冬になると、「ブーツ」を履く機会が増えます。
特に、私の居住地は雪が降りますの、通常の「革靴」では滑りやすく危険!
ところで、この「ブーツ」と「革靴」では、もちろん見た目で違いがわかるのですが…。
いったい定義はどのように違うのだろう??
そんな疑問が生まれたことから、この2つの定義などについて徹底的に調べてみました。
本記事では、「革靴」と「ブーツ」の違いについて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.「革靴」と「ブーツ」の違いとは!
最初に、「革靴」と「ブーツ」の違いを簡潔にお伝えします。
「ブーツ」とは、足先からくるぶし、また、くるぶしより上までを覆った履物のこと。
簡単にまとめると、こういった違いです。
それでは、双方についてさらに詳しく説明していきますね。
2.「革靴」とは!
「革靴」は、動物の皮を加工した皮革で足を覆うようにつくった履物のこと。
ですから、動物の皮を加工したとしても、足を覆わないサンダルのような履物は「革靴」とはいいません。
もちろん、ゴムでできた長靴や、布製のスニーカーなども「革靴」ではありませんよ。
ちなみに、「ブーツ」はくるぶしまで来る長い靴のことなのですが、この「ブーツ」が皮革でつくられているのならば、「革靴」の一つということができます。
この「革靴」なのですが、起源は外国であり日本ではありません。
日本にこの「革靴」が伝わったのは、幕末ころ。
そして、最初に「革靴」を履いたのが、坂本龍馬といわれています。
実際に、和服姿に「革靴」を履いた写真が残っていますよ…。
今の時代に、和服に革靴はなんとなく変ですけどね…。
一応、「革靴」の現物を紹介します。
ハルタのビジネス用の「革靴」。
大正6年創業の、日本の老舗メーカーですね。
「価格」「耐久性」「履き心地」といった部分で、満足度が高く評判の靴です。
口コミをご覧になってください。
驚きますよ!
3.「ブーツ」とは!
「ブーツ」は、足先からくるぶしまでを覆った履物のこと。
また、くるぶしよりも上を覆っていても「ブーツ」です。
長さは、ふくらはぎを覆うものや、膝上まで覆うものなど様々。
そして「ブーツ」は、素材が皮革である必要がありません。
たとえば、ゴムでできた長靴がありますが、これも「ブーツ」です。
実際に長靴を「レインブーツ」と呼びますよね。
ちなみに、なぜ長い「ブーツ」があるのか?ですが…。
長い靴をつくった目的は色々あります。
現在は主に「防寒」や「防水」「ファッション」ですが、その他は「足の保護」「ズボンの汚れ防止」など。
たとえば、バイク用の「ブーツ」は、油汚れと怪我の防止です。
登山用は、保温と防水、あと足の保護。
その用途によって、様々な目的があるのですね。
高性能「ブーツ」を紹介します。
これは、保温と防水性能が優れた「ブーツ」。
靴の中の保温性能を高めるために、熱を反射させるアルミニウムが埋め込まれています。
この機能を「オムニヒート」と呼ぶそうなのですが、新しいテクノロジーですね。
しかも、軽量です。
まとめ
以上が、「革靴」と「ブーツ」の違いについてでした。
動物の皮でつくる靴が、「革靴」。
くるぶしよりも上まである長い靴が「ブーツ」です。
ですから、動物の皮でつくった「ブーツ」であれば、「革靴」の中の一つということ。
ところで、「靴」といえばどうしても臭くなってくるもの…。
こういった悪臭は、ジャバジャバ洗濯してしまえば消えるわけですが…、皮革となると水洗いはできませんよね…。
ということで、洗わずに靴の悪臭を取り除く方法を解説した記事がありますので、よかったらご覧ください。