フライパンは色々な食材を焼きますので、当然ですが食材のニオイが移ります。
野菜類の料理であれば、それほど嫌なニオイはしませんが…。
これが、魚になるとちょっと臭いですよね…。
洗剤だけでは落ちないこともありますし…。
逆に、フライパンに洗剤のニオイがしみ込むこともあります…。
ということで、本記事では魚臭いフライパンの消臭方法について解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.魚臭いフライパンの消臭方法!
フライパンの消臭方法はいくつかありますが、おすすめ順にご紹介します。
①お茶の出がらし!
特におすすめなのが、この「お茶の出がらし」を使った消臭です。
おすすめの理由は、お茶を飲んだ後の「出がらし」を使うのでコストがゼロであること。
しかも、この方法で消臭することで、キッチンの空気のニオイもなくなりますよ。
換気扇だけでニオイが消えない場合、キッチンに消臭スプレーを噴射するのは気が引けますよね…。
そんな時は、フライパンと部屋まで消臭できるお茶の出がらしを使いましょう。
やり方は簡単。
フライパンに水を張り、その中にお茶の出がらしを入れます。
そのまま火にかけて、水を2分から3分沸騰させてください。
その後、火を消して冷めるまで放置すると、フライパンの魚臭さは消えます。
続いて、キッチンの空気の消臭。
先ほどのフライパンの中の水が冷めたら、水だけを捨ててお茶の出がらしだけにしてください。
もし面倒な場合は、水もお茶も全て捨て去り、新たなお茶の出がらしを入れても構いません。
そして、フライパンでお茶の出がらしを火にかけ、水分を全て飛ばします。
やがて、フライパンのお茶からは煙が出てきますが、そのまま2~3分乾煎りすれば終了。
焦げ付かないよう、さえばしなどでよく混ぜながら乾煎りしてください。
最後にフライパンを洗います。
部屋中が、良い香りになりますよ。
普段、お茶を飲んだ後は、出がらしを捨てずに保管しておきましょう。
出がらしは、冷蔵庫の中など様々な消臭に使えます。
②コーヒーの出がらし!
コーヒーの出がらしを使った消臭方法も、お茶の出がらし同様に特におすすめ。
こちらも、コストゼロですし、空気の消臭もできて一石二鳥です。
やり方は、「お茶の出がらし」と全く同じ。
前項の「お茶」を「コーヒー」に置き換えて実行すればOK。
お茶を飲まず、コーヒーしか飲まない方はコーヒーの出がらしで消臭してください。
お茶の出がらしを使うと部屋が茶屋さんの良い香りになりますが、コーヒーの出がらしを使うとコーヒー店の良い香りになりますよ。
もちろん、コーヒーの出がらしも冷蔵庫など様々な消臭に使えます。
③その他の方法!
お茶もコーヒーも飲まない方、フライパンの消臭だけならまだ方法がありますよ。
最初は「重曹」。
フライパンに水を張り、「重曹」を大さじ一杯入れて2~3分沸騰させるだけ。
その後、冷めるまで放置してください。
冷めたら、重曹水を捨ててフライパンを洗ったら終了です。
重曹が無かったら、代わりに「酢」を大さじ一杯でも消臭可能。
やり方は、「重曹」と全く同じです。
ただし、キッチンに酸っぱいニオイがあふれますので気をつけてください。
それから、「米のとぎ汁」を使った方法もあります。
こちらは、コストゼロでしかも簡単。
フライパンに米のとぎ汁を入れて30分放置するだけ。
最後はとぎ汁を捨てて、洗えば終了です。
2.魚臭い「手」の消臭方法!
ついでに、手に付いた魚の生臭いニオイの取り方を紹介します。
魚の生臭い成分を取るには、洗剤よりも「クエン酸」や「酢」が有効。
柑橘類の皮を強くもんだり、手に酢をまぶすことで生臭いニオイが消えます。
最後に、ハンドソープで洗い流して終了。
それ以外に、もっと簡単な方法があります!!
それは、「ステンレス」。
キッチンのステンレスシンクや、ステンレス製の蛇口を手で擦って水で洗い流すとニオイが消えるのです。
どうしてもニオイが消えない場合は、試してみてください。
もし、シンクなどに手を擦ることに抵抗がある方は、下のような製品があります。
これは、「ステンレスソープ」。
この場合は、「手」専用になりますので、抵抗感が軽減されるのではないでしょうか。
ところで、「フライパン」や「手」とともに、臭くなりやすいのが包丁の「柄」。
特に、魚をさばくことで生臭いニオイが移ります…。
下の記事では、包丁の柄の消臭方法を解説していますので、よかったらご覧ください。
実は、包丁の柄を熱湯消毒するのは逆効果です。
まとめ
以上が、魚臭いフライパンの消臭方法についてでした。
フライパンから魚臭いニオイを消すには、お茶かコーヒーの出がらしを使うのがおすすめ。
コストがかかりませんし、部屋のニオイも消してくれます。
お茶やコーヒーを飲んだ後は、出がらしは捨てずに残しておきましょう。
余談ではありますが、洗濯物の部屋干しスペースは十分に間に合っていますか?
洗濯物の生乾き臭予防は、広々と干して素早く乾かすことが大切です。
下の記事では、「狭いスペースでいかに広く干すか」といったアイデアを紹介していますので、よかったら覗いてみてください。
それから、ニオイ繋がりで靴の消臭方法を解説した記事もありますので、こちらもどうぞ。