1982年にペットボトル飲料が初めて発売されて以来…。
現在では、生活に欠かせなくなったペットボトル。
これまで、何度も蓋をあけてきましたが…。
時々、なぜか蓋があかないことがあります…。
「あれ?」
「固い…」
「回らない…」
「なぜ???」
「不良品?」
となるわけですが…。
実は、キャップがあかないのは、確かな原因がありました!
ということで本記事では、ペットボトルの蓋があかない原因と、あかない時の対処法についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ペットボトルの蓋があかない原因!
ペットボトルのキャップは、誰でもあけられるように設計されているそうです。
ですから本来は、子供や女性でも、ちょっと力を加えるだけで開封可能。
ただし、「低温」と「滑る」といった2つの理由で、力がある成人男性でもあけにくくなります。
①低温のペットボトルの蓋があかない理由!
意外な理由が、「低温」です。
では、なぜ温度が下がることであけにくくなるのか?ですが…。
物は熱を加えると膨張しますし、温度が下がることで収縮します。
要するに、ペットボトルの蓋が、温度が下がることで収縮しているということ。
蓋が収縮すると、ギュッと蓋がペットボトル本体を締め付けます。
それで、あけにくくなるのです。
②手が滑りやすくなる理由!
手が滑りやすい状態だと、ペットボトルの蓋にしっかりと力を伝えることができなくなります。
そうなると、当然ですが蓋は回りません。
手に水分が付いていれば当然滑るのですが、その場合は本人が気づきますよね。
そういった場合は、水分を拭き取ればいいわけですし…。
意外に見落としがちなのが、水分より油分です。
たとえば、顔や鼻、頭髪にも油分がありますよね…。
知らず知らずのうちに手に油がつき、それが原因で滑るのです。
ちなみに、水に濡れた手であける場合は、乾いた手の10%増しの力が必要。
そして、手にサラダ油がついている場合は、2倍近い力が必要になるそうです。
2.ペットボトルの蓋があかない時の対処法!
ペットボトルの蓋をあける方法はいくつかあるのですが…。
手軽なものから紹介していきますね。
①温度を上げる!
蓋があかない理由の一つに、「低温」があります。
ですから、低温のペットボトルを常温に戻すことで蓋があけやすくなります。
ただし、冷蔵庫から出してしばらく待つのは…。
時間がかかるし、しかも飲み物も常温になって不味くなります…。
ということで、蓋の部分にお湯をかけてください。
「蓋」の部分だけですよ。
ペットボトル本体にお湯をかけると、飲み物の温度が上がってしまいます。
蓋の部分にお湯をかけて温めたら、火傷に気を付けてタオルを当てて蓋を回しましょう。
②滑りを防ぐ!
もう一つの蓋があかない理由は、「滑る」。
ですから、滑らないようにすることであけることができますよ。
そのためには、蓋に輪ゴムを巻き付けます。
一本の輪ゴムで、二重から三重にして巻いてください。
可能であれば、輪ゴムを3本から4本くらい巻くことでさらに効果がアップ。
そうすることで、滑りを防ぐゴムだらけのキャップが完成します。
あとは、そのキャップをしっかり握って回すだけであきますよ。
ちなみに、ゴム手袋があるならば、それを着用して回してください。
輪ゴムを巻く作業が不要になります。
ゴムの摩擦力には劣りますが、布巾を代用にするのも一つの手段。
布巾を一度濡らしてから、固く絞ってください。
その布巾を、ペットボトルの蓋にかぶせて、その上から手で回します。
意外に滑りませんよ。
③蓋を壊す!
ペットボトルの蓋は、未開封の状態だと絶対に外れることがない「リング」の部分とくっついています。
蓋とリングは、手の力で千切れるようにミシン目になっているのですが…。
そのミシン目に、衝撃を加えることで、壊れて蓋とリングが分離します。
たとえば引き戸と、引き戸が閉まることでぶつかる縦枠、その間にペットボトルの蓋の部分をそえて…。
引き戸を閉めてぶつけるという方法があります…。
ただし、この方法は戸や縦枠にキズがつきますのでおすすめはしません。
できれば、硬い台にペットボトルを置いて、蓋を金槌で叩く方が良いでしょう。
それから、蓋とリングのつなぎ目を、カッターで切るという方法もあります。
④専用オープナー!
ここまで様々な開け方を紹介しましたが、一番力を使わずスマートなのが「オープナー」を使う方法です。
家庭に一つ置いておけば、あらゆる場面で活躍しますよ。
最初に紹介するのは、カード型のオープナー。
ペットボトルの蓋の他に、パウチキャップ、アルミキャップもあけられます。
何より、カード型なので持ち運びが便利。
外出先でも使えます。
続いて、万能タイプのオープナー。
家に置いておくなら、この多機能タイプがおすすめ。
2個組で、ペットボトルの蓋の他に、ジャムの瓶の蓋、ビール瓶の栓など、様々な容器の蓋に対応しています。
それから、電動のオープナーもありますよ。
これは、どうしても力が入らない人におすすめ。
ただし、ペットボトル本体を支える力は必要です。
ですが、手に力が入らない場合は太ももに挟むといいかもしれません。
ところで、家具の隙間などに物を落としてしまい、取れなくなった経験がありませんか?
そんな時に使える、便利なアイテムを紹介している記事があります。
よかったら、下のリンクからご覧ください。
★洗濯機の裏に落とした際の対策!落下しても拾う方法があるよ!
一家に一つあれば、重宝しますよ。
まとめ
以上が、ペットボトルの蓋があかない原因と対処法についてでした。
ペットボトルの蓋があかないのは、「低温」と「滑る」ことが原因。
ですから、「低温」と「滑る」ことを解消することであけることができます。
また、あける方法としては、その他に「壊す」「オープナー」を使うといった方法もありますよ。
でもおすすめは、やはりオープナーでしょうか。
ところで、飲食店などに傘を忘れて失くしてしまった経験はありませんか?
そういった傘忘れを防ぐ方法がありますよ。
ということで、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
それから、大きなシーツを部屋に干す便利アイテムを紹介した記事もありますので、こちらもどうぞ。