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「ハバネロ」と「唐辛子」の違いを解説!どっちが何倍辛い?

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よく、「ハバネロを使った激辛料理!」とか「ハバネロソース」といったことを耳にします…。

辛い物好きの自分にとっては、興味が湧くキーワードなのですが…。

でも、行き過ぎた激辛となると、少し考えもの…。
 
 
ところで、この「ハバネロ」なのですが…。

実の実物を、スーパーで売っているのを見たことがない…。

これ、日本国内でおなじみの「唐辛子」とは別物なのだろうか…??
 
 
 
ということで、この「ハバネロ」と「唐辛子」を徹底的に調べてみました!

本記事では、「ハバネロ」と「唐辛子」の違いについて、わかりやすく解説していきます。

辛さの違いも数値化して、「どちらが何倍辛いのか?」もお伝えしますので、ご期待ください!
 

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1.「ハバネロ」と「唐辛子」の違いとは!

最初に、「ハバネロ」と「唐辛子」の違いを簡潔に説明します。

「ハバネロ」とは、ナス科トウガラシ族の植物の果実で、唐辛子の仲間であり一つの品種。

「唐辛子」とは、ナス科トウガラシ族の植物の果実で、その品種の中には「青唐辛子」「鷹の爪」などがある。

 
ということで、一言にまとめるとこういった違いです。

つまり、どちらもナス科トウガラシ族の植物で同じ仲間であり、品種が違うということ。

どちらかというと、「ハバネロ」に比べて、「唐辛子」は「唐辛子の仲間の総称」的な扱いですね。
 
 
ちなみに、「鷹の爪」の仲間も色々と枝分かれしており、「鷹の爪」以外に「熊鷹」「本鷹」や「三鷹」などがあります。

日本国内でよく見る「唐辛子」は、細長い形状のものがほとんど。
 
 
「ハバネロ」は、下のように丸い形をしています。



 
「唐辛子」というよりは、「ピーマン」や「パプリカ」のような形をしていますね。

それもそうで、「ピーマン」「パプリカ」ともに、ナス科トウガラシ族の植物。

「シシトウ」も含め、全て同じ仲間です。
 
 
「ハバネロ」は果実現物よりは、加工品が多く販売されています。

下が、ハバネロソース。



 
何となく、「タバスコ」をイメージしてしまいますが、この「タバスコ」も「唐辛子」の仲間。

正式名称は「チレ・タバスコ」といいます。
 
 
「タバスコ」も辛いですが、「ハバネロ」の辛さもかなり有名ですよね…。

この「タバスコ」や「鷹の爪」などと比較して、「ハバネロ」は何倍辛いのだろうか?

ということで、次項ではこの「辛さ」を比較していきますね!
 


 

2.「ハバネロ」は「唐辛子」の何倍辛いの?

それでは、唐辛子類の品種別の辛さを比較していきます。

辛さの単位は、「スコヴィル値」というもの。

「Scoville heat units」ということで、「SHU」であらわします。
 
 
この「スコヴィル値」とは、唐辛子のエキスを砂糖水で段階的に薄めていき、辛さを感じなくなった時点までを計測したもの。

5人の被験者で計測していました。
 
 
随分とアナログな計測方法だと思ったかもしれませんが、実はこれは昔のこと。

現在は、機械で測定しているそうです。

ちなみに、「ピーマン」のスコヴィル値は「0 SHU」で、辛さを感じないということ。
 
ハバネロ
 
では、「ハバネロ」はというと、10万~35万SHU

さらに、この「ハバネロ」の仲間で「ハバネロ・レッドサビナ」というものがあるのですが、これが25万~58万SHU
 
 
日本国内での最強は、鷹の爪の仲間の「熊鷹」で10万~15万SHU

「鷹の爪」は、4万~5万SHU
 
 
ということで、一般的な「鷹の爪」だと「ハバネロ」は7倍辛いことになります。

また「ハバネロ・レッドサビナ」は、「鷹の爪」の11倍以上辛いということ。
 
唐辛子
 
そして「タバスコ」は、3万~5万SHU。

「タバスコ」、意外に辛くないですね…って、いやいや辛いっす!
 
 
ギネスブックに載っている、世界一辛い唐辛子が「キャロライナ・リーパー」で140万~220万SHU。

それを上回るのが「ドラゴン・ブレス・チリ」で、248万SHU。

この値がギネス記録を塗りかえたという情報もありますが、非公式といった情報もあり、定かではありません。
 
 
そして、非公式でありながら世界最強の唐辛子が、「ペッパーX」でその辛さがなんと、318万SHU。

ところで、このように辛さの順位が入れ替わる理由は、長年の品種改良が要因です。

「ペッパーX」の場合は、開発に10年の歳月を費やしました。
 
 
 
余談ですが、世界一辛い「ソース」といわれているのが、下の「ザ・ソース」です。



 
なんと!!なんと、710万SHU。

ちなみに、「タバスコ」は果実ではなくソースになると若干辛さが落ちて、一番辛い「タバスコ・スコーピオンソース」で、2万3千~3万3千SHU。(辛さが低い物で1,000前後)
 
 
「タバスコ」など、問題になりません…。

「ウルトラデスソース」でも117万3千SHUです。
 
 
あと、これは参考ですが市販されているトウガラシスプレーが200万SHU、警察用トウガラシスプレーが530万SHU。
 

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まとめ

以上が、「ハバネロ」と「唐辛子」の違いについてでした。
 
 
「ハバネロ」も「唐辛子」も同じナス科トウガラシ族の仲間。

そして、「ハバネロ」は日本国内のどの「唐辛子」よりも、はるかに辛いということです。
 
 
「ハバネロ」や「唐辛子」の辛味成分である「カプサイシン」は、血行を良くしたり冷え性を改善する効果がありますが…。

過剰摂取や、辛さの度が過ぎると、逆に体に対して危険です…。
 
 
気をつけましょう。

ところで、辛いものといえば「ラー油」があります。

私は「ラー油」も大好きなのですが、この「ラー油」と「ごま油」の違いをご存知ですか?

その違いを徹底的に調べた記事がありますので、もしよかったら覗いてみてください。

「ラー油」と「ごま油」の違いを解説!もしかして別物なの?

 

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