職場や学校などには、必ずといっていいほど「ロッカー」があります。
以前、作業服が無かったことから同僚から拝借しようとした経験があるのですが…。
ロッカーの扉を開けた瞬間、何やらおかしなニオイが漂い…。
その時は、すぐに扉を閉めて、作業服を借りるのをやめました…。
ちなみに、作業服は別の同僚から借りたのですが…。
大した物が入っていないロッカーで、いったい何が臭いのだろうか??
ということで本記事では、ロッカーが臭い原因と、その消臭方法についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ロッカーが臭いのはなぜ?その原因とは!
そもそも、ロッカーは狭い空間であって、空気の逃げ場が少ないところ。
しかも、普段は扉が閉められているため風通しがなく、空気の入れ替えはほぼ起きません。
つまり、ロッカーにこもったニオイはどこに行かないということです…。
では、その狭いロッカーの中で、いったい何がニオイの発生源になっているのか?
それは、主に「衣類」「靴」「その他」の3つに分類されます。
①ロッカーの衣類が臭くなる理由!
ロッカーのニオイの発生源の一つは、ロッカーに入れてある「衣類」です。
新品の衣類であれば臭くなることはありませんが、汗などがしみついた衣類を収納しておくことでニオイが発生します。
ちなみに「汗」単独では、ニオイはほぼありません。
「汗」に「皮脂」「垢」などが加わったものを、雑菌が食べることで悪臭が発生します。
これが、俗にいう「汗臭い」というニオイ。
しかも、雑菌は乾燥した空間よりも、ジメジメとした環境が大好き。
そして、ロッカーは風通しが悪い他に、汗によって湿度が高くなります。
まさにロッカーは、雑菌が好む環境であるということ。
②ロッカーの靴が臭くなる理由!
もう一つのニオイの発生源は、「靴」。
ちなみに、靴のニオイも前項と同じように雑菌が原因です。
履いている時の靴の中は、風通しが悪く密閉されていて、しかもジメジメ。
雑菌は、靴の中でどんどん繁殖していきます。
その靴を、靴の中と似たような風通しが悪くジメジメしたロッカーに入れればやはり雑菌は生き続けるでしょう…。
場合によっては、雑菌がさらに増えて悪臭が酷くなることもあるかもしれません。
③その他のニオイの発生源!
それから、よくあるニオイの発生源が「お弁当」などの食材。
これは食べ物なので、悪臭といえるかどうかは微妙ですが…。
ニオイを出していることには変わりありません。
また、掃除用具のロッカーの場合は濡れたモップや雑巾がニオイの発生源になることがあります…。
そういった掃除用具のロッカーのように、自分のロッカーに「雑巾」を置いたりしていませんか?
特に、濡れた雑巾や布巾などに雑菌が増殖し、悪臭を放つことがあります。
2.ロッカーが臭い時のニオイの消し方!
ロッカーを臭くしない事前対策は、湿った衣類や靴を入れないこと。
ですから、ロッカー内にすぐに収納するのではなく、一旦ロッカーの外側にハンガーなどで衣類をかけます。
靴もロッカー外に置き、どちらもしっかり乾燥させてから収納してください。
また、マメに洗濯することも大切です。
それから、下のような消臭剤を置きましょう。
これは、ロッカー用の消臭剤。
ハンガーをかけるポールにぶら下げて使います。
あとは、除湿と脱臭の双方の効果があるものもありますよ。
これは、備長炭を使った「ドライペット」。
衣類をしっかり乾かすことができないのであれば、こっちですね。
ところで、ニオイの発生源対策として「マメな洗濯」を推奨しましたが、「靴」の洗濯って大変ですよね…。
しかも、衣類よりも臭くなるのが「靴」です。
ということで、洗濯以外の靴の消臭方法を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。
色々な方法を解説していますよ。
まとめ
以上が、ロッカーが臭い原因と、ニオイの消し方についてでした。
ロッカーが臭い原因は、主に衣類や靴などに繁殖する雑菌です。
ニオイを防ぐには、衣類や靴をしっかり乾かして収納し、雑菌が好むジメジメの環境を排除してください。
それから、マメな洗濯を心掛けるとともに、消臭剤を使いましょう。
ところで、職場のロッカーの悪臭も不快ですが、椅子に座った時のお尻の蒸れも嫌なもの…。
特に、暑い夏場はキツイですよね…。
ということで、椅子に座った時の蒸れ対策を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
あと、職場で使う歯ブラシケースを臭くしない方法について解説した記事もありますよ。