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「生き生き」と「活き活き」の使い分け!いきいきはどっち?違いは?

      2018/07/30

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「いきいき」を漢字で書くと、「生き生き」と「活き活き」、二種類の漢字表記があります。
この二つ、なんとなくニュアンスの違いは伝わるのですが、実は使い分けにはルールがあるのです!
ということで、今回は「生き生き」と「活き活き」の使い分けなどについて調べてみました。
 

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1.「生き生き」と「活き活き」の意味の違いと使い分けは?

まずは「いきいき」を広辞苑で引いてみたところ、広辞苑には「活き活き」は載っていなくて「生き生き」のみでした。

【生き生き】
①活気の満ちているさま。勢いよいさま。
②まるで生きているかのようなさま。

 
ということで、①は「活気に満ちている」とか「勢いがある」といった意味ですね。

それから、②の方はスーパーなどで売っているお魚などに使います。

「この魚は新鮮で生き生きしている」といった使い方ですね。

では「活き活き」がなぜ広辞苑にないのか?

実は「活き活き」は常用漢字表外の表記、なので公文書には使えません。

要するに「活」という字は「かつ」と読みますが、常用漢字表では「活きる(いきる)」や「活かす(いかす)」とは読まないのですね。

ですから「いきいき」を漢字で書くときは、常用漢字の「生き生き」を使えば何も問題ありません。

ただし「活き活き」については、公文書だけ使えないという意味で、使っちゃダメということではありませんよ。

それにしても、なぜ「いきいき」を「活き活き」と書くようになったのか?ですよね?

「生きる・生かす」には命を保つ/保たせるという意味があるのに対し、「活きる・活かす」は能力や性能などを十分に発揮させるという意味があります。

つまり、「生き生き」は生命力があふれている状態を表しているのに対し、「活き活き」は能力や性能をふるっているという意味で使い分けされるようになったのです。

一言で違いをまとめると、「生き生き」が「生命力」、「活き活き」が「能力」ということですね。

生き生き

「生命力」と「能力」では、ニュアンスに若干の違いがあります。

【「生き生き」と「活き活き」の使い分けの具体例】

・彼が大好きな食事をしている時の姿は「生き生き」している。(生命力)

・大食い選手権で彼が勝ち進む姿は「活き活き」している。(能力)

・彼がプールで楽しむ姿は「生き生き」している。(生命力)

・彼のスピード感に満ちた平泳ぎをする姿はまさに「活き活き」している。(能力)

・この魚は新鮮で「生き生き」している。(生命力)

 
ただし、使い分けに明確な決まりがあるわけではありませんし、他の辞書ではどちらも「活気に満ちている」ということで同じ意味として扱っているものもあります。

どちらを使うべきか悩んだときには平仮名で書くか、常用漢字表に載っている「生き生き」で書くのがおすすめです。

ただし、公文書では絶対に「活き活き」は使えませんよ!
 

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2.「生」と「活」の漢字の意味と成り立ちは?

①「生」の漢字の意味と成り立ち

「生」という漢字の成り立ちは、「地面から草木がはえてくる様子」からできた漢字です。

一番下の横棒が地面で、その他は地面からはえた草木を表しているのですね。

ですから、「生」の漢字には「草花がはえる」「生きる」「生命」などの意味があります。

発芽

②「活」の漢字の意味と成り立ち

一方の「活」の字、こちらは漢字の見た目からは想像できないと思いますが、ギョッとするような成り立ちがあります。

まずは「さんずい」、これは「流れる水」を意味しており、「さんずい」のある漢字の多くは「水」に関係した意味があります。

それから「千」、これはちょっと残酷なのですが「刃物で突き刺され潰れた目」を表しています。

そして最後は「口」、これはそのまま「口」を表しています。

これを全部まとめると、「かたい約束を破って口外し、目を潰される」と「水の流れ」を合わせ、「水が堰を壊して、勢いよく流れ出る」ことを表現しています。

ですから「活」という字は、「水が堰を壊して流れ出す」ほどの「盛んな勢い」を表しているのですね。

そういわれれば「活気」「活力」「活性化」「活発」「活躍」など、これ意味が全部「盛んな勢い」に関係していますね。

それにしても、刃物で突き刺して潰れた目って……Σ(´∀`;)想像するだけで痛いんだけど。
 

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まとめ

以上が、「生き生き」と「活き活き」の違いや使い分けなどについてでした。

「いきいき」の常用漢字は「生き生き」、こちらしか載っていません。

「生き生き」と「活き活き」を使い分けるときには、「生き生き」は生命力にあふれている様子、「活き活き」は能力をふるっている様子というように使い分けます。

ですから本人の持つ能力と関係がない場合は「生き生き」、本人の能力が関係している場合は「活き活き」を使います。

ただし、公文書で「活き活き」を使ってはいけません。

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