「ワイヤー」といえば、私がイメージするのは「ワイヤーロープ」。
たくさんの細い金属の線を、より合わせてつくったロープのことで、ものすごく頑丈なもの。
ワイヤーロープの物によっては、吊り橋を支えるロープに使われたり、クレーンで重い物を吊り下げるロープなどに使われます。
しかし、本来の「ワイヤー」の意味は、これだけではありません。
金属を細く伸ばした単独の線である「針金」や、電気を通すための線である「電線」も「ワイヤー」と呼びます。
実は、ワイヤーにも種類があって、切る道具も様々。
ということで本記事では、ワイヤーを切る方法について、種類別にわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ワイヤーを切る方法!【針金】
最初は、金属を細長く伸ばした単独の線、「針金」の切り方から。
庭の柵を縛る、盆栽の樹形を整えるといった用途で使う針金は、それほど太いものはありません。
そういった頑丈ではない針金は、「ペンチ」で切るのが一般的です。
これが、「ペンチ」。
あとは、下の「ニッパー」でもオッケー。
その他にも、針金を切るための工具はたくさんありますが、「ペンチ」「ニッパー」といったものが一般的。
使い方は、工具の刃の部分に針金を挟んで、グリップを握るだけ。
テコの仕組みで、それほど強い力がなくても切れます。
それから、針金にも太くて頑丈なタイプもあって、ペンチやニッパーでは刃がたたない場合も…。
そういった場合は、以下の製品をどうぞ。
これは、「ボルトクリッパー」。
「釘」などの切断にも使えます。
また、台所などで重宝する「ワイヤネット」も切ることができますよ。
ただし、このボルトクリッパーの許容の太さが4ミリまで。
切る前に、ワイヤーの太さを確認してください。
2.ワイヤーを切る方法!【電線】
続いて、「電線」。
電線は、電気を通すことが目的ですので、強靭さはそれほど求められていません。
ですから、前項で紹介した「ペンチ」「ニッパー」「ボルトクリッパー」で切ることができます。
それから、電線にも「単線」の場合もあれば「より線」のタイプも。
「単線」でも「より線」でも、「ペンチ」「ニッパー」「ボルトクリッパー」で切断可能ですが…。
より線の場合、細い線がバラバラになってしまう場合があります。
バラバラを防ぐのであれば、以下の製品がおすすめ。
これは、「ケーブルカッター」。
より線を広げないように切断する工具です。
切り口がキレイですよ。
3.ワイヤーを切る方法!【ワイヤーロープ】
最後は、「ワイヤーロープ」。
吊り下げに使うことが多く、それ故に、強靭さを追求したワイヤーです。
ですが強靭なワイヤーロープであっても、太さなどが許容範囲であれば、「ペンチ」「ニッパー」「ボルトクリッパー」で切断可能。
ただし、ワイヤーロープはより線です。
ですから、普通に切断すると、細い線がバラバラに…。
これは、前項の「電線」と同じ現象ですね。
より線をバラバラにしないようにするには、「ワイヤーカッター」がおすすめ。
これは、前項の「ケーブルカッター」と同じ仕組み。
より線をまとめるように切断し、バラバラになるのを防ぎます。
ただし製品によっては、より線ではないワイヤーに使うと刃がかける場合がありますので気をつけてください。
また、全ての工具に共通しますが、許容範囲の線の太さなど、必ず確認してください。
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まとめ
以上が、ワイヤーを切る方法についてでした。
「針金」を切るには、「ペンチ」「ニッパー」「ボルトクリッパー」を使います。
「電線」の場合も、「ペンチ」「ニッパー」「ボルトクリッパー」で切断可能ですが、より線をバラバラにしないようにするのであれば、「ケーブルカッター」を使いましょう。
「ワイヤーロープ」も「ペンチ」「ニッパー」「ボルトクリッパー」でオッケー、そしてより線をキレイにカットするには「ワイヤーカッター」を使ってください。
いずれの工具も、太さなどの許容範囲を確認してから使用しましょう。
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