ファラベラという動物をご存じでしょうか?
犬?猫?・・・・・いえいえ、ファラベラは馬です。
ミニチュアホースの一種で、馬の中では世界最小品種!
なので、おうちで飼うことができます。
「そんなことを言っても、どうせアメリカとかの広い庭付きの家や牧草地がないと無理なんでしょ」という方、ファラベラは日本の猫の額ほどの庭(失礼な!)でも飼うことができますよ。
とはいっても、いくつかの条件を満たさなければいけませんが。
ということで、今回はファラベラの飼育方法について調べてみました。
1.ファラベラはどんな馬?大きさや寿命は?
ファラベラはミニチュアホースの一種で、馬の中では世界最小品種です。
体高は70~78cm、小さい個体では50cm以下のことも!
大型犬サイズですね。
ただ、ここで一つ注意!
体高とは、頭の先から足の先までではなく、馬の首の根元あたりにある「キ甲」までの高さ。
なので、体高50cmのファラベラも実際にはもっと大きい、50cmの上に首と頭が載っています。
【スエトシ牧場 ミニチュアホース そらまめ サラブレッド】
ファラベラの寿命は20~30年、大きさは大型犬サイズでも寿命は犬よりもずっと長いです。
さらに体も丈夫です。
性格は人懐っこく、温厚です。
頭がよく学習能力も高いので、名前を呼べば近づいてきますし、しつけや調教も可能です。
ちなみにファラベラという名前、ちょっと変わった音ですよね。
ファラベラのファラベラたるゆえんは、アルゼンチンのファラベラさんが品種改良して生まれた馬だからです。
2.ファラベラの価格は?
ファラベラの価格は70万円~300万円、大体80万円前後が多いようです。
ファラベラの販売元はこちらです。
【ミニチュアホースの販売と飼育 - スエトシ牧場】
http://www.bokujo.co.jp/mini/
【スエトシ牧場 ミニチュアホース そらまめの散歩】
3.ファラベラの飼育方法は?飼育には許可申請が必要な都道府県がある?
ファラベラの飼育、犬猫に比べると難しそうですが、実際のところは?
ということで調べてみました。
・ファラベラの飼うには、5坪(10畳)ほどの土地があるのが望ましい。
5坪の土地があれば散歩は不要です。
ふむふむ、まずは5坪の土地ね( ..)φメモメモこれは日本でもクリア出来る方は多そうですね。
・5坪の土地がないときには、30分程度の散歩が必要。
庭はなくても大丈夫みたいです。
・馬小屋を用意すること。
馬小屋は高さ1m30cm以上、間口1m50cm以上、奥行き1m50cm以上。
このくらいの小屋であればホームセンターで買ってきた材料で作ることができそうですね。
小さなファラベラの場合は、大型犬用の犬小屋を代用することもできます。
・エサは1日2~3回。
1回あたり、乾草1kg・ふすま(小麦の外皮など)500g・大麦200g。
やっぱり馬は草を食べるんですね。
エサを用意するのは犬や猫に比べて大変そうですが、JAで購入すれば1ヶ月5000円程度でまかなうことができるそうです。
近くにJAがある方はエサ問題も楽々クリア(^^)v
ファラベラ、意外と飼育しやすそうです。
・馬小屋掃除は毎日!
ファラベラは小屋の中でトイレをするため、掃除は欠かせません。
・ファラベラを診ることができる獣医を探すこと。
・蹄の手入れをしてくれる人を探すこと。もしくは自分で行うこと。
馬小屋掃除は仕方ないとして、最後の二つはけっこうハードルが高そうですね。
ただ、その他のポイントは大型犬を飼うのと同じくらいのハードルかなと思います。
散歩がない分、楽かも?とも。
ファラベラを飼育するときに注意したいのが、自治体への飼育許可申請要否の確認です。
大型の家畜である馬や牛は、都会では飼育許可申請が必要な都道府県・市町村があります。(ほとんどの自治体では、家畜飼育の許可は不要なところが多いそうです。)
したがって、ファラベラの場合は小型のため不要と思われますが、念のため、都道府県や市町村に確認しておいた方が無難と思われます。
あと、忘れてはいけないのが、ご近所さんへの事前許可です。
ご近所付き合いの上では、重要です。
まとめ
以上が、ファラベラの飼育方法についてでした。
ファラベラ、かわいいし飼育もしやすそうだし、うちは田舎だし、飼えるといえば飼えるけど・・・・・ただ、寿命が長いですね。
今から飼い始めて30年後となると・・・・・私・・・、
高齢者一歩手前じゃん(´・ω・`)
ファラベラを飼う前は最後まで面倒をみることができるかも考えた方がよさそうです。