンダー」と「スリム」の意味を辞書で調べてみました。
①スレンダーの辞書での意味!
最初は国語辞典から。
【スレンダー】
・ほっそりしたさま。やせ型でまっすぐ伸びたさま。「-な体つき」
引用元:旺文社国語辞典
まあ説明したとおりでしょうか。
次に、英和辞典をどうぞ。
【slender】
①細長い。すらりとした。
②わずかの。乏しい。
引用元:スーパーアンカー英和辞典
意味が2種類存在します。
残念ながら、詳しい説明はないですね…。
②スリムの辞書での意味!
こちらも国語辞典から。
【スリム】
・ほっそりしたさま。細身であるさま。「-な体」
引用元:旺文社国語辞典
まあまあ詳しい説明はないのですが、ほぼ説明どおりです。
続いて、英和辞典の意味は以下のとおり。
【slim】
①すらりとした。ほっそりした。スリムな。
②わずかの。不十分な。
引用元:スーパーアンカー英和辞典
英語になると意味が2つになります。
まあ説明したとおりですね。
まとめ
以上が、「スレンダー」の意味と「スリム」との違いについてでした。
「スレンダー」と「スリム」は、どちらも体形などが細いこと。
ただし「スレンダー」の方は、主に高身長で均整がとれた体形に使います。
一方の「スリム」は、単に細い体形などを意味しており均整は関係ありません。
そして、「スレンダー」と「スリム」は、どちらも褒め言葉です。
どちらも、ポジティブな状況で使いましょう。