普通は、寒い季節に使う「毛布」。
暖かい季節になると、こういった「毛布」は不要になり、長期間置きっぱなしに…。
でも、使わないからといってただそのまま押入れに眠らせておくと、変なニオイがしてきたり虫やカビなどの餌食になりますよ…。
そもそも、毛布はニオイのもとになる汗や皮脂などがついていますし、それを狙ってカビなども…。
ですから、そのまま毛布をしまってはいけません!
ということで本記事では、毛布の保管方法と防虫剤などの活用方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.毛布の保管方法は圧縮がおすすめ!防虫剤は必要?
毛布を保管する際は、布団圧縮袋を使うのがおすすめ。
布団圧縮袋は「羽毛布団の形を壊す」といったデメリットがありますが、毛布であればメリットしかありません。
「虫」「湿気」「カビの胞子」など、全てシャットアウトします。
仮に、万が一虫が侵入できたとしても、基本的に袋の中が酸素の薄い状態であるため、虫は容易に活動できないでしょう。
では、やり方を詳しく説明していきますね。
最初に、毛布をクリーニングしましょう。
素材の都合で自宅での洗濯が不可能な物であれば、クリーニング店に依頼してください。
続いて、クリーニングした毛布をしっかりと乾かします。
そして、乾いた毛布をいよいよ布団圧縮袋に入れるのですが、できることなら湿度が高い雨降りの日は避けた方が無難。
これが、「布団圧縮袋」。
布団圧縮袋に毛布を入れたら、布団圧縮袋用の「脱酸素剤」と「シリカゲル」を一緒に入れてください。
上が「脱酸素剤」で、下が「シリカゲル」。
脱酸素剤で酸素を吸収するので虫は生きていけませんし、シリカゲルで湿気を吸収してカビなどを防ぎます。
さて、この他に「防虫剤」が必要なのか?ですが、基本的に不要です。
そもそも布団圧縮袋の中に、後から虫が侵入するのは不可能。
仮に、元々の毛布に虫が潜んでいたとしても、脱酸素剤があるので生きていくのは難しいでしょう。
また、普通の防虫剤を布団圧縮袋に入れると、真空状態によって薬剤が変質しシミの原因になる可能性があります。
どうしても防虫剤を入れたい場合は、布団圧縮袋に適応した防虫剤を入れてください。
2.その他の毛布の保管方法!
「布団圧縮袋は使いたくない!」という人向けに、その他の保管方法を紹介します。
まずは、毛布をクリーニングと乾燥。
クリーニングから乾燥までは、どういった保管をしようと必須です。
そして、収納ですが…。
押入れに保管する場合は、たたんで敷き布団よりも上に重ねましょう。
押入れの最下部には、「すのこ」を敷くのをおすすめします。
空気の通りが良くなって、衛生的です。
それから、押入れに「除湿剤」と「防虫剤」を入れましょう。
こういった除湿剤や防虫剤は、あくまでも押入れ用なので布団圧縮袋の中に入れないでくださいね。
それから、保管スペースが少ない場合は以下のような製品もあります。
これは、毛布を収納できる「衣類収納ケース」。
毛布の他に衣服も収納できますので、冬物の衣類を一緒入れておくと便利ですね。
ところで、布団は毎日使うものですが、どうしても「ニオイ」がつきものです…。
そういった、布団のニオイ対策を解説した記事がありますよ!
よかったら下のリンクからご覧ください。
男性が使う布団は特に臭い!でも対策があります!
まとめ
以上が、毛布の保管方法と防虫対策についてでした。
毛布は、布団圧縮袋に入れて「脱酸素剤」「シリカゲル」と一緒に保管するのがおすすめ。
「虫」「湿気」「カビの胞子」など全て遮断します。
ですから、毛布を布団圧縮袋に入れて保管する際は、防虫剤は必要ありません。
毛布を布団圧縮袋に入れずに保管する際は、「すのこ」「除湿剤」「防虫剤」を活用して押入れなどで保管しましょう。
毛布は、最初に「クリーニング」と「乾燥」を忘れずに。
ところで、寒い冬に「なぜか布団がずれて寒い!」という方に朗報です。
布団のズレ防止を解説した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。
それから、洗濯した大きいシーツを、コンパクトに干す方法を解説した記事もありますので、こちらもどうぞ。