引っ越しの時に、厄介なのが皿などの食器の梱包です…。
食器類でも、特に陶磁器やガラス製になると少しの衝撃で割れてしまう心配が…。
金属製や木製であれば安心ですが、壊れやすい素材の食器はかなり気を使います…。
そんな、皿などの緩衝材の定番が、読み終えた古い「新聞紙」。
捨てる予定の新聞紙を大量に使い、食器類をグルグル巻きに包むことで衝撃をやわらげるのです…。
ところが、最近ではインターネットの普及により、新聞を定期購読しないご家庭が増えていて…。
家に新聞紙がない…といった事態が続発中…。
ということで…。
本記事では、新聞紙がない場合の食器類の梱包方法をわかりやすく解説していきます。
また後半では、便利な緩衝材も紹介しますのでご期待ください!
1.引っ越しの皿の梱包!新聞紙がない時は?
新聞紙がない場合の緩衝材は、衣服やタオルなどの「布系」がおすすめ。
実はペラペラの「紙」に比べ、クッション性が高い「布」の方が衝撃に強いので、食器類の緩衝材には適しているのです。
ということで、家中の衣服やタオルなどを最大限活用しましょう。
どうせ、引っ越しで衣服やタオルなども全部箱詰めする訳ですし、緩衝材として利用しない手はありません。
ただし、「人の口に接する皿と、足に履く靴下を一緒にしたくない…」といった意見も…。
そういった場合は、食器をサランラップで巻いて密封してください。
そうすることで、衣類と皿の接触は回避できますし、仮に皿が割れてしまった際も片づけが楽になります。
もちろん、気にされない方はサランラップで巻く必要はありません。
2.新聞紙がない場合の具体的な梱包方法!
それでは、具体的な方法について説明していきます。
①なるべく小さいサイズのダンボールを準備してください。
(◆食器は重量があるため、ダンボールの底が抜けるのを防ぐ意味があります)
②ダンボールの底は、しっかりとガムテープを貼って底が抜けるのを防ぎましょう。
③食器類をサランラップで巻いて密封してください。
(◆気にならない方は、必要ありません)
④食器を箱に詰め込む前に、ダンボールの一番下の部分に服かバスタオルといった大きめの布を何枚か重ねて敷いて、底面部分の緩衝材にします。
(◆業者さんが、ダンボールを床に置く時の衝撃をやわらげます)
⑤あとは、その上にタオルなどを巻いた食器類を入れてください。
(◆場合によっては、タオルで巻いてから輪ゴムで留めると取れにくくなります)
(◆食器類どうしが直接ぶつかることを防ぐために、隙間が露出しないよううまくタオルを巻いてください)
(◆おそらくは、タオルだけでは足りなくなりますので、タオル以外に衣服も活用しましょう)
ということで、食器類が主体の荷物が出来上がります。
それから、食器類が少ない場合は、衣類主体のダンボールに食器を挟み込むという方法もありますので、参考にしてください。
3.引っ越しの皿の梱包用緩衝材を紹介!
ところで、「新聞紙がない!」という方の他に、「食器類を巻くには、衣類の量が少なすぎる!」という方もおられるかと…。
そういった場合は、最後の手段!!
緩衝材を購入しましょう…。
ということで、おすすめの緩衝材を紹介しますね。
最初は、なんと「新聞紙」。
新聞を定期購読していなくても、必要な時だけ購入することができます。
ペットを飼っている方は、ケージの下に敷いて使えますよ。
だいたい15キログラムほどの量で、1,500円~2,000円くらいの価格が相場らしいのですが…。
この価格が安いのか、高いのかはわかりません。
続いて、緩衝材の定番の一つ「エアーキャップ」。
通称「プチプチ」でお馴染みの緩衝材。
空気の力を利用した緩衝材ですので、別名「エアークッション」とも呼ばれています。
衝撃を緩和する性能は、間違いなく新聞紙より優れていますし…。
メルカリやヤフオクなどの発送にも活用できる優れもの!
次は、緩衝用の「シート」。
この緩衝材の特徴は、厚さ1ミリで30センチ四方になっていること。
ですから、このまま食器を包むことができます。
特に皿の場合は、皿と皿の間にこのシートをただ挟むだけでも緩衝材としての役目を果たしてくれますよ。
結構便利です。
最後は、ピロー型の「エアークッション」。
前の方で紹介した「プチプチ」を大きくしたバージョンですね。
家電製品を購入すると、そのダンボールの中によく入っています。
空気が収まった風船部分が大きいですので…食器類を包むことはできません。
食器と食器がぶつかるのを防ぐ意味で、隙間を埋めるための緩衝材として使ってください。
まとめ
以上が、新聞紙がない場合の食器類の梱包方法についてでした。
新聞紙がない場合は、衣服やタオルなどの布を緩衝材として活用してください。
どうせ引っ越しで梱包する衣類、それを緩衝材に利用しますので一石二鳥です。
新聞紙も衣類も無理な場合は、紹介した緩衝材をお試しください。
ところで、引っ越しといえば大掃除です…。
特に汚れやすく、しかもキレイになりにくい便座の裏の掃除については、以下の関連記事を参考にどうぞ。
それから、食器の臭いが取れない時は下の記事をご覧ください。
どうしても「クサい!」時って、ありますよね…。