サラダといえば、普通は「ドレッシング」をかけて食べますが…。
私は、「とんかつソース」をかけて食べるのが好きで多用します。
千切りキャベツになると、その確率がさらに上昇!
それほど、「とんかつソース」が大好きなのですよ。
ところで、「ドレッシング」は「ソース」ではない…と認識している方は多いと思いますが…。
この場合、「ソース」と「ドレッシング」の定義の違いって、何なのでしょうね…。
野菜に使うのが「ドレッシング」???
いやいや、私のように「ソース」を野菜にかける人は他にもいるはず!!!
そんなわけで、「ソース」と「ドレッシング」について徹底的に調べてみました!
やはり、この2つには確かな違いがありましたよ!
本記事では、「ソース」と「ドレッシング」の定義の違いについて、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!!
1.「ソース」と「ドレッシング」の違い!
最初に、「ソース」と「ドレッシング」の違いについて、端的に説明しますね。
「ドレッシング」とは、主にサラダに味を添えるための液体のことで、「ソース」の中の一つ。
「ドレッシング」と呼ばれるためには、「食用油脂」と「酢か柑橘類の果汁」が原材料でなくてはいけないという定義がある。
ちなみに、「ノンオイルドレッシング」は正確には「ドレッシング」ではなく「ドレッシング類」と呼ばれる。
短くまとめると、こういった違いです。
それでは、「ソース」と「ドレッシング」についてさらに詳細に解説していきます。
2.「ソース」とは!
「ソース」は、食べ物に味を添えるための液体のこと。
基本は液体なのですが、一応はペースト状のものも含まれます。
日本で「ソース」というと、「ウスターソース」や「とんかつソース」のことを指す場合が多いのですが…。
実は、正確には「トマトケチャップ」や「マヨネーズ」も「ソース」です。
ですから、「ドレッシング」も大きな「ソース」の中の一つということ。
「ソース」には、その他に中華料理で使う「オイスターソース」や、スペイン料理などで使う「サルサソース」、「トマトソース」「ホワイトソース」などがあります。
あとは、日本の「醤油」や、タイの魚醤「ナンプラー」なども「ソース」の一つ。
下は、魚醤のナンプラーです。
ちなみに、「ソース」は基本的に他の料理に味を添えるためのものであり、「ソース」単独で飲むことはしません。
「ソース」は「スープ」ではありませんから…。
ただし、「ソース」で煮込む料理「シチュー」があります。
実は、この「シチュー」に限っては煮込むのに使った「ソース」を飲むので例外…。
3.「ドレッシング」とは!
「ドレッシング」とは、主にサラダに味を添えるための液体のこと。
つまり、サラダ用の「ソース」ということができます。
実は、「ドレッシング」には定義があり、サラダにかけるからといって「とんかつソース」を「ドレッシング」と呼んではいけません。
「ドレッシング」と呼ぶには、必ず「食用油脂」と「酢か柑橘類の果汁」が原材料であることが条件。
ですから、油っぽく、なおかつ酸っぱくなくてはいけないということです。
ちなみに、「マヨネーズ」も「ドレッシング」の中の一つ。
「マヨネーズ」も、油分も酸味もありますよね。
下は、亜麻仁油が入ったマヨネーズ、体に良さそう!
そういった定義があることから、厳密には「ノンオイルドレッシング」は「ドレッシング」ではありません。
正確には「ドレッシング類」ということになります。
ところで、「ノンオイルドレッシング」は「ドレッシング」ではないのに、「ノンオイル-青じそドレッシング」と表示されていますよね…。
食品表示法上、大丈夫なのか?と思って調べてみたら、ごくわずかではありますが「油」が入っているため違法ではないそうです…。
だとしたら、「ドレッシング類」ではなく「ドレッシング」でよいのでは…、と思うのですが…。
これは、「食用油脂」が原材料であるかどうかがポイントであり、「ノンオイルドレッシング」の場合は完全に原材料ではないので「ドレッシング」には含まれないらしい。
まとめ
以上が、「ソース」と「ドレッシング」の定義の違いについてでした。
「ソース」は、食べ物に味を添えるための液体のこと。
そして、「ドレッシング」は「ソース」の中の一つであり、サラダに味を添えるための液体です。
「ドレッシング」の定義は、「食用油脂」と「酢か柑橘類の果汁」が原材料であること。
ですから、サラダにかけるからといって「とんかつソース」を「ドレッシング」と呼んではいけません。
そんなわけで、「たれ」と「つゆ」、また「ソース」と「タレ」の違いついて調べた記事があります。
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