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「コンプライアンス」と「ガバナンス」の違い!日本語の意味を解説

      2018/09/08

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よくテレビのニュースや新聞で目にしたり耳にしたりする「コンプライアンス」と「ガバナンス」。
意味はわかっているつもりなのですが、もし両者の違いを聞かれた場合を想定すると、きちんと説明できるかどうか…(^^;)
ということで、今回は「コンプライアンス」と「ガバナンス」の意味や違いなどについて調べてみました。
 

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1.「コンプライアンス」と「ガバナンス」の意味の違いは?日本語では?

最初に「コンプライアンス」と「ガバナンス」を広辞苑で引いてみましょう。

どちらも……載っていないΣ(´∀`;)

ということで、最初から面倒くさがらずにこっちを引いときゃよかった、ジーニアス英和辞典を引いてみます。

一部省略しています。

【compliance(コンプライアンス)】
〔様式・命令などに〕従うこと。法令遵守。

【governance(ガバナンス)】
管理、制御。統治。

 
「コンプライアンス」は「従うこと」となっていますが、現在日本の企業などで多く使われているのは、「法令遵守」の方で、つまりどんな小さなルールであっても必ず守って誰からも後ろ指をさされるような行動はしないという意味ですね。

そして「ガバナンス」は「統治」という意味ですが、日本では「企業統治」という意味で使われていて、つまり組織をきちんとコントロールするという意味です。

また、「コンプライアンス」は法律の他に、顧客や一般社会に対し企業の信頼性を高める意味で、倫理を守るといった意味や健全に誠実に仕事を行うといった意味もあります。

【「コンプライアンス」の具体的な使用例】

①コンプライアンス違反は社会的信用を失う

②どんなトラブルでもコンプライアンスの徹底で報告する

③世界進出のために求められるコンプライアンスの強化

 
コンプライアンス1

「ガバナンス」は大人数の組織で、意思統一をはかり担当者それぞれの役割を遂行させるということで、たとえば政党などで党員の意見がそれぞれバラバラの場合は「党のガバナンスが機能していない」などの使い方をします。

【「ガバナンス」の具体的な使用例】

①経営層がガバナンスの強化に取り組む

②ガバナンスが機能しない組織は空中分解する

③リーダーシップがガバナンスの強化のカギ

 
ということで「コンプライアンス」と「ガバナンス」は、全然違う意味の言葉です。

しかし「コンプライアンス」と「ガバナンス」は、意味は違うのですが非常に関連性がある言葉で、両者とも企業不祥事の多発がきっかけで叫ばれてきた言葉です。

また、組織全体が「法令遵守」するためには「組織の統治」「企業統治」をしっかりしていなくてはいけないということも両者が大きく関連している理由です。

ちなみに「ガバナンス(governance)」は「ガバン(govern)」から派生した名詞ですが、「govern」は「(国が国民など)を治める、統治する」という意味、そして「government」は「政治、政府」のことです。
 

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2.「コーポレートガバナンス」とは?意味は?問題点は?

日本では、単に「ガバナンス」というほかに、「コーポレートガバナンス」ということもあります。

「コーポレート」とは、「団体の」や「企業の」といった意味なので、「コーポレートガバナンス」となると「企業統治」のことです。

前項で説明したとおり、コーポレートを省略して「ガバナンス」だけで「企業統治」を指すこともあります。

コンプライアンス2

一見、きちんと企業統治をすることで、良いことばかりのように思われますが、問題点もあるようです。

特に、創業経営者ではない企業経営者に多いようなのですが、コーポレートガバナンスを意識しすぎることで、大胆な改革などができにくくなり、危ない橋は渡らない、つまり可もなく不可もない経営になってしまうということのようです。

具体的な例をあげますと、たとえば企業が全く新しい前例のない企画にチャレンジしようとした場合、その企業の利害関係者がリスクを恐れ反対の意思表示があった場合などは、思い切ったチャレンジに臨めなくなってしまう場合もあるようです。
 

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まとめ

以上が、「コンプライアンス」と「ガバナンス」の意味や違いなどについてでした。

「コンプライアンス」は「法律や倫理を守りましょう」という意味です。

「ガバナンス」は「組織をきちんと統治しましょう」という意味です。

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