ドライヤーで髪の毛を乾かしていたら、突然焦げたようなニオイが…。
しかも、ただ焦げ臭いだけではなく…、煙まででている!!!
ということで、当然ですがドライヤーはストップ。
これは、故障なのだろうか??
何だか怖いので、とりあえずスペアのドライヤーを使うことにしました…。
でも、放っておくわけにはいきませんよね…。
そんなわけで、ドライヤーの仕組みを徹底的に調べてみました。
本記事では、ドライヤーが臭い、しかも煙がでる理由と対策についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ドライヤーが臭い!しかも煙が出る理由とは!
ドライヤーが焦げ臭くなり、しかも煙が出る理由は主に2つ。
それは、「ドライヤーの中でゴミなどが燃える」場合と、「ドライヤー本体が焦げている」場合の2つです。
最初に、「ドライヤーの中でゴミなどが燃える」理由から説明します。
まずは、ドライヤーの仕組みから。
ドライヤーのスイッチをオンにすることで、ドライヤー本体の前方にある電熱線を電気の力で発熱。
そして、ドライヤーの後方の吸い込み口から風を強制的に取り込み、その風を前方の熱い電熱線で上昇させ熱い風に変換します。
その熱くなった風を、ドライヤー本体から外側に放出するという仕組み。
これで、熱い空気を吹きだして髪の毛を乾かすのです。
問題は、後方から送り込まれる「風」。
つまりは、空気のことなのですが、この空気の中にホコリや髪の毛などの「ゴミ」が混ざった時にある事象が発生します。
このゴミが、ドライヤー本体の後方から吸い込まれ、そして本体前方の熱せられた電熱線に接触。
そこで、ゴミが燃えてしまうということです。
そして、燃えたゴミが焦げたニオイと煙を出すということ。
続いて、もう一つの「ドライヤー本体が焦げている」場合の原理を解説します。
長い間ドライヤーを使うことで、配線やモーターなどが熱を持つことがあります。
配線からの発熱は接触不良などが原因になりますし、モーターからの発熱は潤滑油の劣化によるもの。
そして、この発熱の度合いが大きくなることで、焦げてしまうのです。
2.ドライヤーが焦げ臭く煙が出た場合の対処法!
では、ドライヤーが焦げ臭くなった場合の対処法を解説します。
まず、「ドライヤーの中でゴミなどが燃える」ことが原因の場合。
この場合は、ゴミが燃え尽きることで、ニオイはしなくなりますし煙も出なくなります。
ですから、一旦止めたドライヤーを再起動して、再びニオイがするか確認してみてください。
ニオイが消えている場合は、犯人は「ゴミ」です。
安全ですので、ドライヤーはそのまま使用することが可能。
ドライヤーの後方の吸い込み口に、ゴミがたまっているようでしたら、きちんと掃除して取り除きましょう。
綿棒などがあれば、細かい部分までしっかりと掃除できますよ。
そして、厄介なのが「ドライヤー本体が焦げている」場合。
一旦止めたドライヤーを再起動して、再びニオイがする場合は、この本体に原因がある可能性が高いです。
この場合は、危険なのでドライヤーを使ってはいけません。
あとは、家電屋さんへ相談してみてください。
修理か買い替えか、という選択になるかと思います。
ところで、電気製品は使うことでいつかは寿命が訪れるもの。
より長い間使い続けたい!といった思いがある方へ、そのコツをお伝えします。
モーターには「DCモーター」と「ACモーター」の2種類あるのですが、長寿命でパワーがあるのは「ACモーター」の方。
しかし「DCモーター」の方は、音が静かで消費電力も少なく省エネ。
ですから、「ACモーター」は良いことばかりではありません。
それでも、「省エネよりも長寿命だ!」といった方は、「ACモーター」を選択してください。
ちなみに、「DCモーター」では500時間、「ACモーター」では800時間使うことができます。
長寿命の「ACモーター」のドライヤーは、以下のような製品がありますよ。
これは、1100ワットのドライヤーで、ACモーター。
Amazonだと、3,000円代で買えます。
プロ用もありますよ。
これはスイス製の、1,400ワット。
価格は高めですが、創業から100年以上の歴史がある会社の製品です。
また、プロ仕様というのも良いですね。
ところで、暑い夏場の温風ドライヤーは嫌なものです…。
でも、ドライヤーはほんの少しの我慢で済みますが、オフィスの椅子となるとお尻の蒸れはなかなか解消できません…。
ということで、椅子に座った時の蒸れをなくす方法を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
優れたアイテムがありますよ。
まとめ
以上が、ドライヤーが焦げ臭くしかも煙がでる理由と、その対策についてでした。
「ドライヤーが焦げ臭い!」といった場合は、どこかが焦げています。
焦げるものが、ゴミであれば問題ありませんが、本体が焦げている場合は危険!
本体が焦げているドライヤーは、修理か買い替えになります。
買い替えにあたって、長寿命を第一に考えるのであれば、ACモーター搭載タイプを選んでください。
このACモーター、DCモーターは扇風機など他の家電製品でも使い分けされていますよ。
ところで、乾かすものといえば、「髪の毛」の他に「洗濯物」もありますよね…。
雨天時の部屋干しスペース確保に苦労していませんか…。
ということで狭い場所で、部屋干しスペースを確保するアイデアを紹介した記事がありますので、よかったら下のリンクからどうぞ。