なぜかいつも妻から言われる言葉…。
「トイレを汚しすぎ!!」
私自身、別に汚すつもりはないのですが、なぜか便が便器にこびりついてしまうのです…。
しかも便がこびりつく現象は、妻には全く無く私だけに限ったこと。
不思議なのですが…でも理由がありました…。
そして、昔から「トイレを汚すな!」と言われてきたことから、この便の汚れはその都度自分でキレイにしてきたのです。
そういったことで、長年にわたり便の色々な落とし方を試してきましたが…。
簡単で手も汚さない、しかも効果的な方法がありましたよ!
本記事では、便器にこびりつく便の落とし方と、こびりつかないための予防策についてわかりやすく解説していきます。
一部を除いては、私自身が実際に試した方法ですので、その効果は確かですよ!
ご期待ください!
1.便器に便がこびりつく!落とし方は?
この項では「最も効果的な落とし方」と「何も道具がない場合の落とし方」、それぞれについて解説していきます。
①試した中で最も効果的な落とし方!
私が実際に試した方法の中で、最も効果が高かったのが「塩素系漂白剤」を使った方法。
塩素系漂白剤には、「キッチンハイター」や「カビキラー」など色々とありますが…。
おすすめなのが、下のトイレ用の「ドメスト」です。
このドメストがなぜおすすめなのかといいますと…。
どろどろとした「とろみ」といいますか「粘り気」があるおかげで、便の汚れに長い時間とどまってくれるからです。
色々な洗剤を試してみましたが、とろみが全く無い場合は薬剤が汚れにしっかり浸透しません…。
特に、便器の場合は傾斜になっていますので、粘り気のない洗剤は汚れを分解する間もなくすぐに流れてしまいます…。
そういった傾斜にこびりつく便の掃除には、このとろみのあるドメストがベストなのですね!
使い方は簡単で、こびりついた便にめがけてドメストの液体を3~5敵たらすだけ。
ドメストをたらしたら、そのまま数分間放置してください。
「ポタポタッ」とたらすだけで、こする必要もないので全く手を汚しません。
たったこれだけの作業で、小さい便のこびりつきであれば数分でキレイに消えます。
最後はトイレの水を流して終了。
ただし、こびりついた便が大きく厚みがある場合はこれだけでは落ちない場合が…。
そんな時は、ドメストの液体を何度も繰り返してたらすという方法もありますが、これでは薬剤がもったいないですよね…。
ということで、便が大きく厚い場合はトイレットペーパーを使ってドメストの「パック」をしましょう。
手順は、最初に適当な大きさのトイレットペーパーをシングルだと2枚に折り、こびりついた便の上にかぶせます。
そのトイレットペーパーのちょうど便の位置に、ドメストの液体を3~5敵たらしてください。
ドメストをトイレットペーパーにしみ込ませることにより、液体が流れ落ちないようにして便に浸透させるイメージです。
そのままパックした状態で放置し、数十分待ちましょう。
最後は、トイレの水を流して終了。
もし、便が残るようでしたら、パックの時間を長くしてみてください。
ちなみに、この「パック」の原理を活用すればドメスト以外の一般的なトイレ用洗剤で落とせるのでは?と思われるかもしれませんが…。
残念ながら、一般的な洗剤や水による「パック」だけでは、便の汚れを完全に落としきることはできませんでした。
一般的なトイレ用洗剤は、「こする」ことが基本なのですね…。
それから、塩素系漂白剤は「酸性」の物質とまざることで有毒ガスが発生します。
危険なので、絶対にまぜてはいけません!!
トイレ用洗剤であれば、サンポールなどが「酸性」ですので気をつけてくださいね。
②何も無い場合の落とし方!
外出先でトイレを使い、便をこびりつけてしまったら…。
ドメストはないし…。
こんな場合は、トイレットペーパーを使って拭き取るしか方法がありません。
では、その具体的な手順を説明しますね。
まず、多めのトイレットペーパーをまとめて、先端部分を水に浸します。
浸しすぎるとトイレットペーパーがぐしょぐしょになり、手が汚れますので気をつけてください。
先端部分をほんの少し湿らすイメージです。
そして、そのトイレットペーパーの濡れた部分を使って、便の汚れをゴシゴシこすってください。
最後はトイレの水で、そのトイレットペーパーも一緒に流して終了。
注意点は、トイレットペーパーを使い過ぎないということ。
ネット上にある実験結果では、トイレットペーパーは15メートルの長さでトイレが詰まるそうです…。
だからといって「14メートルくらいまでなら大丈夫」ではなく、極力少ない量で拭き取りましょう。
でも…。
ゴシゴシこするって…面倒ですよね…。
しかも、手が汚れる危険もあるわけで…。
やはり、外出先で大便をする場合は、次項で説明する「何も無い場合の予防策」を施すのがオススメです。
2.便器に便がつかないための予防策は?
前項では「落とし方」を解説しましたが、そもそも便がくっつくのを予防できればそれに越したことはありませんよね…。
ということで、便で汚さないための予防策をそれぞれ解説していきます。
①何も無い場合の予防策!
