「外国製の珪藻土製品の一部に、アスベストが使われている!」
といった、衝撃的なニュースで話題にはなりましたが…。
強力な吸水能力で、バスマットにはピッタリの「珪藻土」…。
便利ですよね…。
でも、基本的には「洗わない」この珪藻土…。
洗わないせいなのかはわかりませんが、使っているうちに臭いが…。
しかも、日増しに悪臭が酷くなっていくような…。
ということで、この珪藻土について徹底的に調べてみました。
本記事では、珪藻土のバスマットの臭いの取り方をわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.珪藻土のバスマットの臭い!その原因は?
最初に、珪藻土がクサくなる原因から。
珪藻土とは、化石です。
何の化石なのかというと、それは「藻(も)」の化石。
しかも、珪酸質の殻を持った藻で、それを「珪藻」といいます。
この珪藻は、淡水の川や海の中など、水であればどこにでも生息。
たとえば、水槽の内側のガラスが徐々に汚れてきますが、これは「藻」の仕業であり、その中に「珪藻」もいます。
また、川べりの石がヌルヌルと滑りやすくなるのも藻たちが犯人。
珪藻は、集まれば存在を確認できますが、単体の姿は小さすぎて目で確認することはできません。
余談ですが、珪酸質の殻といいましたが、珪酸とは乾燥剤のシリカゲルに使われる「二酸化珪素」のこと。
そして、殻を持った珪藻が積み重なり、長い年月で化石になったのが「珪藻土」です。
珪藻土は、この珪藻の化石を丸ごと使っていますので、そもそも最初から独特の臭いがあります。
さらに、固めるための凝固剤なども使われますので、そういった薬剤の臭いも影響しているということ。
また、バスマットとして使いますので、足の裏から汗や皮脂、垢などが付着するわけで…。
そのため、足の臭いが移ります。
こういったことが、長い間繰り返されることで、臭いもきつくなるということ。
ちなみに、珪藻土の場合は乾燥が早いため、雑菌が繁殖するには適さない環境らしい…。
その点は、嬉しい利点です。
2.珪藻土のバスマットの臭いの取り方!
珪藻土のバスマットがクサい時、最強の対策が「アルカリ電解水」。
珪藻土は、水の中にドップリと浸してはいけないものが多いです。
そういったわけで、「アルカリ電解水」をスプレーして消臭するのが簡単でおすすめです。
これは、「超洗浄戦士」というアルカリ電解水。
ちなみに、アルカリ電解水とは電気分解した水のことで、強力な洗浄能力が特長です。
特にタンパク質や油脂を分解し、嫌な臭いも除去。
しかも、除菌もしてくれます。
清潔ですね!
また、「洗剤」ではありませんので、洗い流す必要がありません。
これは、なかなか便利な「水」です。
このアルカリ電解水を、珪藻土バスマット全体にスプレーしてください。
全体にスプレーしたら、風通しの良い場所で日陰干しします。
直射日光は、反って割れてしまう危険があるのでやめましょう。
珪藻土バスマットが完全に乾いたら、臭いを確認してください。
もし、まだ臭いが残っているようであれば、またアルカリ電解水をスプレーします。
そして、また日陰干し。
これを臭いが消えるまで繰り返します。
2回くらいでも臭いは少なくなりますが、3回~4回ほど繰り返せばかなり臭いは軽減しますよ。
3.珪藻土のバスマットの臭い!ヤスリで削るのは?
珪藻土バスマットのお手入れ方法の一つとして、「ヤスリで削る」という方法があります。
ただし、ニュースでも話題になったとおり、外国製の珪藻土の一部に発がん性物質である「アスベスト」が使われていることがわかりました。
ですから、まずその珪藻土にアスベストが使われていないことを販売元などに確認してください。
アスベストが含まれていないのであれば、ヤスリで削っても構いません。
実際に、珪藻土をヤスリで削ることは、臭いの除去やカビが生えた時には有効な手段です。
ところで、お風呂つながりですが、お風呂掃除って大変ですよね…。
実は、お風呂用の様々なアイテムを「浮かせる」ことで、このお風呂掃除がかなり楽になりますよ。
下の関連記事では、「浮かせる」ためのアイデア製品を紹介していますので、よかったらご覧ください。
意外に便利なものが多い!
まとめ
以上が、珪藻土のバスマットの臭いの取り方についてでした。
珪藻土バスマットがクサくなったら、アルカリ電解水で消臭するのがおすすめです。
ただスプレーして乾燥させるだけなので、簡単で清潔です。
ヤスリで削ることも有効ですが、削る際はアスベストが使われていないことを確認してください。
ところで、珪藻土バスマットもクサくなりますが、部屋干しした時の洗濯物もクサくなることが…。
これは、生乾き臭が原因なのですが、それを防ぐには密集させずに素早く乾かすことが大切です。
ということで下の記事では、「狭いスペースにおいて、いかにして広く干すか」といったアイデアを紹介していますので、よかったらご覧ください。
下の関連記事では、靴の消臭方法を紹介していますので、ぜひ覗いてみてください。