鏡を廃棄する場合…。
小さな手鏡程度の大きさであれば、そのまま燃えないゴミに出してしまえば済みますが…。
それが、全身を映すことができる大型の「姿見」になると話が違ってきます…。
粗大ゴミ扱いとなって、別料金が加算されることも…。
これは、できることならば避けたいところ…。
ということで、鏡を小さくしてしまいましょう!
本記事では、3つの鏡を割る方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.一般的な鏡を割る方法!
最も一般的な方法は、鏡を「叩き割る」です。
ただし、この方法は「①音が大きい」「②破片が飛び散る」といったデメリットも。
特に、破片が飛び散ることで怪我をしてしまう危険があります。
ですから作業時は、軍手とゴーグルを着用し、肌の露出は控えましょう。
やり方を説明します。
まず、鏡全体にガムテープなどを貼り巡らせてください。
これは、破片が飛び散るのを防ぐ効果があります。
衝撃でバラバラになったガラスが、テープの粘着力によって飛び散ることがありません。
そして、ガムテープを貼った鏡を今度は新聞紙で包みます。
この新聞紙も、飛び散り防止のため。
あとは、金槌などで叩き割るだけ。
ただし、鏡の材質によってはなかなか割れないものもあります。
割れにくい鏡って、意外に多いですよ…。
そういった場合は、以下のハンマーを使ってみてください。
これは、車のガラスを割るためのハンマー。
強力な車のガラスに対応したもので、車が水没してしまった際の脱出用のハンマーです。
ちなみに、車のガラスを割ることができますが、「フロントガラス」だけは割ることができません。
フロントガラスは、割れないように設計されています。
鏡を割った後は、車の運転席に設置しておけばイザという時に役立ちますよ。
2.力を使わずに鏡を割る方法!
鏡を力まかせに叩き割るのは…。
大きな音が出るし、なんとなく嫌なものです…。
そういった場合は、ガスバーナーを使って割りましょう。
まず、破片の飛び散り防止のために、鏡の片面にガムテープを貼ります。
そして、ガムテープを貼っていない面を、ガスバーナーで10秒~30秒ほど炙ってください。
十分に熱することで鏡の色に変化が生じます。
そのタイミングで、水をかけて冷却しましょう。
すると、ピキピキッと一気に割れます。
水を使えない場所であれば、以下の冷却スプレーを吹き付けてください。
この方法でも、鏡の破片が飛び散る可能性があります。
ですから、軍手やゴーグルは必須、肌の露出もなくして作業しましょう。
3.破片を出さずに鏡を割る方法!
それから、「鏡を割る」というよりは「鏡を切る」という方法もあります。
この方法だと、破片が飛び散るリスクを減らせますよ。
ただし、リスクゼロではありませんので、一応は前項のとおり軍手とゴーグルを着用し、肌の露出は控えてください。
鏡を切るには、以下の「ガラスカッター」が必要です。
そして、ガラスカッター用の「オイル」も必要。
やり方は、ガラスカッターにオイルを入れてから、刃でガラスを擦るだけ。
紙をカッターナイフで切るような要領で、ガラスの端から端までガラスカッターで擦ります。
定規を当てて、それに沿うように擦っても良いのですが、正確な直線である必要はありませんのでフリーハンドでもオッケー。
ガラスカッターで擦り終わったら、そこに微かな切り目が入っていますので、その部分に軽い衝撃を加えてください。
板チョコを、「パキッ」と折るイメージです。
テーブルなどの角を利用して、テコの原理で力を加えると楽にできますよ。
ガラスカッターで擦ってから折る作業を、その都度繰り返すのでは時間がかかります。
ですから、あらかじめガラスカッターで縦横様々な場所を擦って切り目を付けておきましょう。
そうすると、後はその切り目にそってパキッパキッと細かく折るだけです。
ところで、姿見は外出前にも使いますよね…。
雨天時に傘をさして外出して、帰りに晴れていた場合は、傘を忘れてくる確率が高まります。
そういった、傘忘れの防止対策を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。
ちょっとした工夫で防ぐことができますよ。
まとめ
以上が、鏡を割る方法についてでした。
鏡を割るには、「ハンマーで叩き割る」「ガスバーナーで炙る」「ガラスカッターで切る」といった3つの方法があります。
騒音などの制約が何もないのであれば、「ハンマーで叩き割り」ましょう。
音を出したくない場合は、「ガスバーナーで炙る」「ガラスカッターで切る」方法をお試しください。
さらに、破片も出したくない場合は、「ガラスカッターで切る」の一択です。
ところで、鏡とは全く関係がありませんが…、大きいシーツを干すときにスペース不足で困っていませんか?
そういったシーツでも、コンパクトに干す方法がありますよ。
よかったら、下のリンクからご覧ください。
それから、浴室を清潔に保つコツに関する記事もありますので、こちらもどうぞ。