前項で触れたとおり、外出先で大便をする時などはこの予防策がオススメです。
方法は簡単、使用前にただトイレットペーパーを便器に敷きつめるだけ。
トイレットペーパーで便器をカバーし、しっかりガードされた状態で大便をしてください。
トイレットペーパーで便をガードするということ。
完全に隙間なくトイレットペーパーを敷きつめるのは難しいかもしれませんが、ある程度のこびりつきを防げますし手も汚れませんよ…。
ちなみに、水が溜まっている部分にもトイレットペーパーを敷くことで、水の跳ね返りも防ぐことができます。
大便が落下し、「ぽちゃん」と水に接触した際の水滴が跳ねてお尻につくことがありますよね…。
通称「おつり」ですが…嫌なものです…。
便のこびりつきと、水滴の跳ね返りを予防できますのでまさに一石二鳥。
お試しください。
②便器をコーティングしてしまう!
便器の汚れを予防してくれるコーティング剤があります。
ただし、このコーティング剤は「スタンプタイプ」以外の製品を実際に試した経験がありません。
また「スタンプタイプ」のコーティング剤は、ある程度の効果はありますが、便のこびりつきを完全に防ぐことができませんでしたのでここでは紹介しません。
紹介するのは、「スプレータイプ」と「塗りこみタイプ」の2種類だけです。
しかも試した経験がありませんので、「効果がある!」と胸を張って宣言することができません。
あくまでも、「こういった薬剤もありますよ」といった紹介ですので、その程度の感覚で受け取っていただければ幸いです。
最初は、「ティポス 超撥水コーティング剤 弾き」。
これは、スプレータイプですので塗布がとても簡単です。
しかも、効果の持続期間が1か月程度とのこと。
続いて、「WAKI 3年美キープ トイレ用プロクリーナー」。
製品名に「3年美キープ」とあるとおり、効果の持続期間が3年間 です。
ただし持続期間が長い反面、手作業で塗り込まなくてはいけませんのでやや面倒ですね。
ということで、スプレータイプと塗りこみタイプの2種類の製品を紹介しましたが、どちらもコーティングによりお掃除を楽にしてくれるのは間違いないでしょう。
ただし、便のこびりつきをどの程度防いでくれるのかはわかりません…。
③汚れにくい便器ってあるの?
便器を製造する会社はいくついかありますが…。
各社とも、「汚れにくい」便器の研究開発はしているようです。
一例をあげますと、下のトイレ。
上の製品は、リクシルが開発した陶器、「アクアセラミック」を採用したトイレです。
アクアセラミックの特徴は、キズ・細菌の繁殖・汚物の付着・水アカを防いでくれること。
中でも、「汚物の付着」も防止してくれますので、まさに便がこびりつきにくいということです。
ちなみに、こういった新製品についても私自身が実際に試したわけではありません。
ですから、あくまでも「こういった製品もありますよ」という情報提供です。
④腸内環境の改善でくっつかない?
冒頭で、私と妻のやり取りを紹介しましたが…。
その中にあるとおり、便をこびりつけるのは私だけであって、妻の便はこびりつくことはありません。
これは、おそらく私と妻とでは便の「質」が異なるせいだと考えられます。
実際に調べてみると、腸内環境がよい人の便は「すべりやすく」「こびりつきにくい」というのが特徴。
逆に腸内環境が悪い人の便は、水分量が過剰だったり腸粘膜が過剰だったりして、「こびりつきやすく」なるそうです。
ちなみに、水分が多い場合は「下痢」に近くなり、腸粘膜が多ければ「便秘」に似た状態になるらしい…。
要するに…私の腸内環境は悪く、妻の腸内環境は良好であるということ…。
ですから、便器に便をつけないようにするには、腸内環境を整えることが大切なのです。
そこで、私も腸内環境を整えるべく、様々な努力を継続してみましたよ。
腸内環境を整えるには、善玉菌を含んだヨーグルト・納豆・キムチ・チーズ・味噌などの発酵食品を多く食べることと…。
それに加え善玉菌の餌になる食物繊維、つまり野菜・芋・キノコなどをたくさん食べることです。
その他の腸内環境対策は、自律神経を整えることですが、具体的には適度な運動やストレスなどためこまないこと。
私はこういった腸内環境を意識した生活を、実は何年も継続しています。
しかし、残念ながら便器に便がこびりつく状況は変わっていません…。
これは、おそらく腸内環境が改善されていないことが理由だと思われます。
なぜ改善されないのか?ですが、アルコールを頻繁に飲むことと、自律神経が乱れていることがその理由…。
実は、自律神経の乱れにより睡眠がスムーズではありません…。
1日40分の汗を流すほどの運動は継続中ですが、ストレスの発散はできていないのかもしれません…。
ちなみに、妻はアルコールを飲みませんし、日々の運動も欠かさず、睡眠も充分です。
まとめ
以上が、便器にこびりつく便の落とし方と、こびりつかないための予防策についてでした。
便器にこびりついた便を落とすには、ドメストを使うのが最も簡単で手も汚れません。
外出先にはドメストを持ち歩けませんので、そういった場合はトイレットペーパーで拭き取るか、排便の前に便器にトイレットペーパーを敷きつめて予防しましょう。
その他には、汚れ予防のコーティング剤や汚れにくい便器なども販売されていますので、参考にしてください。
それから、最後の予防策である腸内環境の改善ですが、これは意識した方がいいですよ。
便の質が良くなるほかに、免疫力も上昇しますし太りにくい体質になるそうです。
良いことばかりですね!
「トイレ」つながりで質問を一つ。
よく「節約でトイレットペーパーをティッシュ代わりにしている」という話を耳にしますが、「トイレットペーパー」と「ティッシュ」、どっちが安いと思いますか?
その答えは、上の記事をどうぞ。
同じ面積で比較したら、想像とは反する結果になりましたよ!