水道の蛇口やシンクなどに、白い「石灰」が固くこびりつくことがあります。
この「石灰」の正体なのですが、実は水道水に含まれるミネラル分。
ミネラルにも色々あって、その中の「炭酸カルシウム」が正式名称です。
炭酸カルシウムをわかりやすくいうと、「貝殻」「石灰岩」「鍾乳石」のこと。
どれも、ガチガチに固いものですよね…。
そんな固い石灰ですので、こびりついてしまうとそう簡単に落とせるものではありません…。
では、この石灰をキレイに落とすにはどうしたらいいのか???
大丈夫!溶かしてしまえばいいのです!
ということで本記事では、石灰を溶かす方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.石灰を溶かすには?簡単な方法がある!
結論から申し上げますと、石灰は「酸」で溶かすことができます。
たとえば、「酢」や「レモン果汁」といったもの。
つまり、レモンを搾った果汁で溶かすことができますが、お掃除にレモンや酢を使うのはもったいないですよね…。
ということで、おすすめが以下の製品。
これは、お掃除用の「クエン酸」です。
クエン酸も同じ「酸」ですので、石灰を溶かすことが可能。
この粉末状のクエン酸を、水100CCに対して、小さじ半分の割合で溶かします。
ですから、200CCに対して、小さじ1杯ですね。
もし、石灰が溶けにくかったら、クエン酸濃度を高くしてもオッケー。
調整してください。
そのクエン酸水を、上のようなスプレーボトルに入れて吹き付けると使いやすいですよ。
石灰にスプレーしたら、あとはゴシゴシ擦るだけ。
ちなみに、浴室の鏡にできる「ウロコ汚れ」も犯人は石灰です。
ついでに、鏡の掃除にも使ってみてください。
2.コーヒーマシンの石灰を溶かす方法!
さてさて、この「石灰」なのですが「コーヒーマシン」にもこびりつきます。
しばらくコーヒーマシンを使い続けると、「石灰を除去してください!」といった警告が表示されますよね…。
実は、コーヒーマシンの石灰もクエン酸で除去することができるのですが…。
クエン酸を使ってはいけません!!!
クエン酸でコーヒーマシンの石灰を除去すると、コーヒーがすっぱくなりますよ…。
ですから、コーヒーマシンの石灰は専用の除去剤を使いましょう。
これは、「デロンギ」の石灰除去剤。
ですから、デロンギのコーヒーマシン用です。
ちなみに、この除去剤は「乳酸」という「酸」で石灰を溶かす仕組み。
しかもこの「乳酸」、「クエン酸」よりも強力です。
ところで、傘をお出かけ先に忘れてきてしまった経験がありませんか?
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良いアイテムがあります。
まとめ
以上が、石灰を溶かす方法についてでした。
石灰は、「酸」で溶かすことができます。
たとえば、「酢」「レモン果汁」などが当てはまりますが、おすすめは掃除用の「クエン酸」。
ただし、コーヒーマシンの石灰をクエン酸で落とすと、コーヒーがすっぱくなります。
コーヒーマシンの石灰は、専用の除去剤を使いましょう。
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