私自身、メガネとは随分長い付き合いです。
レンズに関しては、直接視界に入る部分なので、日々磨いているのですが…。
他の部分にはなかなか気が回りません…。
そんな感じで長い間メガネを使っていると、いつの間にかレンズ以外の部分が汚くなっているもの…。
しかも、時々臭いニオイがする時が…。
どうして臭いの…??
ということで、メガネの汚れやニオイについて徹底的に調べてみました。
本記事では、メガネが臭くなる理由と、ニオイの落とし方などをわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.メガネが臭いのはなぜ?その理由とは!
メガネで最も臭くなる部位は、人間の肌に直接触れる部分です。
ですから、鼻に掛かる「鼻パッド」とツルから伸びて耳に掛かる「先セル」という部分。
要は、「鼻」と「耳」に触れる部分ですね。
そして、特にニオイが強いのが耳に触れる「先セル」。
この「先セル」が臭くなる理由は、「皮脂」と「汗」が関係しています。
「皮脂」は潤すためのもので、「汗」は体温を下げるためのものなのですが…。
耳の付近からは、「皮脂」や「汗」が分泌されやすいのです。
そして、ニオイの一つが「加齢臭」。
この加齢臭は、「皮脂」が大きな原因。
年齢を重ねると、皮脂の中の「パルミトオレイン酸」が増加します。
パルミトオレイン酸が酸化することで、「ノネナール」という物質になるのですが、これが「加齢臭」というやつ。
「おやじ臭」ともいいますよね。
それから、年齢を重ねると「加齢臭」の他に「ミドル脂臭」というものも現れます。
「ミドル脂臭」は、皮脂と汗を「表皮ブドウ球菌」と「黄色ブドウ球菌」がエサにして排出する「ジアセチル」という物質が原因。
「加齢臭」に比べ、「ミドル脂臭」は若い30代くらいから強くなってきます。
「加齢臭」や「ミドル脂臭」は、どちらも男性が多いもの。
ですが、女性に全くないわけではありません。
「加齢臭」は「古本」「枯葉」のニオイで、「ミドル脂臭」は「古い油」のニオイがします。
メガネが臭くなる理由は、主にこの「加齢臭」と「ミドル脂臭」の2つ。
ですが、これら以外に皮脂や汗をエサにして繁殖する他の雑菌が悪臭を放つこともあります。
この悪臭は、靴や靴下、洗濯物の生乾き臭などと同じもの。
ですから、ニオイの種類も「加齢臭」や「ミドル脂臭」とは全く別物です。
滅多にありませんが、鼻パッドに蓄積したゴミに皮脂や汗が混じりあい、それに雑菌が繁殖して臭くなる場合があります。
2.メガネが臭い!落とし方と予防法!
続いて、メガネのニオイの落とし方と、臭くしないための予防方法をそれぞれ説明します。
①臭いメガネの消臭方法!
臭いメガネは、洗いましょう。
ただし、水洗いだけでは脂分はなかなか落ちません。
メガネ専用の洗剤を使うのがおすすめ。
これは、「メガネのシャンプー除菌EX」。
レンズを拭くだけならこんな大それた洗剤は必要ありませんが、問題はニオイです。
ニオイもスッキリさせるには、こういった全体を洗浄できる洗剤を使いましょう。
除菌効果もあります。
それから、細かい隙間に入り込んで洗浄してくれるのが下の製品。
「メガネブク」です。
容器に水を入れて、その中にメガネをドボンと入れます。
そして錠剤を入れるだけ。
入れ歯洗浄剤と同じ仕組みです。
ご紹介した製品は「容器」も付いていますが、「容器」は永久に使えますので錠剤が切れたら「錠剤」だけを買うだけでOK。
鼻パッドなど、狭い隙間に泡が入り込んでキレイにします。
もちろん除菌効果もありますよ。
これ、私も愛用していますが時計の金属ベルト洗浄などにも使っています。
それから、水だけで簡単に洗浄できるのが下の製品。
これは「超音波洗浄機」です。
狭い隙間もキレイにしてくれるので、時計の金属ベルトや貴金属アクセサリーなどの洗浄にも使えますよ。
水だけで洗浄しますが、除菌効果もあります。
②メガネを臭くしない方法!
メガネを臭くしないためには、「加齢臭」と「ミドル脂臭」を抑えるという方法があります。
こういったニオイは、生活習慣病を防ぐための生活を心がけることで、かなり軽減できますよ。
たとえば、適度な運動とストレス軽減、あと疲労回復など。
これらは、「加齢臭」「ミドル脂臭」ともに抑える効果があります。
あと「加齢臭」では、抗酸化作用のある食べ物を食べる他、腸内環境を整えることも大切。
それから、メガネ全体を洗浄するのは少し面倒ですが、レンズは頻繁にみがきますよね。
その際に、「先セル」も拭きましょう。
「鼻パッド」は、細かく入り組んでいるので簡単に拭き取ることはできませんが…。
「先セル」だったら、楽に拭くことが可能です。
レンズと合わせて拭き取るようにするだけで、大きな予防になりますよ。
ところで、メガネよりも臭くなるのが腕時計の「ベルト」です…。
しかも、革ベルトになるとなおさら臭い…。
ということで、時計の革ベルトのニオイ対策を解説した記事がありますので、よかったらご覧ください。
対策は意外に簡単です。
まとめ
以上が、メガネが臭くなる理由と、ニオイの落とし方などについてでした。
メガネが臭くなる理由は、汗や皮脂が主な原因。
そいったものが、酸化や雑菌の影響でニオイを放ちます。
臭くなったメガネは、専用の洗剤か超音波洗浄機で洗浄しましょう。
加齢臭やミドル脂臭を抑えるためには、生活習慣病を防ぐための生活を心がけることで軽減できます。
また、メガネのレンズを拭く際は、先セルも拭き取ると臭くなりにくくなりますよ。
ところで、特に夏場なのですが椅子に座っているとお尻が蒸れませんか?
下に記事では、椅子に座った時の蒸れを軽減させる方法を解説しています。
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それから、革靴などの簡単に洗うことができない靴の脱臭方法を解説した記事もありますよ。