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「戸」と「棟」の違い!例文でわかりやすく解説するよ!

更新日:

「戸」と「棟」。
 
 
建物を数える時に使う言葉。

「何戸」「何棟」といった使い方をします。
 
 
では、どういった建物で「戸」と「棟」を使い分けるのか?

さらに、数えるための言葉の他に意味があるのか??

ということで、徹底的に紐解いてみましたよ!!
 
 
本記事では「戸」と「棟」の意味の違いと使い分けについて、徹底調査した結果をお伝えしていきます。

かなり、深掘りしましたのでご期待ください!
 

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1.「戸」と「棟」の違い!

まずは、「戸」と「棟」の違いを端的に説明します。

「戸」とは、家のことです。

「棟」とは、大きい建物のこと。

また、「1戸」「2戸」「1棟」「2棟」のように、それぞれを数える時にも使う言葉です。

 
「家」と「大きい建物」の違いですが、では「大きい家」の場合は?

ということで、さらに詳しく解説していきますね。
 

①「戸」は元々「世帯」の意味しか無かった!

「戸」は、「家」という意味の他に「世帯」という意味があるのです。
 
 
そもそもの「戸」という言葉の歴史は古く、6世紀~7世紀頃に中国から日本に伝わりました。

当時の「戸」の意味は、家といった建物のことではなく、「世帯」のことを指していたのです。
 
 
社会の組織の中に「世帯」という単位がありますが、その単位のこと。

「世帯」という意味が広がって、「家」という意味でも使われるようになったのですね。
 
 
現在は、「家」と「世帯」という意味で広く使われています。

世帯
 

②「棟」は「建物」のこと!

一方の「棟」は、「建物」のことでその中に住む人や世帯のことではありません。

しかも、一般的な家族が住む家ではなく、大きい建物が対象です。
 
 
「棟」を英訳すると「ビルディング」ですので、「駅ビル」などのビルや「マンション」などの集合住宅が該当します。

ですから、1世帯用の住宅は大きな家であっても「棟」ではありません。

天王寺駅
 

③「戸」と「棟」は混在する!

「マンション」など、集合住宅の建物が「棟」であると説明しました。

ですが、そのマンションの中の世帯は「戸」です。
 
 
40世帯が入居できるマンションであれば、マンションは1棟、総戸数が40戸ということになります。

つまり、大きな「棟」があり、その中に「戸」があるということですね。

マンション
 

④「戸」と「棟」の違いを整理!

ここで一度、「戸」と「棟」の違いを整理しておきますね。
 
 
「戸」は、家のことですが世帯という意味もあります。

「棟」は、大きい建物のことですが、一般的に1世帯用の家には使いません。
 
 
大きなマンションが1つの「棟」、そのマンションに入居する各世帯が「戸」です。

また、それぞれを数える時にも使う言葉です。
 


 

2.「戸」と「棟」の辞書での意味!

今度は、「戸」と「棟」の意味が辞書ではどうなっているのか確認していきますね。

①「戸」の辞書での意味!

【戸(コ・と・へ)】
①と。とびら。家や部屋の出入り口。家の内外をしきる建具。「戸口・戸外・門戸」
②いえ。人家。一家。「戸籍・戸主」
③酒を飲む量。「上戸・下戸」

引用元:旺文社国語辞典

意味①は、「扉」のことを指しています。

家の出入り口に取り付ける仕切りのことですね。
 
 
そして意味②が、「家」そのものの意味です。
 
 
意味③は、酒を飲む量をあらわす意味ですね。

「上戸(じょうご)」がお酒をたくさん飲める人で、「下戸(げこ)」が飲めない人のこと。
 
 
「上戸」は、「泣き上戸」の「上戸」でもありますね。
 
 
奈良・平安時代からある言葉なのですが、頻繁に耳にする言葉ではありません。

実は「上戸」と「下戸」の他に、元々は「大戸」「中戸」も存在していたのです。
 
 
語源も含め、この詳細については下の関連記事を覗いてみてください。

 
日本酒
 

②「棟」の辞書での意味!

【棟(トウ・むね・むな)】
①むね。屋根の一番高いところ。むなぎ。屋根のむねに使う木。「屋棟・高棟」
②長いむねをもった建造物。また、それを数える語。「第二病棟」
③主要な人物。かしら。「棟梁」
④建物を数える語。「東の二棟を建て替える」

引用元:旺文社国語辞典

意味①の「むね」は、屋根の最頂部のこと。
 
 
意味②が前項で説明したとおりの「大きい建物」のことです。

「大きい建物」というのは、つまり屋根の「むね」が長い建物から派生した意味なのですね。
 
 
意味③は「かしら」のことで、たとえば大工さんの一番偉い人を「棟梁」と呼びます。

「棟梁」とは「棟(むね)」と「梁(はり)」を合わせた言葉。

要するに、家の部分でも重要な部分という意味で組織でも使われるようになったのですね。
 
 
意味④は大きい建物を数える時の言葉ということ。

「第一病棟」「第二病棟」といった使い方をします。
 


 

3.「戸」と「棟」の使い方!

次に、「戸」と「棟」の実際の使用例をご紹介します。

①「戸」の使い方!

・災害による停電数は減少している。

・一建て住宅を購入した。

籍謄本の取り方。

・家族をまとめるのは主の役目。

・鵯上(ひよどりじょうご/ナス科の多年草)
 

②「棟」の使い方!

・彼が入院中の病はここではありません。

・県営住宅の1号の裏に公園がある。

・専用の研修を備えている。

・柱(ちゅうとう/柱とむな木のこと)

・汗牛充(かんぎゅうじゅうとう/蔵書が多いたとえの四字熟語)

蔦屋書店
 

4.「戸」や「棟」には似た意味の言葉がたくさんある!

「戸」や「棟」には似たような意味の言葉がたくさんあります。
 
 
たとえば、「軒」

「軒」も「1軒」「2軒」というように数える時に使います。
 
 
さらに、大きい建物という意味で「棟」と似ている「塔」という言葉もあります。

よく似ているのですが、それぞれを比べることで違いがわかりやすくなりますよ。
 
 
もしよかったら、下の記事を覗いてみてください。

 
参考にしていただければ幸いです。
 

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まとめ

以上が、「戸」と「棟」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
家と世帯の意味があるのが「戸」、規模の大きい建物は「棟」です。

そして、それぞれを数える時にも使います。
 
 
住宅であっても大きな集合住宅の全体を「棟」といいますが、一世帯用の住宅は「戸」です。

また、マンションのそれぞれの世帯は「戸」といいます。





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