レタスを保存していると、切口がピンク色になることがあります。
ピンク色になるって…。
これは、いったいどういった状況なのか?と悩んでしまいます…。
そして、ピンク色に変色したレタスは食べることができるのか?
また、なぜ変色してしまうのか?
そういった疑問を徹底的に調査してみましたよ!
ということで、本記事ではレタスがピンク色に変色する理由と、そのレタスの安全性について解説していきます。
どうぞ、ご期待ください!
1.ピンク色に変色したレタスは食べることができるのか!
結論から申し上げますね。
変色してピンク色になったレタスは食べられます。
全く問題はありませんので、安心してください。
逆に、ピンク色に変色したレタスの方が新鮮で生命力があふれている証拠です。
食べても大丈夫ですよ。
ただし、色が黒っぽくなってしまった場合は、カビの可能性がありますので食べるのはやめておきましょう。
さらに、ヌルヌルする場合、これは腐っているのでダメです。
2.レタスがピンク色に変色する原因とは!
レタスが、ピンク色に変色する原因は「酸化」です。
リンゴの皮を剥いて、しばらくすると茶色に変色しますよね。
それと同じ現象。
レタスの中のポリフェノールが、空気中の酸素に触れることで反応しているのです。
レタスやリンゴの他に、バナナや桃なども変色します。
ちなみに、この現象は植物独自の傷口の修復作業です。
植物が破損を確認し、被害をより最小限にとどめようとしているのですね。
人間の傷口がふさがっていくのと同じ現象です。
ということなので、そういった自己防衛が活発に働いているということ。
自己防衛活動が行われているということは、その植物は新鮮であり生きている証拠なのですね。
3.レタスがピンク色に変色するのを防止する方法!
レタスがピンク色に変色するのを防ぐには、空気に当てないことが大切です。
なんて書いてしまいましたが、「空気に触れさせない」などということは現実的に不可能ですよね。
では、どうするのか?
リンゴの変色を防ぐためには、食塩水につけます。
これと同じ原理で、レタスも食塩水で洗いましょう。
長時間つけておく必要はありません。
ただ洗って、ラップでくるみ保存するだけ。
ちなみに、食塩水でなくても酢をまぜた水でも大丈夫ですよ。
袋詰めされて売られているカット野菜は、こういった方法で変色を防いでいます。
袋の中のカット野菜には水気がありませんよね。
ただ洗うだけで、表面の微量の食塩水が酸化を防いでくれているのです。
しかも、結構な時間変色を防いでくれますよ。
4.レタスの変色を防ぐ方法はまだあるぞ!
実は、もう一つレタスの変色を防ぐ方法があります。
それは、レタスのカットのしかたです。
詳細については、下の関連記事で解説していますので、もしよかったら覗いてみてください。
ぜひ、参考にしてください。
まとめ
以上が、レタスがピンク色に変色する理由と、そのレタスの安全性についてでした。
ピンク色に変色したレタスは、安全そのもの、食べても大丈夫ですよ。
安心してくださいね。
レタスの変色は、植物自身が持つ防衛行動です。
一生懸命に自分の傷口を守ろうとしているのですね。
つまり、変色するレタスは生きているということであり、新鮮であるということです。
レタスを食べたら、「ちょっと苦い…」なんて経験がありませんか?
レタスが苦くなるのは理由がありますよ!
もしよかったら、下の関連記事をご覧ください。