引っ越しの時によく飛び交う言葉…。
それは、「梱包材」とか…、「緩衝材」とか…。
どちらも、荷物をまとめる時に使う物なのですが…。
「梱包材」と「緩衝材」、同じ物として理解している人が意外に多いようです…。
ところが、この2つ…。
同じ物を指す場合もありますが、実は目的や用途などを含め全くの別物なのです…。
ということで…。
本記事では、「梱包材」と「緩衝材」の違いについて、わかりやすく解説していきます。
後半では、具体的な製品も紹介しますのでどうぞご期待ください!
1.「梱包材」と「緩衝材」の違い!
まずは、「梱包材」と「緩衝材」の違いを端的にお伝えします。
具体的には、ダンボール・ガムテープ・紐の他、破損を防ぐための発泡スチロールやエアークッション(プチプチ)など。
「緩衝材」とは、衝突や振動などによる衝撃を緩和するための材料のことで、荷造りの他に床や壁の保護などにも使う。
具体的には、発泡スチロールやエアークッション(プチプチ)の他、体育館にパイプ椅子を並べる時の敷物や家電の下の敷く耐震ゲルなども緩衝材の一つ。
ということで、短くまとめるとこの通りです。
荷造りのための材料が「梱包材」。
その「梱包材」の中に、荷造り用の「緩衝材」も含まれます。
ただし、「緩衝材」の用途は広く、荷造り以外に用いることも…。
たとえば、紹介した体育館に敷くマットも椅子の衝撃から守る緩衝材ですし…。
テレビなどの下に敷く耐震ゲルや、ヨガマットなども緩衝材の一つといえます。
2.「梱包材」と「緩衝材」には色々な種類が!
「梱包材」や「緩衝材」には様々な種類があるのですが…。
せっかくですので、具体的な製品をご紹介します。
最初は、引っ越し用の「梱包材セット」。
ダンボールとガムテープ、それにエアークッション(プチプチ)がセットになった梱包材。
一度の注文で済みますので、忙しい人には便利です。
続いて、スーツ用の梱包材「ハンガーボックス」。
これを使えば、スーツのシワを防げます。
また、洋服が増えた時の洋服ダンス代わりにもなりますね。
今度は「緩衝材」。
下が、定番の「エアークッション」です。
おなじみの、「プチプチ」。
空気の力で衝撃をやわらげます。
下は、「シート状緩衝材」。
30センチ四方の緩衝材がシート状になったもの。
食器などを包むのに適しています。
次は、「Vフォーム」。
小さいクッション「Vフォーム」が、70個詰まった袋。
この袋が、50袋のセットになっています。
ダンボールの中の、荷物の隙間を埋めるための緩衝材。
ダンボールには、必ず隙間ができますからね。
まとめ
以上が、「梱包材」と「緩衝材」の違いについてでした。
「梱包材」は、荷造りを目的とした材料です。
そして「緩衝材」は、衝撃をやわらげことを目的とした材料のこと。
「梱包材」と「緩衝材」はその目的が異なりますが…。
「緩衝材」は「梱包材」の中の一つともいえます。
ところで、引っ越しの時に使う緩衝材の一つが新聞紙です。
そういった新聞紙や、他の緩衝材もない場合の梱包方法を解説した記事がありますよ!
よかったら、上の記事をどうぞ!
緩衝材がなくても、引っ越しは可能です。