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「グラブ」と「グローブ」の違いは?徹底的に深掘りしてみた!

更新日:

 
ボクシングの世界タイトルマッチを観戦して、気持ちがハイテンションになってしまいました…。

いや~、チャンピオンが強すぎます!!
 
 
ちなみに、昔のボクシングのタイトルマッチでは、双方とも同一メーカーで同一の種類、しかも同一の色の「グローブ」を使うルールがあったと思ったのですが…。

現在はそういったルールがなくなったようです…。
 
 
 
ところで、この「グローブ」なのですが、ボクシングでは「グローブ」と言っているのに対し、野球中継を見ると「グローブ」ではなく「グラブ」と言っています…。

もしかして、「グローブ」と「グラブ」では意味が違うのだろうか??

というわけで、この2つを調べてみましたよ!
 
 
本記事では、「グラブ」と「グローブ」の意味について、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「グラブ」と「グローブ」の違いは?

まずは、「グラブ」と「グローブ」の意味について端的にお伝えします。

「グラブ」とは、英語で「glove」であり、手に被せる袋のこと。

「グローブ」とは、英語で「glove」であり、手に被せる袋のこと。

 
ということで、「グラブ」と「グローブ」は同じ意味であり、違いがあるわけではありません。

では、正確にはどっちが正しい発音なのか、またなぜ同じ意味の言葉が2種類存在するのか、さらに詳しく解説していきます。

ボクシング
 

2.「グラブ」と「グローブ」どっちが正しい発音?

「グラブ」と「グローブ」は、英語で「glove」。

「glove」の発音は、「グラァヴ」

イギリス英語で「グラァヴ」ですが、アメリカ英語では「グラーヴ」となり、若干「グローブ」に近くなります。
 
 
ただし、「ー」はそれほど長くのばすわけではなく、ほんの少しであり、「ァ」が一つ加わる程度。

また、始まりが「グロ」ではなく、間違いなく「グラ」ですので、やはり「グラブ」の方が正しい発音に近いといえます。
 
 
余談ですが、最後の「ヴ」は「ブ」より「フ」に近いイメージ。



 
外来語が日本に定着し、日本語になってしまうことはよくあることです。

しかも、日本語に定着する段階で微妙に発音のズレがでるのもよくあること。
 
 
たとえば、焼き鳥屋さんに行くと「ハツ」という部位がありますよね。

心臓を意味する「ハツ」なのですが、語源は「hearts(ハーツ)」。
 
 
つまり、心臓を意味する「ハート」の複数形なのです。

「ハーツ」が「ハツ」に変化したということ。
 
 
 
ついでにもう一つ。

「画廊」という言葉がありますが、これは「gallery(ギャラリー)」が語源。
 
 
意味は一致していますが、「ガロウ」と「ギャラリー」では全然違いますよね…。

このように、微妙な発音のズレはよくあることです。
 


 

3.「グラブ」と「グローブ」2つ存在する理由!

ところで、ボクシングは「グローブ」なのに、野球は「グラブ」なのはなぜなのか?

その理由について調べてみました。
 
 
通常、こういった同じ意味でありながら発音が似た言葉が複数存在する場合、国の行政機関である文部科学省が統一した見解を示します。

この見解を示すことで、言葉の揺れを極力なくすのですね。
 
 
しかし、1991年には「グラブとグローブについて、どちらが良いとは定めない」という見解を出したことから、統一されることはありませんでした

これについては、今現在変更されていませんので「グラブ」と「グローブ」、双方とも普通に使用して問題ありません。
 
 
 
ですが、国では統一されないものの、2013年にNHKが「NHK発音アクセント辞典」で「グラブ」に統一します。

ただし、これはあくまでもNHK独自の取り扱いであり、国民全体が統一しなくてはならないというものではありません。
 
 
それ以降、NHKの野球中継における発音が「グラブ」となり、民放にも広がりました。

やがて、スポーツ用品メーカーでも「グラブ」と表記するようになります。
 
 
 
では、なぜボクシングは「グローブ」のままなのか?

実は、謎であり、理由はよくわかりません。
 
 
ただ、私の推測ではありますが、NHKがボクシング中継をしないからではないでしょうか?

総合格闘技でも「オープフィンガーグローブ」と「グローブ」が定着しており、民法のテレビ中継では「グローブ」と言っています。



 
当然、総合格闘技はNHKでは放送しません。

ですが、サッカーのゴールキーパーは「グローブ」が定着していながら、NHKの放送もあります…。

これについては、発言する機会が極端に少ないということではないでしょうか?
 
 
これらは、あくまでも私個人の推測であって、本当の理由はわかりません…。
 

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まとめ

以上が、「グラブ」と「グローブ」の意味についてでした。
 
 
「グラブ」と「グローブ」は、英語で「glove」のことであり、意味に違いはありません。

野球では「グラブ」、野球以外では「グローブ」が定着していますが、どちらを使っても間違いではありません。
 
 
仮に、時代が進んで「グラブ」に統一された場合、「ボクシンググラブ」とか「オープンフィンガーグラブ」とか言うの、嫌だな~。

ところで、「グラブ」と「グローブ」について説明してきましたが…。

この「グラブ」「グローブ」と「手袋」では、微妙な違いがあることをご存知でしたか?

その辺を解説した記事がありますので、もしよかったら下の記事を覗いてみてください。

「グローブ」と「手袋」の違いを解説!実は意外な差があった!

 

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