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「番傘」と「日傘」の違い!わかりやすく徹底解説するよ!

更新日:

 
最近の相撲ブームとともに、日本の「傘」が注目を集めています。

一般的には「和傘」と呼ばれる日本の「傘」ですが…。
 
 
この「和傘」にも、いろいろと種類があるらしい…。

そんなわけで、普段はなかなか目にすることができない「和傘」について調べてみました。
 
 
 
本記事では、和傘の中でも特に「番傘」と「日傘」にスポットを当て、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
 

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1.「番傘」と「日傘」の違いとは!

最初に、「番傘」と「日傘」の違いを簡潔にお伝えします。

「番傘」とは、和傘の中の一つで竹・和紙・糸でつくる傘のこと。和紙には油を引き防水加工されている。

「日傘」とは、和傘の中の一つで竹・木・和紙・糸でつくる傘のこと。防水加工していないため雨天時の使用は不可能。

 
短くまとめると、こういった違いです。
 
 
「番傘」は「木」を使っていませんが、「日傘」は「木」を使うこともあります。

あとは、防水加工の「油」の有無が最大の違い。

それでは、それぞれについてさらに詳しく解説していきます。

和傘
 

2.「番傘」とは!「蛇の目傘」との違いは?

「番傘」は、竹・和紙・糸でつくる和傘。

骨組みも竹で、芯棒は太めの竹を使います。

そして和紙に植物性の油を引き、防水加工を施したものが「番傘」。
 
 
洋傘でも、男性用は太めで女性用は細めといった違いがあるように、「番傘」は太く男性用のイメージ

骨組みの竹も、芯棒の竹もガッシリと太くつくられています。
 
 
 
この「番傘」の名前の由来を説明しますね。

江戸時代の「番傘」には屋号や番号をつけており、傘を開くと会社の屋号や番号は一目で分かるようになっていました。

その「番傘」は雨が降ってくると、共用として社員全員使うことができましたし、付近を歩く通行人にも貸し出したそうです。
 
 
この通行人への貸し出しを積極的に行ったのが、三越デパートの前身である呉服店の越後屋。

越後屋では、雨が降ると店先に「番傘」を山積みにして、貸し出しに備えました。

そして、顔も名前も知らない通行人へ無料で傘を貸し出したのです。
 
 
街中では、「越後屋」の屋号がある傘が広がり、通行人が歩く広告塔になったのですね。

この傘の「番号」から、「番傘」と呼ばれるようになったというのが一つの説。
 
 
「番傘」の実物は以下のとおり。



 
ところで、「番傘」と間違いやすい和傘で「蛇の目傘」があります。
 
 
「蛇の目傘」は、竹・木・和紙・糸でつくる和傘。

「番傘」にはなかった「木」が加わります。

もちろん、油で防水加工を施しますよ。
 
 
「番傘」が男性用であるならば、「蛇の目傘」は女性用

ほっそりとスマートなつくりです。

「番傘」との違いは、この細さと芯棒が「竹」ではなく「木」が多いということ。
 
 
しかも、デザインも豊富な上に、飾り糸の施しが多く美しいイメージ。

傘を開くと輪の模様があり、それが蛇の目に見えることから「蛇の目傘」という名称になりました。
 
 
結婚式の披露宴で、新郎新婦が相合傘にするのがこの「蛇の目傘」です。

実物の「蛇の目傘」は、以下のとおり。



 
これは、赤い無地のデザイン。

蛇の目に見えるデザインのものをさがしましが、残念ながらありませんでした…。
 
 
余談ですが、男性用が「番傘」で女性用が「蛇の目傘」といった説明をしましたが、これはあくまでもイメージのこと。

男性が「蛇の目傘」を使っても、女性が「番傘」を使っても、別におかしいことはありませんよ。
 


 

3.「日傘」とは!「舞傘」「洋傘の日傘」との違いは?

和傘の「日傘」は、竹・木・和紙・糸でできています。

日光を防ぐ傘のため、防水用の油は使いません
 
 
「番傘」は芯棒が「竹」、「蛇の目傘」が「木」でしたが、「日傘」は「竹」もあれば「木」もあります。

しかも、「番傘」や「蛇の目傘」よりも小さめであることも「日傘」の特徴
 
 
下が「日傘」。



 
それから、和傘には「舞傘」があります。

舞台の踊りなどに使うことが目的。
 
 
この「舞傘」は、基本的に「日傘」とつくりは同じで、雨の日は外で使うことができません。

あくまでも、屋内の舞台で使う傘で、衣装などを邪魔しないようなデザインになっています。
 
 
 
ちなみに、「日傘」には「和傘」ではなく、洋式のものもあります。

洋傘の「日傘」は、小さく折りたたみできるのが特徴。

また、ものによっては紫外線を防ぐ加工が施されているものも。
 
 
それから、雨天時に使える晴雨兼用型もあります。

実用性を追求したのが、洋傘の「日傘」ということですね。

下が洋傘の「日傘」。



 
とにかく小さいです。

晴雨兼用型で、紫外も線カットしてくれますよ。

250グラムで軽量。
 
 
小さくて重くないので、カバンに常に携帯しておくと便利ですね。
 

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まとめ

以上が、和傘の「番傘」や「日傘」などについてでした。
 
 
雨天用は「番傘」と「蛇の目傘」で防水加工があります。

「番傘」は太めで、「蛇の目傘」は細め。
 
 
「日傘」や「舞傘」は防水加工がなく、傘の円が小さめです。

ところで、「日傘」の説明をしましたが、同じ日除けのアイテムに「のれん」や「すだれ」があります。

この「のれん」と「すだれ」について解説した記事がありますので、もしよかったら覗いてみてください。

「のれん」と「すだれ」の違い!歴史含めわかりやすく解説!

 





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