「押入れが臭くて困っている」といった悩みを耳にしました…。
まあ、私も転勤族でしたので、古い社宅へ入居した経験があり…。
当時は確かに、押入れから独特のニオイがしていたような記憶があります…。
考えてみれば、押入れは普段利用されないデッドスペースにつくられることが多く…。
そのため、日が当たらないことが多いところ…。
押入れが臭いのは、そういったことが関係しているのか…。
ということで、押入れに関する情報をかき集めてみました。
本記事では、押入れから木のニオイがする理由と、その他の臭いニオイの原因と対策についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.押入れが臭い理由!木のニオイ?他に原因があるの?
押入れが臭くなる原因は、主に「木」と「カビ」の2つ。
まず、「木」のニオイから詳しく説明します。
押入れは、木材でできていますので、木のニオイがするのは当然。
木が持つ独特のニオイは、木の成分である精油によるもの。
精油とは、「アロマオイル」のことです。
そもそも、アロマオイルは植物から抽出したもの。
ですから、「木の持つニオイ」というものは、本来人にとって心地の良い香りなのです。
ただし、これは「木」が単独の場合の話。
押入れの木は、合板などに加工されている場合があります。
そうなると「木」だけではなく、「接着剤」や「防腐剤」などが使われることがあり、そのニオイがキツくなる場合もあるということ。
こういったニオイは、タンスやクローゼットなどにも発生することがあります。
接着剤や防腐剤のニオイは、気になる人にとっては凄く嫌なもの…。
そして、もう一つが「カビ」のニオイ。
冒頭でも触れたとおり、押入れは通常、生活空間を極力阻害することのないように、デッドスペースにつくられます。
そのため、日が当たりにくい家屋の奥につくられることが多いということ。
その結果、湿気がこもりやすくなり、カビが好む環境になるということです。
また、日々押入れにしまう布団にも汗がしみ込んでいますので、それも湿気を後押ししてしまうことに。
2.押入れが臭い時の対策!
続いて、押入れのニオイを取る方法と、カビ対策を解説していきます。
①押入れのニオイを取る方法!
本来は、天日干しをしたいところですが、押入れの場合は不可能。
ということで、押入れ用の脱臭剤を使いましょう。
これは、押入れ用の「脱臭炭」。
ニオイを取り除くアイテムとして「炭」は有名です。
それから、こういったシートタイプもありますよ。
このシートは、抗菌効果もあってカビの発生を防いでくれます。
お馴染みの、「無効空間」。
これは、炭ではなく消臭ビーズで脱臭します。
②押入れのカビ対策!
まず、既に生えてしまったカビを除去しましょう。
これは、カビ除去スプレー。
壁紙や土壁などにも使えます。
それから、カビが住みにくい環境をつくるにはこれ。
これは、「水とりぞうさん」。
除湿剤ですね。
カビを防ぐには、湿気を取り除かなくてはいけません。
最後は、防カビ剤。
これは、押入れの天井に貼り付けるタイプの防カビ剤。
カビの増殖を防いでくれます。
その他に、湿気やカビのニオイも防ぐ優れもの。
クローゼットなどにも使えますね。
押し入れが臭い時の対策についてでしたが、対策が難しいのがソファーのニオイ。
食べ物や飲み物をソファーにこぼすと、どうしても臭くなります。
臭いソファーの対処法については、下の関連記事をご覧ください。
結構、簡単ですよ。
まとめ
以上が、押入れから木のニオイがする理由と、その他の臭いニオイの原因と対策についてでした。
押し入れから木のニオイがするのは、木の精油が原因。
ただし、その他に接着剤や防腐剤のニオイが混ざると、人によっては嫌なもの。
消臭剤を使って、ニオイを除去しましょう。
それから、押し入れはカビ臭くなることもあります。
カビがあったらまずは除去、そしてカビが生えるのを防いでください。
湿気の除去も大切です。
話は変わりますが、洗濯物の部屋干しスペースは間に合っていますか?
洗濯物は多くても、部屋干しする場所は限られるもの…。
下の関連記事では、部屋干しするためのアイデアを紹介していますで、よかったら下のリンクから覗いてみください。