時々、「スゲーッ!」と思うほどの芸術的なグラスに出会います。
何が凄いかって…、それはガラスに傷をつけて描くアート。
これ、専門の職人が大掛かりな機械を駆使して描いていると思いがちですが…必ずしもそういったわけではありません。
実はこのアート、誰でもガラスを削ることで描くことが可能ですよ!
しかも、こういったガラスを削る技術があれば、割れてしまって鋭く尖ったガラスを安全に丸めることも…。
ということで本記事では、ガラスを削る方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.ガラスを削る方法!【傷をつける】
最初は、ガラスに傷をつけて描く方法から説明します。
ガラスは頑丈で、簡単に傷をつけることはできませんが…。
ダイヤモンド粒子がついた道具さえあれば簡単です。
それが、下の製品。
これは、「ルーター」。
先端部分が電動で回転する工具。
その先端に「ダイヤモンドビット」という、ダイヤモンド粒子がついた工具を取り付けて使います。
そして、そのダイヤモンドビットが回転することで、ガラスを削る仕組み。
このルーターをペンのように手に持ち、ただガラスを擦ることで簡単に文字や絵を描くことができます。
ちなみに、このダイヤモンドビットは付属品です。
付属の先端工具は、その他に「研磨ホイール」や「砥石」など様々なものが付いていますよ。
そういったアタッチメントを交換することで、ガラスの他に金属・石・木材・プラスチック・セラミックなど色々なものが加工できます。
もちろん、ただ傷を付けるだけではなく、穴あけや切断、サビ落としなども可能。
作業時は安全確保のために、一応ゴーグル(メガネ)や防塵用のマスクを装着してください。
2.ガラスを削る方法!【丸める】
「ガラステーブルの先端が欠けてしまった!」など、ガラス製品が危険な刃物になってしまう場合があります…。
そういった場合は、ガラスを削って丸めてしまいましょう。
丸めるには、前項で紹介したルーターに大きめのアタッチメントを取り付けることで大胆に削ることができます。
ただし、ルーターでは大きさやパワーに限界が…。
ということで、以下のヤスリがおすすめ。
これは、「ダイヤモンドヤスリ」です。
ダイヤモンドの粒子がついたヤスリで、手動で削るタイプ。
目が細かいものあります。
これは、「ダイヤモンドラッパー」。
仕上げ用の研磨に使う工具で、これも手動です。
目の大きさも色々と種類がありますよ。
それから、削る領域が広い場合はさすがに手動だと時間がかかります…。
そういった場合は、「グラインダー」を使いましょう。
これは、ハイコーキの「グラインダー」。
ヤスリなどを電動で回転させる装置です。
そして、グラインダーに取り付けるアタッチメントが下の製品。
これは、ガラスや石を削ることができる「砥石」。
グラインダー・砥石、どちらも外径100ミリ・穴径15ミリで合致します。
ガラスを削る際は「ゴーグル」や「防塵マスク」の装着、グラインダーを使う際はその他に「革手袋」を装着してください。
ところで、お出かけ先に「傘を忘れてきた!」といった経験はありませんか?
よくあることですが、こういった傘忘れを防止する方法があります。
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便利なアイテムがありますよ。
まとめ
以上が、ガラスを削る方法についてでした。
ガラスを削って傷をつける際は、「ルーター」をペン代りに使って描いてください。
それから、ガラスを削って丸める際は、ダイヤモンド粒子がついた「ヤスリ」を使いましょう。
範囲が大きい場合は、「グラインダー」を使ってください。
ところで、シーツなど大きい衣類を干すスペースは十分に間に合っていますか?
シーツでも、小さくコンパクトに干すことができますよ!
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それから、浴室を清潔に保つアイデアを紹介した記事もありますので、こちらもどうぞ。