ステーキをより美味しくしてくれるのが、ステーキ用の「ソース」。
まあ、塩コショウで食べる場合もありますが、「ソース」で食べるのも美味いです。
でも、同じ「肉」でありながら焼肉になると、「タレ」で食べますよね…。
なぜ同じ肉料理でありながら、ステーキは「ソース」で焼肉が「タレ」なのだろう…。
そんなわけで、この2つについて徹底的に調べてみましたよ!
本記事では、「ソース」と「タレ」の違いについて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.「ソース」と「タレ」の違い!
まずは、「ソース」と「タレ」の違いを簡潔にお伝えします。
「タレ」とは、調味のための液体のこと。主に洋風料理以外に使うもので、使い方は料理中か食べる前につけるのが一般的。
簡単に表現すると、こういった違いです。
どちらも、調味のための液体という部分は同じであり、そこは双方に違いはありません。
洋風か洋風以外か、かけるのかつけるのかという部分が違いのポイントですね。
それでは、ここからは「ソース」と「タレ」についてさらに詳しく解説していきます。
2.「ソース」とは!
「ソース」は、洋風の調味用の液体のこと。
ただし、日本国内では狭い意味で、とんかつソースのことを「ソース」と呼ぶことが多いです。
実際には、トマトケチャップも「ソース」に含まれるのですが、トマトケチャップは「ソース」ではなく、とんかつソースが「ソース」という扱いになっている家庭が多いのが事実。
本来の「ソース」とは、「とんかつソース」の他に「トマトケチャップ」「トマトソース」「ホワイトソース」「デミグラスソース」「チリソース」など、全て当てはまります。
それから、元々は洋風料理のために使うのが「ソース」だったのですが、日本で誕生したタコ焼きにも「ソース」をかけます。
タコ焼きやお好み焼きは、例外ですね。
ちなみに、「ソース」には下のような「イカスミソース」というものもあります。
また、「ソース」は基本的に「タレ」のようにつけるということはしません。
料理の最中にかけて混ぜる、料理の最中に「ソース」で煮込む、または食べる前に上からかけるというパターンに大別されます。
パスタ系は混ぜる場合が多く、ビーフシチューなどはデミグラスソースで煮込みますよね。
あとは、料理人がお皿に料理を盛りつけて、最後に上からかけるパターンです。
3.「タレ」とは!
「タレ」は、基本的には洋風料理以外に使う調味用の液体のこと。
言葉自体ももちろん日本生まれで、「タレ」の語源は「垂れる」です。
「垂れる」は、したたり落ちることであり、「かける」とはまた少しイメージが違います。
「タレ」は、「焼肉」「焼き鳥」「餃子」「ウナギのかば焼き」「照り焼き料理」など様々な料理で活躍。
「しゃぶしゃぶ」などの「鍋料理」にも使いますよね。
下は、叙々苑の「焼肉のタレ」。
使い方も、どちらかといえば「かける」というよりは、「つける」「垂らす」。
ちなみに、醤油の場合は「かける」ですが、「醤油」を「タレ」とはいいません。
「醤油」は、日本の「ソース」と呼ばれます。
やはり、「ソース」に分類される「醤油」と、「タレ」とではキチンと使い分けさているということです。
まとめ
以上が、「ソース」と「タレ」の違いについてでした。
「ソース」も「タレ」も、どちらも調味のための液体です。
一見すると違いが、「洋風」と「洋風以外」だけと思われるかもしれませんが、使い方で区分されていることがポイント。
その証拠に、かけて使う日本の「ソース」である「醤油」と、「タレ」は別物でありキチンと使い分けされています。
つまりは、「かける」のが「ソース」であり、「つける」のが「タレ」ということですね。
そんなわけで、「たれ」と「つゆ」、また「ソース」と「ドレッシング」の違いついて調べた記事があります。
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