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「サウンド」と「ミュージック」の違いを解説!意味や使い分けは?

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「サウンド」と「ミュージック」、どちらも英語だということまでは分かる!

でも、両者の意味や違いというと……?

ということで、今回は「サウンド」と「ミュージック」の違いについて調べてみました。
 

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1.「サウンド」と「ミュージック」の違いは?

「ミュージック(music)」「音楽」のことです。

「ミュージック(music)」はギリシャ神話の「Muse」(ミューズの神々の技)が語源という説もあります。

音楽が神の技、なんだか神秘的な表現ですね。

「ミュージック」、つまり「音楽」は「音による芸術」ということもできます。

「ミュージック」は「美術(造形芸術)」や「文芸(言語芸術)」と同じレベルの言葉なのですね。

そして、「ミュージック」は「リズム・メロディ・ハーモニー」の三要素から成り立つといわれています。

つまり「拍子/律動」と「旋律/節」と「和声/調和」、ということですね。

また、「ミュージック」の種類にはクラシック、ジャズにロックに演歌、さらにJ-POPや民謡まで様々なジャンルがあり、全部ひっくるめて「ミュージック」です。

それから、音楽を作りだす作曲、音楽の演奏、音楽の鑑賞、これが音楽行為です。

サウンド1

一方の「サウンド(sound)」とは「音・音響」のことです。

こちらはミュージックを構成する要素の一つで、そのサウンド、音の響きが重なり合ったりリズムをきざむことで「ミュージック」が生まれます。

つまり、「リズム・メロディ・ハーモニー」があるものも、全くないものも含め、音の響き全て「サウンド」ということです。

風の音や雨の音、車のエンジン音、犬が吠える声も全て「サウンド」です。

あと「サウンド」のつく言葉でよく耳にするのが「サウンドトラック」。

「サウンドトラック」は「サントラ盤」ともいって、その映画で使われたBGMや挿入歌が収録されたアルバムのことですね。

その映画が大ヒットすると、それに合わせて「サントラ盤」もヒットしたりします。

「サントラ盤」と聞くと、音楽が収録されているから「映画ミュージック」が正しい表現では?と思う方もいるかもしれませんが、本来の「サウンドトラック」とは、映画のフィルム映像とセリフや効果音を含む全ての音を同時に再生するために、フィルムの一部に埋め込んだ音のことなのです。

俳優さんの口の動きと、セリフにズレがあったら大変ですから、フィルムに音をくっつけてしまったっていうことですね。

ですから、本来の「サウンドトラック」とは、「音楽」だけのことではなく、「音楽」も含んだ「セリフ」や「効果音」などの「音」のことなのです。
 


 

2.「メロディ」とは?違いは?

前項でも解説しましたが、「メロディ」ミュージックを構成する要素の一つで、日本語では「旋律」といいます。

「リズム・メロディ・ハーモニー」の三要素の一つが「メロディ」です。

広辞苑で「旋律」とは以下のとおりです。

【旋律】

・ある高さと長さを持ついくつかの楽音が前後につなげられ、一定のリズムに従い、連続的に進行することによって音の線をえがき、何らかの音楽的内容をもつもの。
(一部省略あり)

 
バンド演奏にたとえるならば、ボーカルが担当するのが「メロディ」です。

ボーカルの歌声が「メロディ」なのですね。

サウンド2

そしてギター、こちらは「メロディ」も「リズム」もつくりますが、「ハーモニー」の要素が強いです。

ギターのコードが和声なのですね。

それからドラムとベースが「リズム」です。

ただし、ベースには4本の弦があり音階がありますので、「メロディ」や「ハーモニー」の要素も兼ね備えています。
 

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まとめ

以上が、「サウンド」と「ミュージック」の違いについてでした。

「サウンド」は音や音響のことです。

そして、リズム・メロディ・ハーモニーなどのサウンドを総合したものが「ミュージック」です。

サウンドを組み合わせた芸術が「ミュージック」なのです。

 

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