私の妻はパンが大好物で、新しくできたパン屋さんを見つけると確実に立ち寄ります。
そのお店の味をチェックするのですよ!
ところで、私も時々パン屋訪問を付き合わされるのですが…。
そこでたまに目にするのが、一斤で売っている「食パン」と「デニッシュ」…。
この2つ、よく見ても違いがわからない…。
何がどう違うのだろう…????
ということで、この2つのパン?を徹底的に調べてみました。
本記事では、「デニッシュ」と「パン」の違いについて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.「デニッシュ」と「パン」の違いとは!
最初に、「デニッシュ」と「パン」の違いを簡潔にお伝えします。
「パン」とは、小麦粉などにイースト菌を加えて発酵させた生地を焼いた食べ物のこと。
簡単にまとめると、こういった違いです。
それでは、それぞれについてさらに詳しく解説していきますね。
2.「デニッシュ」とは!
「デニッシュ」は、デンマーク発祥の菓子パンのこと。
ですから、「パン」の種類の一つということができます。
正確には「デニッシュペストリー」といって、「ペストリー」には「パイ」や「タルト」の意味合いがあります。
ですから、「デニッシュ」も薄くした生地を何層も重ねて、パイのようなサクサク感がでるように焼き上げるのですね。
原料は、小麦粉とイースト菌ですが、ここまでは普通の「パン」と同じ。
それにバターを多く加えます。
その他に、砂糖やチョコレート、ジャムやフルーツといったものを加える場合が多いのですが、こういった甘い食材を使うのが菓子パンであるゆえん。
形状に決まりがあるわけでもなく、つくる人によって様々です。
食パンのような四角いものもあれば、パイのような丸い形のものもあります。
ただし、「デニッシュ」に共通しているのが、多くのバターを使うことと、生地を何層にも重ねること。
このため、「サクサクッ」とした食感になります。
この「バター」と「何層にも重ねる」という部分はクロワッサンと共通しているのですが、「デニッシュ」はデンマーク発祥、「クロワッサン」はフランス発祥といった違いが。
しかも、形状に決まりがない「デニッシュ」に対し、「クロワッサン」は三日月形が基本。
また、おやつのような菓子パンの位置付けなのが「デニッシュ」で、食事的な位置付けなのが「クロワッサン」です。
おすすめの「デニッシュ」を紹介します。
これは、京都のボローニャの「デニッシュ食パン」です。
ちなみに、「デニッシュ」は菓子パンと紹介しましたが、そういった概念を最初に取り払ったのがこのボローニャ。
おやつの菓子パンから、食事のための「デニッシュ」にしたのです。
日本生まれの「デニッシュ食パン」、美味しそうですね!!
3.「パン」とは!
「パン」は、小麦粉などにイースト菌を加えて発酵させた生地を焼いた食べ物。
小麦粉が一般的ですが、様々な穀物を使ったパンがあります。
たとえば、「ライ麦」「大麦」「米」「トウモロコシ」といったもの。
ですから、菓子パンである「デニッシュ」も「パン」の一つということができます。
ちなみに、「デニッシュ」を食パンのように四角く焼き上げる場合もありますが…。
この場合は、薄い層が何層もあるのが「デニッシュ」で、層になっていないのが「食パン」です。
ただし、一斤で売られている場合は、「層」が見えないため判別は難しい…。
この場合は、お店に確認するしかありません…。
ところで、この「パン」なのですが…。
やはり、焼きたてが最高!
その焼きたての「パン」を、家庭でいつでも味わうことができるようにしたのが下の製品。
これは、パナソニック製のホームベーカリー。
パン職人が、美味しいパンをつくるためにこだわるのはその日の気温。
そういった細かい気温の変化を感じ取り、微調整するのが職人技というもの。
このパナソニックのホームベーカリーは、そういった変化を温度センサーで感じ取り美味しく焼いてくれます。
まとめ
以上が、「デニッシュ」と「パン」の違いについてでした。
「デニッシュ」は、デンマーク発祥の菓子パン。
薄い層が何層にも重なり、サクサクの食感が特長です。
「パン」は、小麦粉などにイースト菌を加えて発酵させた生地を焼いたもの。
「デニッシュ」は「パン」の一つということです。
パンの解説をしてきましたが、パンを食べる時に必要になるのが「トースター」ですよね。
この「トースター」について詳しく解説した記事がありますよ。
美味しく焼ける高性能トースターも紹介していますので、ぜひ覗いてみてください。