ネジは金属なので、場合によってはサビます…。
サビは仕方がないとして…。
サビて回らなくなってしまっては大変です!!
でも大丈夫!!
サビたネジでも簡単に回す方法がありますよ!
ということで、本記事ではネジがサビて回らない時の対処方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ネジがサビて回らない時の対処方法!
ネジが回らない時、ただやみくもに回すとネジの山を潰してしまう危険があります…。
力任せに回すのは、一旦控えてください。
そしてネジ回しのポイントは、ネジ穴のサイズに合ったドライバーを使用することと、回す力より押し付ける力を多くすることが大切です。
ちなみに、回す力と押す力の合計を「10」とした場合、回す力が「2~3」、押す力が「7~8」の割合と覚えておきましょう。
そういったことを踏まえた上で、以下の方法を試してください。
①浸透潤滑剤!
サビて回らないネジを回すには、浸透潤滑剤を使うのが一つの手。
有名なのが、テレビコマーシャルでよく目にする以下の製品。
これは、お馴染みの「KURE556」。
ネジに浸透潤滑剤を吹き付けて、数分待つだけでオッケー。
薬剤がネジの隙間に浸透し、回るようになります。
それから、「KURE556」より強力な浸透潤滑剤が以下の製品。
これは、「ラスペネ」。
もし、「KURE556」で回らない時は「ラスペネ」を使いましょう。
「KURE556」がスタンダードな機種だとすると、「ラスペネ」はさらに高性能な上位機種という位置づけです。
その分、価格はやや高め…。
②ネジの滑り止め剤!
ドライバーの力がしっかりとネジに伝わらない場合は、滑り止め剤を使いましょう。
これですね。
ネジのドライバーとの接点になる溝に、この薬剤を塗ります。
そうすることで、ドライバーの力がしっかりネジに伝わり、回しやすくなりますよ。
力の入れ方は、押す力が「7~8」の割合を忘れないでください。
③貫通ドライバー!
貫通ドライバーとは、「叩くことができる」ドライバーのこと。
このドライバーの先端をネジにセットし、ドライバーの末端を金槌で叩きます。
すると、その衝撃がネジに伝わり、堅く固着してしまった部分がゆるむ仕組み。
④ネジ回し用プライヤー!
ネジをガッチリと「掴んで」回す方法もあります。
これは、ネジを掴める「プライヤー」。
しかも、ペンチの機能もあります。
これで、ネジの頭を掴んで回します。
⑤サビ取り剤!
最初に「浸透潤滑剤」を紹介しましたが、それとは少し違う「サビ取り剤」もあります。
これは、エンジニア製の「サビ取り剤」。
リキッドタイプです。
使い方は「浸透潤滑剤」と同じで、サビたネジに液体をつけて数分放置するだけ。
どんどんサビが無くなって、回せるようになります。
もちろん、ネジ以外のサビ取りにも使えますよ。
2.ネジのサビの落とし方!
前項では、回らないネジの回し方を解説しましたが、今度は外したネジのサビ落としを解説します。
サビを放っておくと、ネジがボロボロになって折れる原因になりますよ。
やはり、キチンとサビを落とすことは必須。
ネジのサビはキレイに落としましょう。
サビは、「削って落とす方法」と「溶かして落とす方法」がありますが…。
ネジは小さい上、しかもスクリュー状の溝があるので、溶かす方が簡単です。
ちなみに、削って落とすには「ワイヤーブラシ」「メラミンスポンジ」「サビ取り消しゴム」「研磨剤」などが有効。
こういった物で、ネジのサビを削るのは難しいですよね。
溶かす方法は、簡単。
「酢」を使いましょう。
酢の中にネジをドップリと浸けるだけ。
5分から数十分で、サビが溶け落ちます。
もし、サビが残っているようであれば、浸ける時間を延長してください。
1時間から数時間も放置すれば大丈夫でしょう。
終わったら、ネジをしっかりと水洗いして布で拭き取ってください。
酢などの「酸」はサビを溶かしますが、サビの原因にもなる物質です。
水分もサビの原因なので、しっかり水洗いした後は乾いた布で拭き取るのをお忘れなく。
ちなみに、「酢」以外では「クエン酸」もサビを溶かします。
ところで、サビやすいものといえば、いつも雨水にさらされている「傘」。
傘の骨組みは、使ううちにどうしてもサビてくるものです。
ということで、傘のサビの落とし方を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。
大きな傘ならではの方法を解説していますよ。
まとめ
以上が、ネジがサビて回らない時の対処方法についてでした。
サビて回らないネジを回すには、浸透潤滑剤を使うなど様々な方法があります。
結構使い道が広いのが、「プライヤー」でしょうか。
ネジ穴が潰れてしまったネジにも使えます。
ペンチの機能もあって便利ですね。
ただし、ネジの頭の出っ張りが無く、掴めない場合は他の方法を試してください。
ところで、「サビ」とは全く関係ありませんが…、部屋干しのスペースは十分に間に合っていますか?
部屋干しは、密集させて干すと乾きが遅くなり生乾きになります…。
ということで、狭いスペースにおける部屋干しアイデアを紹介した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。
それから、靴の臭い対策を解説した記事もありますので、こちらもどうぞ。