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「設置」と「接地」の違い!丁寧にわかりやすく解説するよ!

更新日:

 
「設置」と「接地」。

これ、どちらも読み方は「せっち」です。
 
 
同じ「せっち」なのですが、漢字は似ても似つきません…。

では、何がどう違うのか?ということですよね…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

「設置」と「接地」では、やはり全く意味が違っていました!
 
 
本記事では、「設置」と「接地」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「設置」と「接地」の意味の違い!

まずは、「設置」と「接地」の意味の違いを端的にお伝えします。

「設置」とは、設備を備え付けること、また、組織をつくること、組織を置くこと。

「接地」とは、アースのことで、電気機器と地面との電路をつくること。

 
一言であらわすと、こういった違いです。

それでは、さらに詳しく紐解いていきますね。
 

①「設置」の意味とは!

「設置」は、設備を備え付けること。

それから、組織をつくること、また、組織を置くことという意味があります。
 
 
 
たとえば、設備であれば「エアコンを設置する」といった使い方をします。

これはつまり、エアコンを部屋に備え付けるということ。

「設置」は、「設備」を「置く」ですので、まさにそのとおりで、エアコンをある位置に置くということですね。
 
 
 
それから、組織に関しては「防災対策部を新たに設置」といった使い方。

これは、「防災対策部」という部署を新たにつくる、また、置くということです。

組織1
 

②「接地」の意味とは!

「接地」は、電気機器と地面との電路をつくること。

また、「接地」は「アース」とも呼ばれています。

設備を備え付けたり、組織をつくる「設置」とは、意味が全く違うということ。
 
 
 
ちなみに、「接地」は感電防止のためのもの。

たとえば、電気機器が故障によって、電気が外部に漏れ出したとします。

こういった場合、人がその電気機器に触れると感電します。
 
 
ですが、あらかじめ電気機器の故障を想定して、前もって地面への電路をつくっておけば電気は地面に逃げるのですね。

漏れ出した電気が、地面に流れて逃げて行くことで、電気機器に触れた人間は感電を免れるということ。

つまり、安全対策です。

屋内配線
 

③「設置」と「接地」の違いを整理!

それでは、ここで一度「設置」と「接地」の違いを整理します。
 
 
設備を備え付ける、また、組織をつくるのが「設置」。

電気機器と地面との電路をつくるのが「接地」。
 
 
「接地」は、新築する際に施し、洗濯機や冷蔵庫を購入時に端子につなぐという仕組みです。

 


 

2.「設置」と「接地」の辞書での意味!

続いて、辞書による「設置」と「接地」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「設置」の辞書での意味!

【設置】

・設備・機関を設けること。「自動販売機を―する」「委員会を―する」

引用元:旺文社国語辞典

説明どおりです。
 

②「接地」の辞書での意味!

【接地】

・アース。

引用元:旺文社国語辞典

「アース」だけだったので、下に「アース」の内容を紹介します。

【アース】

・電気機器と地面との間に銅線などで電路をつくること。また、その装置。電位を大地と等しくして過大な電流が流れるのを防ぐ。接地。

引用元:旺文社国語辞典

内容は、説明どおりですね。

分電盤
 

3.「設置」と「接地」の使い方!

次に、「設置」と「接地」の使い方を例文で紹介します。
 

①「設置」の使い方!

・多摩川沿いにいくつか設置された定点カメラの映像。

・スポーツ大会をPRするパネルを店舗正面入り口前に設置した。

・企業でコンプライアンス専任部署の設置が進む。

・管理委員会を来年の1月7日に設置する政令を決定。
 

②「接地」の使い方!

・地中電線用管路の接地に関する取り扱い。

・防水であらゆる環境に適応したデジタル接地抵抗計を発売する。

・機器の保護接地に違反した場合の罰則はあるのか?

・電源線と接地線からの伝導ノイズを防止する。

コンセント
 

4.「設置」や「接地」には似た意味の言葉がたくさんある!

「設置」や「接地」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「設置」と「接地」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「設置」は、設備を備え付けること、また、組織をつくること。

「接地」は、アースのことで、電気機器と地面との電路をつくること。
 
 
どちらも「せっち」と読みますが、漢字が異なることで意味は全く違ってきます。

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