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富士山の高さは?変化しているって本当?徹底調査!驚愕の事実が!

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実は私、富士山に行ったことがない……(´・ω・`)

いつかは行ってみたい、登ってみたいとは思っているのですが、なかなか機会がない……お金もないし体力もないです(笑)。

というわけで、私にとっての富士山は新幹線の車窓から見えるやつと新田次郎の小説ですね。

新田次郎を読んでは「おお、冬の富士山はこんななのか」と感心(?)しています。

冬の富士山には登れないけれど、夏の富士山はいつか絶対登りたい!

そのときのために、とりあえず今は体力作りだ(`・ω・´)

ところで富士山の頂上にたどり着くまでには一体何m、登ればいいの?

ということで、今回は富士山の高さについて調べてみました。
 

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1.富士山の高さは何メートル?

日本最高峰の山、富士山。

その高さは標高3776.12m、約3776mです。

ここで気になるのが3776mはどこから測った高さなの?0mはどこ??ということ。

調べてみたところ、富士山の標高は東京湾中等海面から測った高さだそうです。

東京湾中等海面……?分からないときには検索です(笑)

東京湾中等海面とは、1873~79年に測定した東京湾の海面の高さの平均です。

つまり、海から測った高さが3776mなんですね。

富士山登山では3776mも登る必要はないということです。

よかった(´▽`) ホッ

ちなみに、東京湾中等海面を0mとするのは富士山だけでなく、日本中の山の標高に当てはまるそうです。

九州の山も北海道の山も、東京湾の高さから測っているのです。

 
富士山の高さは1
 

2.富士山の高さは変化しているの?

富士山の高さは約3776mとされていますが、富士山の高さは変化しているのでは?という話があります。

それを裏付ける理由や出来事があります。
 


 
まず一つ目は、1923年9月1日に発生した関東大震災。

相模湾北西沖を震源にしたこの地震はマグニチュード7.9という未曽有の大地震でした。

このとき、富士山にも地殻変動や崩落が起き、高さが低くなったのではと言われているのです。

1885年の富士山の公式記録は3778m、現在よりも2m高いですね。

そして1926年の再調査では3776mでした。

関東大震災の前後で高さが変化したということです。

二つ目は、富士山の高さが変化しているのは地殻変動や崩壊が原因ではなく測定技術の向上により測定結果が変わっているのでは?という説、つまり昔の技術は未熟だったため正しい高さではなかったという話です。

1962年に国土地理院が山頂2等三角点で測定した富士山は3775mでした。

そして1993年に大成建設がGPSと水準法を使って測定した富士山は3774.9mでした。

富士山の高さの測定結果を順番に並べてみると、

富士山の標高の変遷

1885年3778m

1926年3776m

1962年3775m

1993年3774.9m

 
測定する度に、富士山は縮んでいますね(´・ω・`)

富士山の高さは2

これが測定技術の向上によって正しい高さを測定できるようになった結果なのか、それとも地殻変動のためなのか……地殻変動ではこんな短い期間で2mも縮んだりしないでしょうから、やっぱり昔の測定が未熟だったためかな?

富士山が低くなるとがっかりしちゃうから、もうあまり測定しないでほしいなあ(笑)

ただ、富士山の周囲で地殻変動が起きていることはたしかです。

1996年4月富士山のGPSによる観測が始まったのですが、2009年10月、観測開始後初めて地殻変動を確認しました。

このとき観測した地殻変動は最大2cm、富士宮市と富士吉田市の間の距離が変化しました。
 

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まとめ

以上が、富士山の高さや高さの変化についてでした。

測定技術の向上や測定方法によってより正しい高さが分かるようになったというのもあると思いますが、やっぱり富士山自身も伸びたり縮んだりしているのでは?

山って生きているんだなと思いました。

富士山は活火山なので、これからもどんどん高さや姿を変化させていく可能性がありますね。

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