全ての物は、長い間使ううちに傷んでくるもの…。
特に、自転車の場合は金属製なので、「サビ」が増えていきます…。
少々のサビで、自転車が動かなくなることはほぼありませんので…。
「サビが増えてきたな~」と思う程度で、それほど危機感は生まれません…。
ただし、自転車の「リング錠」がサビた場合は話が違ってきます。
リング錠とは、このタイプ。
サビで鍵が開かない場合は、自転車を使うことができません!!
では、鍵がサビた場合はどうすべきか?
ということで、サビ対策を徹底的に調べてみました。
本記事では、自転車の鍵がサビて開かない場合の対処法をわかりやすく解説していきます。
自転車の鍵にもたくさん種類がありますが、特に「リング錠」について深掘りしてみました。
1.自転車の鍵がサビて開かない時の対処法!
自転車の鍵、特にリング錠タイプは、円形のスライドする部分がサビると大変です。
サビが酷くなりスライドしなくなると、鍵が開きません…。
そういった場合は、そのスライド部分に「浸透潤滑剤」を注入しましょう。
テレビCMなどで、有名なのが「クレ556」。
サビて強固に固着してしまった、ボルトやナットなどを緩めるための薬剤です。
浸透潤滑剤を吹き付けて、数分待てば終了。
数分待って、まだスライド部分が動かない場合は、カナヅチなどで軽くたたきショックを与えてみてください。
動くようになったら、可能であればスライド部分のサビをサンドペーパーで落としましょう。
その時は、メッキの部分ではなくサビの部分だけにしてくださいね。
メッキを削ると、そこがサビやすくなりますよ。
余談ですが、サラダ油などの「油」でも代用できますが、やはり効き目は「クレ556」にはかないません。
もし、「クレ556」でもビクともしない場合、他の手もあります。
これも同じ浸透潤滑剤で、「ラスペネ」という製品です。
わかりやすく言ってしまえば、「クレ556」よりも高性能な浸透潤滑剤。
その分、少し高額です…。
ちなみに、我が家では「クレ556」と「ラスペネ」ともにありますが、やはり困った時には「ラスペネ」ですね。
強力ですよ。
2.自転車の鍵穴が回らない時の対処法!
リング錠のスライド部分であれば、そこに浸透潤滑剤を注入すればほぼ解決するのですが…。
これが、スライド部分ではなく「鍵穴」になると注意が必要です。
クレ556やラスペネを鍵穴に注入すると、注入した直後は鍵がスムーズに回るようになるのは確か。
しかし、クレ556やラスペネは、「油」を使った薬剤です。
時間が経つと、鍵穴の中の油分にホコリなどが付着し、やがて油とゴミが合わさった塊に…。
そして、その油カスが原因で、鍵が再び回りにくくなります。
構造が単純な「ディスクシリンダー錠」であれば、浸透潤滑剤を使っても問題ないとされているのですが…。
基本的には、やめた方が良いでしょう。
ちなみに、「ディスクシリンダー錠」というのは、鍵穴が「く」の字で、子鍵の側面がギザギザになっているタイプの鍵のこと。
昔は、ほとんどの鍵はこのタイプでした。
しかし、ピッキングに弱く防犯性が低いため、現在は減ってきている鍵です。
やはり鍵穴には、鍵穴専用の潤滑剤を使いましょう。
これは、美和ロックの「3069」。
実は、我が家の玄関の鍵が回りにくく、これを使っています。
というのも、実は玄関の鍵穴に、昔「クレ556」を使った経験があり、そのせいで回らなくなりました。
そのため、現在はこの「3069」を使っています。
ちなみに、鉛筆の芯を粉末にして入れても回りやすくなりますが…。
削ってから、粉を穴に入れるのが少し面倒です…。
あと、効果も「3069」の方が高いですよ。
ところで、通勤や通学に毎日使うのが「自転車」ですが、同じく毎日使うのが「靴」。
靴は毎日履きますので、どうしても臭くなりますよね…。
ということで、洗わずに靴を消臭する方法を解説した記事がありますので、よかったらご覧ください。
様々な対策を紹介していますよ。
まとめ
以上が、自転車の鍵がサビて開かない場合の対処法についてでした。
自転車の鍵がサビで開かない場合は、「クレ556」や「ラスペネ」などの浸透潤滑剤を使ってください。
サラダ油でも代用できますが、効果はやはり浸透潤滑剤にはかないません。
それから、鍵穴に対しては「3069」などの鍵穴専用の潤滑剤を使いましょう。
鍵穴に油系の潤滑剤を使うと、逆効果になる場合があります。
余談ではありますが、職場で椅子に座る時間が長い方…。
お尻が蒸れませんか?
下の関連記事では、椅子に座った時の蒸れ対策を解説していますので、よかったら覗いてみてください。
それから、職場などで毎日使う歯ブラシケースの悪臭対策を紹介した記事もありますよ。