家で生活していれば…。
たまには、何かを床に落としてしまうこともあります…。
「ティッシュを落とした」とか、「ペンを落とした」程度であれば拾えば済むのですが…。
「スープをこぼした…」とか、「生ゴミを散乱させた!」となると、かなりヤバい!
掃除も大変ですが、その後に変な臭いが残ってしまいます…。
こういった拭き取るだけでは落としにくい「臭い」…、何とかならないものか…??
ということで本記事では、フローリングの臭いの取り方を、段階別にわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.フローリングの臭いの取り方!【第一段階】
絞った雑巾での水拭きだけで臭いが取れない場合は、「中性洗剤」を使いましょう。
たとえば、中性の「食器用洗剤」。
バケツの水に食器用洗剤を数滴入れて、その水に雑巾を浸してください。
雑巾を堅く絞ってから、床を拭き掃除します。
もし、臭いが残っているようであれば、洗剤の量を増やしてみてください。
拭き掃除の際は、フローリングにコーティングされているワックスに注意しましょう。
あまりにも力を込めて、ゴシゴシ擦るとワックスが剥がれます。
また、洗剤もワックスに影響する場合がありますので、出来る限り「臭いがする部分」限定に拭き掃除をしてください。
この段階で、臭いがどうしても落ちないようであれば、第二段階です。
2.フローリングの臭いの取り方!【第二段階】
第一段階で臭いが取れない場合は、「重曹水」を使いましょう。
重曹は消臭効果が高いです。
下は、掃除用の重曹。
重曹水は、水1リットルに対し、大さじ2杯の重曹を溶かしてつくります。
あとは、前項と同様に雑巾に浸して、堅く絞ってから拭き掃除をしてください。
それから、「魚の生クサい臭い」に効果を発揮するのが「酢」です。
料理人も、魚の臭いを消すために酢を使いますよね。
酢水の作り方は、水5に対し酢が1。
つまり、水500ミリリットルに対して、酢が100ミリリットルです。
あとは、浸してから堅く絞った雑巾で拭き掃除をしましょう。
ちなみに、「重曹」も「酢」もやはりワックスに影響しますので、気をつけて拭いてください。
3.フローリングの臭いの取り方!【第三段階】
第一段階でも、第二段階でも臭いが取れない場合…。
もしかしたら、雑菌が悪臭を放っているかもしれません。
臭いが取れない時は、最後の手段で専用の洗剤を使いましょう。
これは、オレンジオイルを使った、フローリング専用の洗剤です。
もちろん汚れも落としますが、その他に「消臭」と「除菌」してくれるのが特長。
悪臭の原因が雑菌の場合は、この除菌作用で取ることが可能。
この洗剤を使用した後は、撥水効果が高まって汚れにくくなります。
その他には、下のような製品も。
これは、ペットのおしっこの臭いなどに効果を発揮します。
しかも、「消臭」に加えて「除菌」もしてくれる優れもの。
ペットがいるご家庭の場合は、こちらでしょうか。
洗剤を2種類紹介しましたが、雑巾がけの際はゴシゴシ擦り過ぎないように注意してください。
やはり、ワックスに影響する場合があります。
フローリングに飲み物をこぼした場合、拭き掃除自体はそれほど難しいことではありません。
しかしこぼす場所が、フローリングではなくカーペットになるとかなり厄介です。
ということで、カーペットにしみ込んだ臭いを消す方法について解説した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。
★カーペットにコーヒーをこぼした!匂いも含め完璧に消すには!
こちらも、段階別に解説していますよ。
まとめ
以上が、フローリングの臭いの取り方についてでした。
フローリングの臭いを取る場合は、「水」→「中性洗剤」→「重曹・酢」→「専用の除菌消臭洗剤」の順番で試してみてください。
またフローリングは、力を込めて擦るとワックスが剥がれる危険があります。
気をつけて拭いてください。
ところで、悪臭といえば洗濯物の生乾き臭。
部屋干しの生乾き臭を防ぐには、密集させずに広々と干して、素早く乾燥させること大切です。
ということで、狭いスペースにおいて広く干すためのアイデアを紹介した記事がありますので、下のリンクからどうぞ。
それから、洗えない靴の消臭方法を紹介した記事もありますので、よかったらご覧ください。