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「設備」と「装置」の違いを解説!実は意外な差があったよ!

更新日:

 
「設備」と「装置」。

似ていますよね…。

どちらも、電気などで動く「機械」を思い浮かべます…。

しかも、使う場面も似ているし…。
 
 
たとえば…。

「空調設備」

「空調装置」

どちらもあります…。

では、いったい何がどのように違うのか…??
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

実は、「設備」と「装置」では、決定的な違いがありました!
 
 
本記事では、「設備」と「装置」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「設備」と「装置」の意味の違い!

最初に、「設備」と「装置」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「設備」とは、ある目的のために必要な「建物」「道具」「機械」などを備え付けたもので、備え付ける前は「設備」とはいいません。

「装置」とは、ある目的のために必要な「機械」「道具」などのことで、備え付けが完了しているか、完了していないかは問いません。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「設備」の意味とは!

「設備」は、ある目的のために必要な「建物」「道具」「機械」などを備え付けたもののこと。

ですから、備え付ける前のものは「設備」とはいいません。

また、厳密にはそういったものを「備え付けること」も「設備」といいます。
 
 
 
「装置」の場合は備え付ける前のものも対象ですが、「設備」はあくまでも備え付けが完了したものだけが対象。

この部分が違いのポイント。

たとえば、「空調機」は備え付けが完了して初めて「空調設備」と呼ばれます。

備え付けが完了する前は、「空調機」「空調機器」や「空調装置」といった言い方なのですね。
 
 
 
それから、「装置」は「建物」は対象外なのですが、「設備」は「建物」も含まれます。

たとえば、「休憩設備」や「入院設備」といったもの。

「休憩設備」は休憩するための「建物」も含みますし、「入院設備」はベッドなどの他に「建物」も含むのです。

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②「装置」の意味とは!

「装置」は、ある目的のために必要な「機械」「道具」などのこと。

備え付けの前でも「装置」であり、備え付けが完了しても「装置」です。

ですから、「装置」を備え付ければ、「設備」と言うことも出来るのですね。

ちなみに、厳密にはそういったものを「備え付けること」も「装置」といいます。
 
 
 
「装置」というと、電源プラグを差し込むと自動的に動く、といった物を想像する方もいるかと思いますが、そうとは限りません。

人の力で動かす「道具」も「装置」の一つ。

そういった人の力で動かす道具は、備え付けるものではなく自由に持ち運びができるものも含みます。
 
 
 
また、「装置」は必ず動くとは限りません。

たとえば、「防音装置」といったものがあります。

「防音装置」は、音をさえぎるための壁のこと。

こういった壁はさすがに動きません。
 
 
 
それから、「設備」は「建物」も対象でしたが、「装置」は「建物」は含んでいません。

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③「設備」と「装置」の違いを整理!

それでは、ここで一度「設備」と「装置」の違いを整理します。
 
 
ある目的のために必要な「建物」「道具」「機械」などを備え付けたものが「設備」。

備え付ける前のものを「設備」とはいいません。
 
 
ある目的のために必要な「機械」「道具」などが「装置」。

「装置」は、備え付けの有無は問いません。

また、「建物」は「装置」とはいいません。
 


 

2.「設備」と「装置」の辞書での意味!

続いて、辞書による「設備」と「装置」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「設備」の辞書での意味!

【設備】

・必要な建物・道具・機械などを備えつけること。また、備えつけたもの。「―が整った病院」

引用元:旺文社国語辞典

「備え付けること」「備え付けたもの」ということで、説明どおりの内容です。
 

②「装置」の辞書での意味!

【装置】

・機械・道具などを備えつけること。また、そのしかけ・設備。「換気―」「舞台―」

引用元:旺文社国語辞典

「建物」は対象外ですね。

内容は説明したとおりです。

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3.「設備」と「装置」の使い方!

次に、「設備」と「装置」の使い方を例文で紹介します。
 

①「設備」の使い方!

・ビル管理の仕事は大きく環境衛生、 警備、設備管理の3つに大別されている。

設備保全業務の高度化、効率化の取り組みを加速させる。

・最新の建築設備設計基準に準拠した空調熱負荷計算。

・2019年度の設備投資に関する企業の意識調査を行う。
 

②「装置」の使い方!

・イタリアでは、運転手に警告を発する装置の常備を義務づける法律が検討される。

・縫い終わりは自動上糸緩め装置により上糸は自動的に緩む。

・半導体製造装置をはじめとする多彩な製品。

・車の急発進防止装置の販売を開始した。

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4.「設備」や「装置」には似た意味の言葉がたくさんある!

「設備」や「装置」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「設備」と「装置」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「建物」「機械」「道具」が「設備」の対象。

「機械」「道具」が「装置」の対象。
 
 
「設備」は備え付けが完了したもの、「装置」は備え付けが完了しているか完了していないかは問いません。

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