Investigate Blog

お役立ち情報を深掘りしてご紹介いたします!

*

「視察」と「見学」の違いを解説!意味や使い方は?英語では?

      2018/07/02

Pocket
LINEで送る

工場などの現場を見ることを、「視察」といったり「見学」といったりします。
なんとなく同じような行為に見えるこの二つ…。
実は、意味や使い方が違います。
ということで、今回は「視察」と「見学」の意味の違いと使い分けなどについて調べてみました。
 

スポンサードリンク

 

1.「視察」と「見学」の意味の違いと使い方は?英語では?

まずは、「視察」と「見学」を広辞苑で調べます。

【視察】
・実地について状況を見きわめること。

【見学】
・実地に見て知識を得ること。

 
「視察」も「見学」も、物事が行われる現場を見ることは同じです。

では、見るは見るでも何が違うのか!それは「目的」と「立場」です。

①「視察」と「見学」の目的の違い!

【視察】
現地に行きその状況を見きわめるのが「視察」です。

ポイントは「見きわめる」で、「見きわめる」とはただ見るだけではなく「物事の奥底を知り尽くす」という意味と、「何らかの判断を下す」という意味があります。

つまり「視察」の見る目的は、「深く知り尽くす」ことと「何かの判断をする」ことになります。

【見学】
漢字の通り「見て学ぶ」のが「見学」です。

ですから、「見学」の見る目的は「学ぶこと」、見ることで知識や技術を吸収するということですね。

②「視察」と「見学」、見る側と見られる側の立場の違い!

【視察】
「視察」は、「深く知り尽くす」と「判断を下す」といった意味がありますので、どちらかというと見る側の立場が上になります。

視察により、不具合な業務運営などを改善する目的があったり、その事業が予算配分に相応しいか、などの判断の材料となったりします。

つまり、見られる側としては、「何を指摘されるのか…。」とハラハラドキドキとなるケースが多いですね。

ただし「被災地視察」や「海外視察」に関しては、見られる側ではなく、見る側の関係部署に対して判断を下すことが多くなります。

【見学】
見学は、相手に対して「見させていただき、学ばせていただきたいのですが」とお願いする行為がくっついてきます。

つまり、見る側の立場が下になります。

工場見学
 

③「視察」と「見学」、英語では!

【視察】
「視察」を英語にすると「inspection(インスペェクション)」です。

ですが、「inspection」を逆に日本語に訳すと「視察」以外に、「監査」「調査」「検閲」「検査」ですので、英語では若干強権的なイメージが強くなります。

ですから「海外視察」など、少し見学寄りの意味合いが強くなる言葉には相応しくありません。

海外視察の場合は「overseas tour(オヴァシーズツアー)」や「study tour(スタディーツアー)」と訳します。

【見学】
「見学」を英語にすると「a tour(アツアー)」「the tour(ザツアー)」や「study tour(スタディーツアー)」です。

他には「observe(オブザーブ)」でもOKで、これは「見学」とか「観察」といった意味です。

オブザーバーは会議などで第三者的な立ち位置の人をいいますが、このオブザーブする人という意味です。
 

スポンサードリンク

 

2.「参観」と「視察」「見学」との意味の違いと使い分けは?英語では?

「視察」や「見学」と似た言葉で「参観」があります。

「参観」を広辞苑で調べてみます。

【参観】
・その場に行ってみること。

 
漢字のとおり、「参加して観る」という意味ですね。

外側から見る見学と違い、内部に入り込んで参加しながら観るのです。

ここで、「見る」と「観る」の違いが気になると思うのですが、「見る」は「ぼんやり見る」「なんとなく見る」と「念入りに見る」「しっかり見る」という両方の意味がありますが、「観る」は「念入りに見る」「しっかり見る」といった意味があります。

「観察」の「観」ですね。

ただし、「見学」の場合もしっかりと、念入りに見ますので「見る」と「観る」は同じ意味で使われています。

ということで、「参観」と「視察」「見学」との違いは、自分の見る位置だけです。

「視察」と「見学」にあったような、「目的の違い」や「お互いの立場違い」といったものはありません。

物事を外側から見るのが「視察」と「見学」、物事に参加しながら見るのが「参観」です。

「参観」を英語にすると、「visit(ビズィット)」「observe(オブザーブ)」です。

「visit」は参観のほかには「訪問」という意味もあり、「observe」は前項でも解説しましたが「見学」や「観察」といった意味もあります。

授業参観
 

まとめ

以上が、「視察」と「見学」の意味の違いなどについてでした。

奥深く知り尽くすために見たり、見た後に何らかの判断を下したりするのが「視察」です。

知識や技術などを学ぶことを目的に見るのが「見学」です。

「視察」はどちらかというと見る側が上の立場、「見学」は見る側が下の立場です。
 

スポンサードリンク

 

 - 暮らし・生活・雑学