ところで、レタスを買ってきてちぎっていると、突然「ナメクジ」が出現することがあります!!
嫌ですね~…。
ですが、手際よく盛り付けしていると、時々こういった「虫を見逃した!」なんてことも。
こんな時は、食卓がパニック状態におちいります。
では、この虫に気付かずに誤って食べてしまったらどうなるのだろう?
ということで、このナメクジを食べた際の悪影響について、徹底調査した結果を解説していきます。
あわせて、ナメクジの除去方法についても説明していますの、ご期待ください!
1.レタスについたナメクジ!食べてしまったらどうなる?
ナメクジ自体には毒性はありませんよ。
ですから、健康なナメクジなのであれば誤って食べてしまったとしても大丈夫です。
ただし、健康ではないナメクジの場合、安心できない理由があります。
ナメクジ自体は無害なのですが、まれにナメクジに寄生虫が潜り込んでいる場合があります。
仮に、この寄生虫がいるナメクジを食べてしまった場合、安心はできません。
ナメクジに寄生するのは、「住血線虫」という寄生虫。
そして、住血線虫を食べてしまった場合、潜伏期間を経て体が反応します。
潜伏期間は平均で16日、長ければ1か月ほど。
潜伏期間が経過すると、発熱や頭痛、嘔吐などの症状があらわれます。
その後、最悪の場合は命の危険も。
ですから、誤ってナメクジを食べてしまった場合、危険ですのでとりあえずは病院へ行きましょう。
住血線虫はナメクジの他に、カタツムリなどその他貝類、カエルやネズミ、淡水のカニやエビなど様々な生き物に寄生します。
淡水のエビやカニなどは食べる機会もあるかと思いますが、生で食べる場合は要注意ですね。
2.レタスについたナメクジを除去する方法!
では、誤ってナメクジを食べないようにするにはどうしたらよいのか?
それは、ナメクジを事前に洗い流すのが最善の方法です。
ですが、レタスを水洗いしただけでは、ナメクジはビクともしません。
通常の水は、日常生活で浴びる雨と同じだから。
ですから、常温の水はナメクジにとって痛くもかゆくもないのですね。
レタスを洗う時は、常温の水ではなく48度~52度のお湯で洗いましょう。
この湯で洗うことで、虫たちは簡単に落ちてしまいますよ。
48度~50度だと、熱すぎて素手洗うのは難しいものがありますね。
でも、あえてこの温度で洗うのにはちゃんとした理由があるのです。
実はこの、48度~52度のお湯を使うことで、野菜が美味しくなるのですよ!!
お湯に浸すことで、レタスの鮮度が蘇るとともに、えぐみが無くなるのです!
より、シャキシャキ感が増しますよ!
ナメクジなどの虫退治にもなり一石二鳥ですね。
洗い方は簡単。
ボウルなどに入れたお湯に、20秒~30秒ほどレタスを浸すだけ。
お湯に浸した後は、可能な限り表面の水分をなくしてあげましょう。
ちなみに、熱湯ではないのでそう簡単にレタスが茹で上がることはありませんが、浸したまま忘れて長時間経つとヘナヘナしてしまいますよ。
浸し過ぎには気を付けましょう。
レタスを切ってしばらくすると、そこからピンク色に変色しますよね。
このレタスの変色について、詳しく調査した記事があります。
もしよかったら、覗いてみてください。
まとめ
以上が、レタスについたナメクジの害悪や、除去する方法についてでした。
レタスについたナメクジを誤って食べてしまった場合は、早急に病院に行きましょう。
まれではありますが、寄生虫がいるナメクジの場合は体調を崩す恐れがあります。
ところで、ナメクジがレタスについているということは、虫たちに取って安心して食べることができる野菜であるということ。
これはつまり、危険な農薬などが使われていないともいえますね。
見た感じはゾッとしますが、ナメクジは美味しく安全なレタスの証明です。
レタスを食べたら、「ちょっと苦い…」なんて経験がありませんか?
レタスが苦くなるのは理由がありますよ!
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