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「くらい」と「ぐらい」の使い分けは?違いがあるの?どっちを使う?

      2017/05/28

文章を書いていると、普段は全く気にせず使っている言葉の違いや表記の仕方が気になって、手が止まってしまうことがありますよね。
たとえば、「くらい」と「ぐらい」の使い分け、とか。
ということで、今回は「くらい」と「ぐらい」の使い分けについて調べてみました。

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1.「くらい」と「ぐらい」の使い分けは?どちらが正しいの?

「くらい」「ぐらい」「位」という名詞が転じてできた副詞です。

現在ではどちらを使ってもよく、厳密な使い分けもありません。

自分がしっくりくる方を使えばよいということです。

参考までに、昔(江戸時代頃)の使い分けを載せておきます。

①名詞には濁音がつく(「ぐらい」がつく)

例1)君ぐらいだよ、そんなことをするのは。

例2)五時ぐらいに待ち合わせよう。

例3)服ぐらい自分で買いなさい。

 

②こそあど言葉(これ、それ、あれ、どれ)には清音がつく(「くらい」)

例1)これくらいのお弁当箱に~♪

 

③用言助動詞は清濁両形、どちらをつけてもよい

例1)君のためなら駆けつけるくらい/ぐらい、何でもないさ。

例2)働くくらい/ぐらいなら~

 
現在でも、このように使い分けている方はいるかもしれませんね。

書き言葉と話し言葉でも違うし、地域差や方言によってもどっちが使いやすいかは違うかも。

「『くらい』かな『ぐらい』かな」と考えれば考えるほど、どつぼにはまって分からなくなるパターンです。

何も考えず、手や口が自然と動く方を使うのがよさそうです。

 
【Japanese lessons JLPT N3 Grammar #8 「くらい、ぐらい」 [Nihongonomori Kento teacher]】


 
くらい1
 

2.「ころ」と「ごろ」も使い分ける?

「頃(ころ・ごろ)」の使い分けも、以前は「くらい・ぐらい」と同様に行われていましたが、現在では曖昧です。

ただ、「くらい・ぐらい」よりは江戸時代の頃の使い分けが残っているような気がします。

例1)五時頃(ごじごろ、体言+濁音)

例2)日頃(ひごろ、体言+濁音)

例3)そのころ、あのころ(こそあど+清音)

例4)花が咲く頃には(さくころには、用言+清濁両形)

例5)君が来る頃だと思っていたよ(くるころ/くるごろ)

 
ただ、その頃と書いて「そのごろ」と読むこともありますし、こちらも好きに使い分けたらいいのかなあと思います。

まあ、日頃を「ひころ」と読むのは間違いなので、読み方が決まっているもの以外は、ね。

くらい2
 

まとめ

以上が、「くらい」と「ぐらい」や「ころ」と「ごろ」の使い分けについてでした。

どちらも、現在では厳密な使い分けは行われていないので、決まった読み方がある言葉・フレーズ以外では、自分がしっくりくる方を使えばよいです。

私は文章を書くときは、何となく「くらい」や「ころ」を使うことが多いですね。

方言上、ただでさえ文末に濁音が多いのにさらに濁音を増やしたら見た目が鬱陶しい!

それにちょっとガラが悪い(笑)ということで、少しでも濁音を減らして見た目をすっきりさせようという姑息な手です(;´∀`)

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