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「図」と「表」の違いを徹底解説!タイトル位置はどこがベスト?

更新日:

 
レポートや論文を書くとき、今自分が描いているものが「図」なのか「表」なのか、分からないことがありますよね。

そもそも「図」と「表」の違いって一体……???

グラフはどっちなの?

ということで、今回は「図」と「表」の違いなどについて調べてみました。
 

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1.「図」と「表」の定義と違いとは?

「表」とは、文字・数字、それに縦横罫線だけで構成されたものです。

縦と横の罫線を格子状に区切ったものに、文字と数字を並べて見やすいようにしたものです。

Excelで罫線とデータなどで作成するのが「表」ですね。

「表」を活用することで、データの特徴や傾向などが見やすくなります。

「図」とは、「表」以外の、物の形状を描いたものです。

たとえば、グラフやフローチャート、地図、模式図は「図」です。

なので、レポートや論文でグラフを作成したり貼り付けるときには「図1」と書いてください。

ちなみに、「表」をグラフ化することで、データの特徴や傾向の他に推移が一目でわかるようになります。

違いをもう一度整理しますと、「表」とは文字・数字・罫線だけで構成されたもの「図」とは表以外の、物の形や形状を描いたものでグラフなども含まれます。

図1
 

2.「図」と「表」それぞれのタイトル位置、作成/貼付時の注意点は?

「図」タイトルは図の下につけます。

ただし、ブラフに関しては例外として上の場合もあります。
 


 
「表」タイトルは表の上につけます。

タイトルの前に「図1(Figure1)」や「表3-1(Table3-1)」のように、通し番号をつけます。

表では、一番上の横罫線を太くしてその上にタイトルを書くことが多いです。

それ以下の横罫線は細くします。

タイトル以外でも、図や表を作成・貼り付けるときにはこのような注意点があります。

【図と表の作成/貼付時の注意点】

①図や表は1ページ(1枚)におさめること。
何ページにもわたる図や表は基本的には作成しません。
ただ、データが多いときにはやむなく長い表になることはあります。

②文献を引用するときには( )内に出典を明示すること。
黙って引用してはいけません。

③表では小数点以下の桁数を統一すること。
また、縦方向で小数点の位置を揃えること。

④図では縦軸と横軸のラベルを忘れないこと。

 
「図」や「表」は読み手にとって見やすい・読み手が理解しやすくするために用いるものです。

なので、上の注意点や基本は守りつつも、一番大切なことは読み手にとって分かりやすいレポートや論文にすることです。

「この方が分かりやすい」というときには、ルールよりも分かりやすさを優先させることもあります。

ただし、論文作成のルールが決まっているときにはそれに従ってください。
 

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また、レポートや論文の図では、あとでコピーをすることを考えて、モノクロで作成します。

カラーの図だとモノクロコピーをしたときに、見にくくなることがあります。

【エクセルでの表の作り方】

 
【エクセルでのグラフの作り方】

 
図2
 

「図」と「表」の違いをお伝えしましたが、「記号」と「マーク」の違いをご存知ですか?

「記号」と「マーク」の違いについては、下の関連記事をご覧ください。

「記号」と「マーク」の違いを解説!意味は?文字/符号と違う?

 
 

まとめ

以上が、「図」と「表」の違いや作成時・貼付時の注意点などについてでした。

「表」は文字・数字・縦横罫線だけで作成するもの、「図」は表以外のものです。

円グラフや棒グラフは「図」です。

グラフをレポートに作成したときには「図1」としてください。

図や表を作成するときには、ルールや注意点を確認し、見やすい図や表を作成しましょう。

読み手を混乱させたり誤解させるような図や表を作成しちゃだめですよ。

レポートなどでは、「表記」や「標記」といった言葉も使いますよね。

この「表記」と「標記」、「ひょうきの件について」といった場合はどっちの「ひょうき」だと思いますか?

もしよかったら、下の記事をどうぞ。

表記と標記の違い!あるポイントを押えると使い分けが簡単!

 

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