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「創造」と「創出」の違いを解説!実は意外な差があったよ!

更新日:

 
「創造」と「創出」。

似ています…。

「創出」の方はよく新聞などで目にしますが、まぎらわしですよね…。

といいますか、自分は同じ意味として解釈していました…。
 
 
ですが、なぜかニュースに使われる言葉は「創出」が多いわけで…。

ということは、「創造」と「創出」では違いがあるということ???
 
 
 
そういったわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

実は、「創造」と「創出」には決定的な違いがありました!
 
 
本記事では、「創造」と「創出」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「創造」と「創出」の意味の違い!

最初に、「創造」と「創出」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「創造」とは、新しいものを初めてつくり出すこと。

「創出」とは、物事を新たにつくり出すこと。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「創造」の意味とは!

「創造」は、新しいものを初めてつくり出すこと。

ポイントは「初めて」という部分。

ちなみに、「創出」は「新たに」ですのですごく似ていますが、微妙な違いがあります。

「創造」の初めてつくり出すということは、今まで誰も思いつかなかったようなもののことを指しています。
 
 
 
たとえば、エジソンが「電球」を発明しましたが、これが「創造」。

それまでは、暗い夜の明かりは「火」しかありませんでしたから。

「火」以外の明かりなど、誰も思いつきません。

そういった、誰も思いつかないようなものを作り出すこと、これが「創造」の持つ意味です。
 
 
 
「創造」には、もう一つの意味があります。

それは、神が宇宙を含めて全てをつくり出すという意味

要するに、「天地創造」の「創造」です。
 
 
最初に説明した、「新しいものを初めてつくり出すこと」とは全く異なる意味。

一応、覚えておいてください。

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②「創出」の意味とは!

「創出」は、物事を新たにつくり出すこと。

「新たに」という部分がポイント。

「創造」が「初めて」ですので、似ています。
 
 
ですが、誰も思いつかないようなものが「創造」ですが、現在ある物事でも成り立つのが「創出」。

わかりにくいですので、具体的な例で説明します。
 
 
 
たとえば、「にぎわい創出事業」といった使い方。

これはよく、日本の様々な自治体で行われる事業です。

「人がいない街に、にぎわいをつくり出そう!」といったもの。
 
 
「にぎわい」といったものは、日本中のどこにでもあるものです。

ですが、「にぎわい創出事業」はにぎわいがない地域に、「新たに」にぎわいをつくり出すということですね。
 
 
 
その他には、「付加価値の創出」といった使い方もあります。

これはつまり、今までなかった「新たな」付加価値をつくり出すということ。

たとえば、雑誌に「新たに付録」を加えて付加価値をつくるといったもの、これも「創出」といえます。

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③「創造」と「創出」の違いを整理!

それでは、ここで一度「創造」と「創出」の違いを整理します。
 
 
新しいものを初めてつくり出すのが「創造」

物事を新たにつくり出すのが「創出」。
 
 
誰も思いつかないようなものをつくり出すのが「創造」で、新規に行う物事が「創出」です。

これが、「初めて」の「創造」と、「新たに」の「創出」との違いですね。
 


 

2.「創造」と「創出」の辞書での意味!

続いて、辞書による「創造」と「創出」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「創造」の辞書での意味!

【創造】

①新しいものを初めてつくりだすこと。「―力」「新しい文化を―する」↔模倣

②神が宇宙・万物をつくること。「天地―」

引用元:旺文社国語辞典

意味が2種類で、説明どおりの内容です。
 

②「創出」の辞書での意味!

【創出】

・物事を新たにつくりだすこと。「新しい文化の―」

引用元:旺文社国語辞典

「新たに」で、説明どおりですね。

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3.「創造」と「創出」の使い方!

次に、「創造」と「創出」の使い方を例文で紹介します。
 

①「創造」の使い方!

・卓越した創造的アイデアを「もの」とする実践的な教育。

・子どもたちに創造や工夫の楽しさを知ってもらう。

創造力や探究心の芽を吹かせるための体験型ミュージアム。

・人間の生命は神の創造によるものか、あるいは進化の産物か。
 

②「創出」の使い方!

・国の雇用創出事業を請け負うため兵庫県宍粟市などが設立した団体。

・地域経済を支える起業家創出プログラムを開始。

・デジタル印刷活用による利益創出戦略。

・民間のノウハウや技術を生かした新事業の創出を狙う。

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4.「創造」や「創出」には似た意味の言葉がたくさんある!

「創造」や「創出」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「創造」と「創出」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「創造」は、新しいものを初めてつくり出すこと。

「創出」は、物事を新たにつくり出すこと。
 
 
まぎらわしのですが、「発明」のような位置づけが「創造」で、「新規事業」的な位置づけ「創出」です。

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