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「大勢」と「多勢」の違いを解説!意味の違いや使い分けは?

      2018/09/17

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「大勢」と「多勢」という言葉があります。
「大」と「多」の違いです。
「多い」という意味だとしたらどっち使うべきなのでしょう?
ん…?使い分けの仕方がよくわかりませんよね…。
ということで、今回は「大勢」と「多勢」の意味の違いや使い分けなどについて調べてみました。
 

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1.「大勢(おおぜい)」と「多勢(たぜい)」の意味の違いや使い分けは?

①「大勢(おおぜい)」と「多勢(たぜい)」の意味は?

では、最初に「大勢」と「多勢」の意味を辞書で調べてみます。

【大勢(おおぜい)】
・多くの人。多人数。(対義語:小勢)

【多勢(たぜい)】
・多くの人。多人数。(対義語:無勢)

 
辞書では、「大勢」も「多勢」も全く同じ「多くの人」という意味です。

ですが、注目すべきは「多くの人」という同じ意味でありながら、対義語がそれぞれ違っているということ。

「大勢」の対義語が「小勢(こぜい)」、そして「多勢」の対義語が「無勢(ぶぜい)」です。

同じ意味でありながら、対義語が違うのは不思議ですよね…。

では、どういった場面で「大勢」と「多勢」を使い分けたらよいのか?

大勢

②「大勢(おおぜい)」とは!どういった場面で使う?使い方は?

基本的に「多くの人」という意味で使う場合は「大勢」を使います。

「多くの人」という意味なので、「大勢」の対義語が「少ない人数」という意味の「小勢」が当てはまります。

「多くの人」で「多い」なので、漢字の「多」を使った「多勢」の方がピッタリなのでは?と思いますよね。

ですが、「多くの人」という意味で使う時は「大勢」を使うのが正解です。

「大勢」は「おおぜい」と読みます。

使い方は以下のとおりです。

大勢の参加者でにぎわう。
大勢が事務所に押しかけて来た。
大勢が押し合った結果、将棋倒しとなった。
大勢が騒いで何も聞こえない。

大勢

③「多勢(たぜい)」とは!どういった場面で使う?使い方は?

一方の「多勢」は、「たぜい」と読みますが「おおぜい」とは読みません。

「多勢」は「たぜい」ですので気を付けましょう。

では、この「多勢」はどういった場面で使うのか?

一般的に、人がたくさんいることを表現する場合は、「おおぜい」と言いますが「たぜい」とは言いませんよね。

ですから、「多勢(たぜい)」を使う場面とは、ことわざなどごく限られています。

たとえば、「多勢に無勢(ぶぜい)」ですね。

そして、「多勢」の対義語は「少ない人数」という意味の「無勢(ぶぜい)」が当てはまります。

ん?「大勢」の対義語も「少ない人数」の意味の「小勢」で、「多勢」の対義語も「少ない人数」の意味の「無勢」???

「小勢」も「無勢」も「少ない人数」?

そうです、意味は同じです。

ですが「無勢」も、一般的に「少ない人数」をあらわす場合には使いません。

通常は「小勢」を使うのです。

つまり、「無勢」も「多勢」同様に、使う場面はことわざなどごく限られているのです。

「無勢」の使い方も「多勢に無勢」です。

ちなみに、「多勢」と「無勢」の使用例で紹介した「多勢に無勢」は、「小人数で大人数に向かっても負けてしまう」という意味です。

大勢

④「大勢(おおぜい)」と「多勢(たぜい)」の違いとは!

「多くの人」という意味として使う場合は、一般的に「大勢」を使います。

「多勢」を使う場面とは、ことわざの「多勢に無勢」などのごく限られた場面だけです。

「大勢」の対義語は「少ない人数」という意味の「小勢」です。

一方の「多勢」の対義語は、同じ「少ない人数」という意味の「無勢」です。

「無勢」を使う場面も、ことわざなどごく限られています。
 

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2.「大勢(おおぜい)」と「大勢(たいせい)」の意味の違いや使い分けは?

さてさて、説明しました「大勢(おおぜい)」は、「たいせい」といった読み方もします。

実は、「おおぜい」と「たいせい」では、意味が全く違ってくるのです。

ですから、漢字の読み方の違いで、人それぞれ違った解釈になってしまう危険があるのですね。

ちなみの「大勢(おおぜい)」の意味は、前項で説明したとおり「多くの人」です。

そして「大勢(たいせい)」の意味は以下のとおりです。

【大勢(たいせい)】
①おおよその形勢。だいたいのようす。
②世のなりゆき。

 
ということで「大勢(たいせい)」の意味は、「だいたいの形勢、だいたいの様子、だいたいの状況」といった意味ですね。

それから「世のなりゆき」といった意味もあります。

人の人数は全く関係ありません。

野球1

そして、「大勢(たいせい)」の具体的な使い方は以下のとおりです。

・投開票が進み、選挙結果の大勢は決まりつつある。
・前半の大量得点により、試合の大勢が決まりつつある。
・今になり2人が意見をひるがえしたが、大勢には影響はないだろう。
・反対意見が大勢を占める。
・社会の体勢にしたがって生きるしかない。
(世のなりゆきの意味)
 

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まとめ

以上が、「大勢」と「多勢」の意味の違いや使い分けなどについてでした。

「大勢(おおぜい)」も「多勢(たぜい)」も、「多くの人」という意味で同じです。

ですが、一般的に「多くの人」を表現する際は「大勢(おおぜい)」を使います。

「多勢(たぜい)」を使う場面は、ことわざの「多勢に無勢」など、ごく限られています。

ちなみに「大勢」は「たいせい」とも読みますが、「だいたいの形勢」という全く違う意味になります。

ところで、「大」と「多」の説明をしましたが、「最小」と「最少」をキチンと使い分けていますか?

実は、「最少限」という言葉はありませんよ!!

下の記事で「最小」と「最少」の違いを詳しく解説していますのでもし興味がありましたらご覧ください。

【関連記事:「最小」と「最少」の違い!】

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