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「上代」と「下代」の意味は?わかりやすく「掛け率」も含めて解説!

      2017/03/03

「花八層倍、薬九層倍、お寺の坊主は丸儲け」という通り、お店で売られている商品の値段には仕入れ値に利益がプラスされています。
商品を仕入れるときには、仕入れ値にいくらの利益をプラスして、販売価格をいくらにするのか、を考えておかなければいけません。
問屋さんや卸業者、メーカーと取引をするときに耳にする「上代」や「下代」というのは商品仕入れの専門用語、一般的にはあまり知られていない用語かもしれませんが、小売り業者ではなく卸業者やメーカーから直接商品を仕入れる、あるいはこれから小売りビジネスを始めるときには知っておきたい用語です。
ということで、今回は上代と下代の意味についてご紹介します。

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1.上代と下代の意味は?


上代(じょうだい)とは、商品の販売価格のことです。

商品定価、定価、メーカー小売希望価格のことですね。

一方の下代(げだい)とは卸値のことです。

仕入れ価格、仕切れともいいます。

つまり、あなたは「下代」で商品を仕入れ、下代に利益をプラスした「上代」であなたのお店で商品を売るのです。

上代と下代の意味は1


2.上代と下代の掛け率とは?


問屋さんやメーカーと取引をするとき、「この商品の卸値/定価は?」という代わりに、「この商品の掛け率は?」という言い方をします。

この問いに対して、問屋さんやメーカーは「6掛けでお願いします」というように答えます。

門外漢(専門家でない人)には意味が分かりませんよね。

仕入れ交渉で出てくる「掛け率」とは、商品の上代(販売価格)に対する下代(仕入れ価格)の割合のこと、販売価格の何%で仕入れることができるのかということです。

たとえば、1万円の上代(販売価格)の6掛けなら、1万円×0.6で下代(仕入れ価格)は6千円となります。

もしあなたのお店で、6掛けで仕入れた商品を1万円で販売した場合には、6千円で仕入れているので粗利が4千円です。

掛け率を計算するときは「下代÷上代」で計算、上代1万円下代6千円なら、6千円÷1万円=0.6で6掛けとなります。

掛け率の相場は業種によって違います。

食品は大体7掛け、花料は6掛けが相場と言われています。

また、消費者に売る金額を定価(1000)とした場合、

卸業者→小売り業者:定価の7掛け価格(700)
商社→卸業者:定価の5~6掛け価格(500~600)
メーカー、工場→商社:定価の4~5掛け価格(400~500)


が相場だそうです。

ちなみに、前書きの「坊主丸儲け」とは、坊主の読経には元手がかからないから売り上げ(お布施)が丸々儲けになってうらやましいという、揶揄ですね。



安く仕入れる方法・交渉編


上代と下代の意味は2


まとめ


以上が、上代と下代の意味についてでした。

卸業者やメーカーと仕入れ交渉をするとき、あるいはこれからビジネスを始めるときの参考にしてください。

卸業者から仕入れた商品を、実際にいくらで売るのかはあなた次第、メーカー小売希望価格よりも安い価格を設定すれば売れはしますが儲けは少なくなります。

また、実際のビジネスでは仕入れ以外にも人件費や諸々の経費がかかりますよね。

販売価格には仕入れ値にこれらの経費もプラスしたうえで、さらに利益も上乗せしなければいけません。

販売価格を決めるのは難しいですね(^^;)損得勘定はおろか、足し算引き算も苦手な私は想像しただけで頭が痛くなります。

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