包丁は金属なので、サビができることがあります…。
そして、包丁は食材を切りますので…。
当然ですが、そのサビが食材に付着…なんてことも…。
これ…。
つまりは、人間がサビを食べるということ…。
大丈夫なのだろうか…???
ということで、サビの影響について徹底的に調べてみました。
本記事では、包丁のサビをそのままにした場合の可否と、サビの落とし方についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.包丁のサビはそのままでも大丈夫なのか?
結論から申し上げますと、少量の「サビ」が体に入っても全く問題ありません。
ですから、包丁のサビを食材と一緒に食べても大丈夫です。
その理由は簡単!
包丁の「サビ」は人体にとって必要な成分、「鉄分」だからです。
体に悪いどころか、逆に必要な栄養素の一つということ。
人間の体の中には、鉄分が3グラムから5グラムほど存在します。
そのうちの65%の鉄分は、血液の中の赤血球にあって、酸素を一生懸命運ぶ役目を果たしていますよ。
残りの30%は、肝臓や骨髄などに貯えられていますが、鉄分不足に備えた貯金のようなもので「貯蔵鉄」といわれています。
仮に、こういった鉄分が不足すると、貧血に…。
また、息切れが多くなり疲れやすい体になってしまいます…。
ですから、人間は鉄分を1日に0.006グラムから0.0075グラム摂取しなくてはいけません。
だからといって、サビや鉄粉を集めてモリモリたくさん食べるのはダメ。
過剰摂取すると、逆に健康被害がでますよ。
これは「水」も同じで、水分は絶対に必要なものですが、過剰摂取すると水中毒になります。
余談ですが…、「塩分」は体に悪いといわれていますよね…。
だからといって、塩分量がゼロになると人間は生きていけません…。
何事も、ほどほどにということですね。
あくまでも、これは「鉄」にできる「サビ」についてです。
「鉄」や、鉄の仲間である「鋼」「ステンレス」以外の金属の「サビ」の場合は、健康被害がないとはいえませんので気をつけてください。
2.包丁のサビの取り方!
包丁のサビは体に入っても大丈夫ですが、サビを放置すると金属がボロボロになります。
ですから、サビは取り除きましょう。
サビを取るには、「サビを削り取る方法」と「サビを溶かし取る方法」の2つがあります。
では、最初は「削り取る方法」から。
サビを削るには、研磨剤や金属タワシなど色々なものが有効ですが…。
おすすめは、これ。
お掃除などで活躍する、「メラミンスポンジ」です。
この「メラミンスポンジ」ですが、汚れを落とすスポンジのように思われがちですが…。
実は、汚れを落とすというよりは、汚れが付着した物そのものを削っています。
ですから、歯の汚れを落とすのに使ってはいけません。
歯が削れます…。
使い方は簡単。
メラミンスポンジに水を含ませて、サビを擦るだけ。
小さいサビであれば、簡単に取れますよ。
続いて、サビを「溶かす方法」。
サビは「酸」で溶けます
ですから、「酢」で溶かしましょう。
サビを酢に浸けて5分から数十分放置するだけ。
もし、数十分で落ちない場合は、時間を延長してください。
大きなサビでも1時間も放置すれば溶けますよ。
ちなみに、クエン酸でも大丈夫です。
ところで、包丁のサビについてでしたが、魚をさばくことで包丁の柄が臭くなりますよね…。
この包丁の柄のニオイを消す方法についての記事があります。
よかったら下のリンクからご覧ください。
やってはいけないことがありますよ!
まとめ
以上が、包丁のサビをそのままにした場合の影響と、サビの落とし方についてでした。
包丁のサビを食材と一緒に食べたとしても、全く問題ありません。
鉄分の補給なので、大丈夫です。
ただし、過剰摂取はいけませんよ。
包丁のサビを落とすには、メラミンスポンジで擦るか酢で溶かしましょう。
ところで、浴室から変なニオイがすることがありませんか?
浴室のニオイ対策を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
それから、靴のニオイ対策を解説した記事もありますので、こちらもどうぞ。