凡人の私は、「ベーシックなスタイル」だとか「スタンダードコース」などと聞くと落ち着きます(笑)
ですから「スペシャル」とか「オリジナル」などよりも「ベーシック」を選ぶことが多いです。
ただし、「ベーシック」と「スタンダード」ってどう違うのかというと……よく分からない…。
ということで、今回は「ベーシック」と「スタンダード」の違いなどについて調べてみました。
1.「ベーシック」と「スタンダード」の意味の違いは?
「ベーシック(basic)」とは、「基礎的な、簡易の、必要最小限」という意味です。
「スタンダード(standard)」は「標準の、基準の」という意味です。
似ているけど、よくみると全然違う意味ですね。
ベーシックは「必要最小限」、スタンダードは「標準、標準仕様」ということですから、たとえば商品やサービスでいえば、ベーシックプランやベーシックコースは一番安い料金、スタンダードプランやスタンダードコースは標準プランでベーシックプランよりも高いです。
また、ホテルの部屋で「ベーシック」といえば、あると嬉しい便利なものは特になく、「まあ、一晩寝るには困らないかな」という簡素な部屋です。
たとえば、ドライヤーや電気ケトルなどはもしかしたらないかもしれませんね。
「スタンダード」といえば、ホテルとして標準的な設備がそろっているということで、簡素な部屋ではありません。
標準ですので、普通入浴後に使用するドライヤーもあるでしょうし、電気ケトルや加湿器なども揃っていたりします。
スマホが普及した現在ではインターネット用の無線ラン回線も、標準的な設備に入りますよね。
ただ、「スタンダード」ですから「デラックス」や「スペシャル」など特別な設備や豪華さはありません。
部屋にフルーツやドリンクは用意されていないでしょう。
2.「オーソドックス」「ノーマル」「レギュラー」の意味の違いは?
「オーソドックス」とは、「正統的。伝統的。考え方ややり方が昔から正しいとされたものに従っていること」という意味です。
「ノーマル」とは、「普通。正常。標準的」という意味です。
「レギュラー」とは、「通常。通例。規則正しい。秩序ある。」という意味です。
「オーソドックス」と「ノーマル」の違いですが、「オーソドックス」は伝統や正しい習慣などのことで「昔からのスタイル」というように「昔からの」という言葉を前につけるとわかりやすいです。
「ノーマル」は普通や標準的であるという意味で「周囲とくらべて標準的なスタイル」というように「周囲とくらべて標準的な」という言葉を前につけるとわかりやすいです。
スタンダードとほぼ同じような意味ですね。
「レギュラー」は通常、通例という意味と、規則があること、規則性のことです。
たとえば、番組のレギュラーメンバーといえば、番組に毎回規則的に出演する人のことですね。
反対が「ゲスト」、その回だけ不規則に出演する人のことです。
まとめ
以上が、「ベーシック」と「スタンダード」の違いについてでした。
「ベーシック」は「簡素・簡易的、基礎的な」という意味です。
ベーシックにさらに設備やサービスを付け加えて標準仕様にすると「スタンダード」になります。
カタカナには、どっちが正解なのかわからない言葉も多いです。
たとえば、「グランド」と「グラウンド」ではどっちが正解だと思いますか?
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